|
上で作ったシリコン型に下の画像に映っている“プロキャスト200”
の2液を同量づつ混入しシリコン型の中に流し込みます。
この際、上に説明した割り箸などがキャスト剤を流し込むガイドとなり
ます。キャスト剤の硬化までは約15〜20分ほどです。
そしてキャストに起こした複製ヘッドを削る・切ると加工していきます。
このヘッドの場合は一度髪の毛と耳を全て削り落として頭の形の修正を
した後、“スーパースカルピー(粘土)”で造型して行きます。
(この粘土はオーブントースター等で焼くまでは硬化しない特性を持っ
ています)僕の場合スカルピーによる造型の専門ではないので・・・、
最初に髪を造型し焼いて固めた後、首部を造型し焼いて固め、最後に耳
を造型、これも焼いて固めました。
この粘土は造型がしやすい様にひじょうに柔らかく出来ている為、片方
の耳を造型しもう片方を造型している時に、間違って先に作った耳を指
などで触って型を崩してしまう場合があるからです。
そして出来上がったヘッドに缶スプレーのサーフェーサー(後ろに見え
る青色の2本の缶スプレー)を吹いて表面を綺麗に馴らしていきます。
僕の場合は顔面部には1000番(目の細かい)のサーフェーサーを、そ
れ以外には500番(目の粗い)のサーフェーサーを何回かに分けて吹き
付けます。この作業により表面の細かい凹凸などは綺麗に滑らかになり
ます。
そして仕上がったヘッドの型を取り直して、複製ヘッドを作って完成で
す。 尚、この際必要なヘッドの数が1つですむ場合には“プロキャス
ト200”による複製を作る必要もありません。そのまま塗装しても充分
に使えます。
以上、ヘッド複製の作業方法でした。
|