初心者講座
■ 追加設定
●. 基本的なWindowsの設定方法については、初心者講座 Part2 基本設定 で説明しましたが、ここでは、もう一歩踏み込んだWindowsの設定とでも言え
ばいいのか、Windowsを、より快適に使う為の設定方法について説明します。 基本設定は必修科目、追加設定は選択科目位の差があるので、ユーザー
自身のパソコンで実際に設定変更をされる場合は、ここでの解説をよく理解した上で実行して下さい。 きちんと理解して設定をすると快適な環境を手に入
れる事ができる反面、設定を誤ると不具合の原因になったり、パフォーマンスの低下を招きかねないと言う事を念頭において下さい。だからと言って、何も
怖がる必要はなく、スキルアップするには欠かせない事柄です。
マイドキュメント
(参考画像=上左側、上右側)
この設定は、依然として基本設定と難易度は変わらないのですが、補足と言う意味でマイドキュメントフォルダを移動させる場合の方法について説明しま
す。基本設定のインターネットオプションの項で、Cドライブ以外にパーテーション (ボリューム) がある場合には、Temporary Internet Filesフォルダを、C
ドライブ以外のパーテーションに移動させると、システムドライブの断片化を防げるメリットがあると説明しましたが、このマイドキュメントフォルダを、Cドラ
イブ以外に移動させることも同様の意味で有効です。方法は簡単です。スタートメニュー → マイドキュメントを右クリックして、右クリックメニュー → プロ
パティを実行すれば、マイドキュメントのプロパティウインドウが開くので、移動ボタンをクリックして、移動先の選択ウインドウを開きます。次に、マイドキュ
メントフォルダを移動させるボリュームを選択し、OKボタンを押せば、そのボリューム自体がマイドキュメントフォルダとして機能します。その時、マイドキュ
メントフォルダ内のサブフォルダの移動の可否を訊ねるダイアログが表示されるので、『 はい 』 をクリックすると、サブフォルダも同時に移動させることが
できます。また、移動先のボリューム全体ではなく、ボリュームの一部をマイドキュメントフォルダとして機能させたい場合は、新しいフォルダの作成ボタン
を押して新規フォルダを作成し、名前をマイドキュメントに変更後、そのフォルダを選択して、OKボタンを押します。
(参考画像=下上段左側、下上段右側、下下段)
WindowsXPでは、不正終了などのエラーが起きた場合には、システムログに自動的に記録されます。これは、エンジニアがエラーの原因を突き止めるた
めに利用するものですが、ユーザー自身の役に立つことは、まず有りません。エラーログの記録や警告処理を無効にすることによって、システムの負荷
を僅かですが軽減することができるので、その方法について説明をします。コントロールパネル → システム → 詳細設定タブへと進み、設定ボタンをクリ
ックします。画像のように、起動と回復ウインドウが開くので、システムエラー欄の三つの項目のチェックボックスのチェックをすべて外して、デバッグ情報
の書き込み欄のプルダウンメニューから 『 なし 』 を選択します。これでエラーのシステムログ記録や警告処理が無効になります。さらに、このウインドウ
ではもうひとつ、WindowsXPの起動時間を僅かに早くする設定ができるので続けて説明しますが、一番上の起動システム欄の 『 オペレーティングシステ
ムの一覧を表示する時間 』 のチェックボックスのチェックを外して、『 必要なときに修復オプションを表示する時間 』 の秒数を 『 10 』 秒間程度に設定し
ます。次に、編集ボタンを押すと画像のように、boot.ini がメモ帳でひらきますので、WindowsXPの記述がある行の一番後ろに半角スペースを空けた後に
続けて、【 /noguiboot 】 と直接書き加え、上書き保存します。このメモ帳での直接編集作業は、WindowsXPの起動時にWindowsXPのロゴを表示させなく
することで、起動時間を僅かに高速化するためのものです。自信がない間は触らない方が無難かもしれません。次に、OKボタンを押して起動と回復ウイ
ンドウを閉じると、システムのプロパティの詳細設定タブのウインドウが開いていますので、一番下のエラー報告ボタンを押して、画像のエラー報告ウイン
ドウを開きます。エラー報告を無効にするにチェックを入れ、重大なエラーが発生した場合は通知するのチェックを外し、OKボタンを押します。このエラー
報告とは、ユーザーに、どのようなエラーが起きているのかを教えてくれる訳ではなく、自動的にマイクロソフト社へ対して、エラーの情報を送信するもの
ですので、ユーザー自身には、あまりメリットがない為、無効にする方がシステムの負荷軽減のためにもいいでしょう。この追加設定のコーナーで解説し
ている内容について少し補足しておきますが、パソコンをユーザーが快適に使うため、ストレス無く使うための高速化テクニックの一つ一つの効果は僅か
です。しかし、これらの作業を積み重ねることで、それなりの効果が生まれると言うことを理解しておいて下さい。
起動と回復
. ここから先の設定内容及び方法はレベルが一段と高くなってきます。それだけに、設定後の効果も高いのですが危険度も増しますので、細心の注意
を払って作業するよう心がけて下さい。
ブート
(参考画像=上左側上段、上左側下段、上右側、下左側、下右側)
まず、スタートメニューから、次の項目を確認してください。スタートメニューパネルの右側の最後の項目に、『 ファイル名を指定して実行 』 項目は表示さ
れていますか?表示されていなければ、初心者講座 Part2 基本設定 のタスクバーとスタートメニューの項目を参考にして、スタートメニューのカスタマイ
ズウインドウのスタートメニュー項目の上から3つめ 『 [ファイル名を指定して実行]コマンド 』 のチェックボックスにチェックを入れた後でOKボタンを押して
ウインドウを閉じて下さい。これで、スタートメニューに項目が追加されます。スタートメニューの 『 ファイル名を指定して実行 』 項目をクリックすれば、画
像のように、ファイル名を指定して実行ウインドウが表示されます。このウインドウでは、テキストボックスにファイル名を入力して実行する事で、レジストリ
エディタやシステム構成ユーティティ等のツールを起動したりする事ができます。ファイル名を指定して実行ウインドウのテキストボックスに 【msconfig】と
入力して、OKボタンをクリックする事で画像のように、システム構成ユーティリティが起動します。 このシステム構成ユーティリティのスタートアップタブで
は、Windowsの起動時に、自動的に起動するプログラムの中から自動的に起動する必要のないものを選択する事で、自動起動しないように、設定を変更
する事ができます。自動起動するプログラムの中にもユーザーの目に見えたところで起動するものとバックグラウンドで起動するものとがあります。無駄
にリソースを消費させないためにも、自動起動の必要がないものは自動起動をしないように設定を変更します。 ただし、自動起動を止めてしまうと不具合
を起こしてしまうプログラムもあるので、プログラムの選択は慎重に行って下さい。基本的に、ユーザー自身がインストールしたアプリケーション関係のも
のは、止めても大きな問題起こす可能性は低いと言えるでしょう。下に具体例を挙げて説明しておきますので参考にして設定変更して下さい。ファイル名
を指定して実行ウインドウのテキストボックスに、【drwtsn32】 と入力して、OKボタンをクリックすると画像のように、ワトソン博士と呼ばれるプログラムのウ
インドウが開きます。このワトソン博士と呼ばれるプログラムは、アプリケーションエラーが起こると自動的にバックグラウンドで起動してエラーを記録する
プログラムです。しかし、この記録も先に説明した、システムエラーの記録同様に、ユーザーには何のメリットもないので設定を変更してアプリケーション
エラーを記録しないようにし、PCの処理動作の無駄を少しでも省くようにします。 設定変更方法はこれも簡単で、インストラクションの数、保存するエラー
数をどちらも、【0】 に設定し、オプション項目のチェックボックスのチェックをすべて外して、OKボタンを押してウインドウを閉じれば完了です。自動起動の
止め方自体は簡単です。止めたいプログラムの横のチェックボックスのチェックを外して適用ボタン押します。 その後、閉じるボタンを押すと、画像のよう
に、再起動を促すダイアログが表示されるので、『 再起動して終了 』 ボタンを押します。 再起動が始まり、次の起動時に、画像のシステム構成ユーティ
リティダイアログが表示されるので 【 Windowsの開始時にこのメッセージを表示しない。またはシステム構成ユーティリティを起動しない。】 と言う文字列
横のチェックボックスにチェックを入れてOKボタンを押せば完了です。
システム構成
■ 補足
●. 問題はここからです。どのプログラムを止めればいいのか?それぞれのスタートアップ項目が何のプログラムなのかと言うのを特定するのがパソコ
ン上級者にも難解なことなのです。そこで、止めない方が無難なものを紹介して置きますので、この項目のチェックは外さないようにしておいて下さい。

                   【 IMJPMIG 】                  【 TINTSETP 】                  【 TINTSETP 】                  【 imjpmig 】                  【 ctfmon 】

以上の5つです。これを外すと日本語入力が通常の方法ではできなくなるため、初心者には不向きなのです。

他のものについては、コマンドと書いてある項目に注目してください。

                                例
                                スタートアップ項目            コマンド
                                □ccApp                        "C:\Program Files\Common Files\Symantec Shared\ccApp.exe"

Symantec Shared となっています。シマンテック シェアド、つまり、このプログラムは、シマンテック社の製品と言うことになり、ノートンアンチウイルス等の
事だと言うことが分かります。そうなると、このチェックは外すべきでは無いと言うことが、自ずと分かると思います。このようにして、一つ一つを調べ、設定
を変更していきます。面倒ですが、一つ一つ慎重にやって下さい。また、どうしても分からないものは、そのままにして、無理に変更はしない方が無難でし
ょう。そんなに難しい設定変更なら、最初からやらないでいいじゃないか、と思われるユーザーも多いかと思いますが、このシステム構成ユーティリティに
慣れておくと、設定変更はしなくとも、ウイルスなどに感染してしまった時やスパイウェアに侵入されてしまった時に、発見 (ウイルスやスパイウェアの中に
は、ここに、項目を自ら書き込んで、自動起動するものも少なくありません。) や駆除にも役立つのでぜひ、覚えておいて下さい。
ソースネクスト