初心者講座
■ 追加設定2
●. 追加設定の続きです。 ここでは、Windowsのバックグラウンド、つまり、ユーザーの意識しないところで、必要に応じて自動的に動作しているサービス
と呼ばれるプログラムの制御操作、及び、レジストリの編集による各種設定方法を解説します。一段とレベルの高い部分に触れる事になりますが、きちん
と理解してやれば怖がる必要は何もありません。
■ Windowsサービス
Windowsサービス
(参考画像=上)
WindowsXPで実行できる機能の多くは、Windowsサービスがバックグラウンドで動作することによって実現しています。Windowsサービスを一言で説明す
るのは難しいのですが、基本的にアプリケーションのように独自のインターフェイスを持たずにバックグラウンドで動作を続けるプログラムだと考えて下さ
い。WindowsXPのデフォルト設定では、数十種類のWindowsサービスがシステムに読み込まれます。その内の多くのものが起動時に自動的に有効にな
り動作しています。 WindowsXPの多機能性は、Windowsサービスによって実現されていることは言うまでもありません。しかし、充実した機能を実現する
ために、多数のWindowsサービスが動作する事による弊害もあります。 バックグラウンドでプログラムが動作するには、その分のメモリーを占有しなくて
はなりません。つまり、Windowsサービスが動作するとメモリーもその分消費されると言う事を理解しておいて下さい。では、Windowsサービスを止めてし
まえばいいのかと言えば、そう言う訳にもいきません。何故なら、Windowsの起動に関するプログラムやハードウェア情報を検出するためのプログラムな
どの必要不可欠なものも含まれるからです。 そこで、止めてしまっても構わない、Windowsサービスと止めない方がよいものとをユーザー自身が判断し
て、設定する必要がでてきます。
WindowsサービスWindowsサービスの中で、基本的に無効にしても構わないもの、ユーザーの環境によっては、無効にして良いも
の、無効にするべきではないものを、別表1 に、まとめてみましたので、設定の参考にして下さい。
Windowsサービスの操作方法は、初心者講座 Part6 追加設定 で、説明しましたが、スタートメニュー → ファイル名を指定して実行をクリックして表示さ
れる、ファイル名を指定して実行ウインドウのテキストボックスに、【services.msc】 と入力してOKボタンを押すと、参考画像のサービスウインドウが開きま
す。 次に、操作したい項目をダブルクリックすると、画像のように各項目のプロパティウインドウが開くきますので、サービスの状態欄で、目的のボタンを
選択、実行します。次に、スタートアップの種類欄のプルダウンメニューの ▼ をクリックして目的の項目を選択、実行すれば設定が完了します。他の項
目も同様の操作を繰り返し、ウインドウを閉じれば終了です。
注. サービスウインドウは、スタートメニュー → コントロールパネル → 管理ツール → サービスからも呼び出すことができます。
レジストリ
(参考画像=上)
システムの設定やアプリケーションの設定などのWindowsに関する設定の殆んどは、レジストリに記録されています。そのため、直接レジストリを編集す
れば、通常ではできない細かい設定変更も可能です。ここでは、レジストリを直接編集することによって、使いやすいWindows環境を構築する方法につい
て説明します。 高度な設定変更方法ですが、理解して自分のものにすることができれば、この初心者講座の最終目標である初心者のスキルアップと言
う点では、一段と前進できたと言えるでしょう。手作業で、レジストリを編集するには、レジストリエディタを使います。 レジストリエディタの起動は、上の項
で説明したWindowsサービスと同様に、ファイル名を指定して実行ウィンドウで、【regedit】 と入力して実行します。 既存のレジストリエントリを編集するに
は、目的のエントリをダブルクリックして表示される編集用のダイアログボックスの 『 値のデータ 』 に、新しいデータを入力します。表示されるダイアログ
ボックスは、データの種類によって異なります。参考画像の文字列値の場合は、数値、もしくは、ファイル名等の文字列を入力します。バイナリ値の場合
は、16進エディタが表示されるので、16進表記の値を入力します。 画像のDWORD値の場合は、数値を指定するのですが、10進表記と16進表記をラ
ジオボタンで選択することができます。設定の結果は変わらないので、分かりやすい方を選択して下さい。また、レジストリを編集する前に、バックアップ
を取るようにした方が安全です。最も手軽にバックアップするには、サブキーの内容をレジストリファイルとしてエクスポートする方法があります。具体的
には、目的のサブキーを選択し、『 ファイル 』 メニューからエクスポートを選択。 表示されるダイアログのファイルの種類では、『 登録ファイル (*.reg) 』
が選択されている事とエクスポート範囲で、『 選択された部分 』 が選択されている事を確認して任意のフォルダに保存するだけです。 エクスポートした
レジストリファイルを復元するには保存した、『 .regファイル 』 をダブルクリックするだけです。この方法が最も簡単なバックアップ方法ですが、完全に元
の環境に戻る訳ではないので注意が必要です。 変更したサブキーやレジストリエントリを復元することはできますが、新たに作成したサブキーやレジス
トリエントリが削除される訳ではないのです。よく分からない場合は、ERUNT を利用するといいでしょう。 このツールについても、フリーソフト Part4 厳選
フリーソフト紹介
で、紹介していますので、必要な方は利用して下さい。
レジストリ快適な、Windows環境を構築するためのレジストリ編集を視覚的に分かりやすく、別表2 に、まとめてみました
ので、レジストリを編集される場合には、参考にして下さい。
ソースネクスト