初心者講座
■ トラブル
●. ここでは、基本的なパソコンのトラブルに関して解説をしますが、トラブルと言っても様々のケースが存在するため、解説すること自体が非常に難しい
ものです。 初心者講座 Part8 トラブルでは、パソコンに起こり得る不意のトラブルに対して、慌てず対処できるスキルを身に付けて頂くためのお手伝いを
したいと思います。また、実際に起こったトラブル解決については、当サイトの 初心者講座掲示板 もしくは、多数のPC関連サイトが共同で初心者の質問
に対してお答えする 共有質問掲示板 (共有PC-Q&A掲示板) 等を利用して下さい。
@. 一般的な質問の場合
○. 質問する内容を自分でよく考えて、回答者に質問を理解してもらえるようにする。
A. トラブル関係の質問の場合は、その内容を判りやすく明確に説明する。
○. エラー画面、ダイアログの有無及び内容。
○. トラブルが起きる直前の操作状況。
B. 質問の種類にかかわらず、自分自身のパソコン利用環境を判りやすく紹介する。
○. 利用しているOSの種類、サービスパック適用等の情報。
○. パソコンのメーカー、自作機、ノート型、デスクトップ型等の情報。
○. CPU、搭載メモリのサイズ等のスペック情報。
○. インターネット接続回線の種類、速度等の情報。
○. セキュリティ対策の導入状況、ソフトの種類等の情報。
C. その他
○. 回答者が質問に対して回答をする為に必要な情報は、できるだけ詳しく提供する。
○. 礼儀正しい質問の仕方を心がける。
マウスコンピューター/G-Tune
■ トラブル全般
●. パソコンが起動しない
電源スイッチを押してもパソコンが正常に起動しない。大きな問題ではありますが、慌てずに症状を冷静に判断しなくてはなりません。一口に起動しない
と言っても、色々な原因が考えられるので、原因を一つずつ確認して行く必要があります。パソコンのスイッチを入れてみて、起動の具合を観察してみま
す。まったく反応が無いのか、OSの読み込みまでは進むのかなどで、原因や対処方も異なるからです。
@. パソコンのスイッチを入れても電源やCPUのファンも回らなければビープ音もならない
症状/原因/対処‥電源ユニット等のスイッチが入っているかを確認します。次に、マザーボードに電源ケーブルやフロントパネルのケーブル類が正しく
接続されているかをチェックしてみても動作しない場合は、電源ユニット等の故障が考えられます。
A. パソコンのスイッチを入れると電源やCPUのファンは回るが、ディスプレイには何も表示されない
症状/原因/対処‥ディスプレイのスイッチは入っているか、ケーブルの接続が緩んでいないかなどを確認します。ディスプレイに、何も表示されなけれ
ば、ディスプレイの故障やBIOSの設定がおかしくなっている可能性があります。
B. 電源を入れた直後に表示されるメーカーのロゴやシステム情報を表示するPOST画面で動作が止まる
症状/原因/対処‥グラフィックボードの外部電源の接続不具合やメモリの不具合、電源容量不足、HDDや光学ドライブのジャンパ設定ミスなど、ハー
ドウェアの接続や設定に誤りがある場合に起きる可能性が高いトラブルです。
C. ウインドウズの起動は始まるが、途中で止まったり、エラーメッセージが表示されたりする
症状/原因/対処‥マスターブートレコードやブートセクタ等、起動に必要な領域の情報が壊れているか、システムファイルやレジストリが壊れている場
合等のOS関連のシステムファイルやHDD上の起動設定情報に問題がある場合が殆んどです。 まず、セーフモードで起動できるかを確認し、起動できる
ようであれば、『 システムの復元 』 を試すと良いでしょう。『 システムの復元 』 で起動できなかった場合は、回復コンソールでの修復を試みてください。
○. システムの復元
セーフモードで起動。POST画面が表示されたら、F8キーを押し、拡張オプションメニューが表示されたら、『 セーフモード 』 を選択して、ENTERキ
ーを押します。セーフモードでの起動に成功したら、スタートメニュー → すべてのプログラム → アクセサリ → システムツール → システムの復
元を起動します。システムの復元が起動したら、『 コンピューターを以前の状態に復元する 』 を選択後、次へをクリックします。 カレンダー画面が
表示されるので、日付を選んで次へをクリック。後は、次へを押して進み、再起動します。 詳しくは、初心者講座 Part14 Customizeを参考にして下
さい。
○. 回復コンソールで修復
WindowsXPのインストールCDをドライブに入れて再起動します。 ドライバを読み込んだ後に表示される起動画面で、『 R 』 キーを押して回復コン
ソールを呼び出します。回復コンソールが起動したら、システムがインストールされているドライブの番号を押して、『 Administrator 』 のパスワー
ドを入力すれば、修復用のコマンドが入力できる状態になります。
1. マスターブートレコードの修復
C:\WINDOWS> の文字の直後に、fixmbr と入力して、ENTERキーを押すと警告文が表示されます。警告文の最後の行に、新しいMBRを書き込み
ますか?
の文章が表示されたら、『 Y 』 キーを押すと修復が実行されます。 コマンドの実行が終了して、新しいブートレコードは正しく書き込まれ
ました。
の文章が表示されたら、その後の C:\WINDOWS> の文字の直後に、exit と入力して、ENTERキーを押します。 再起動後、OSが起動する
かを確認します。
2. ブートセクタの修復
C:\WINDOWS> の文字の直後に、fixboot C: ( fixboot と C: の間に半角スペースを入れる ) と入力して、ENTERキーを押します。 新しいブートセ
クタを C: に書き込みますか?
 の文章が表示されたら、『 Y 』 キーを押すと修復が実行されます。コマンドの実行が終了し、新しいブートセクタは
正しく書き込まれました。
 の文章が表示されたら、その下の行の C:\WINDOWS> の文字の直後に exit と入力して、ENTERキーを押します。再起
動後、OSが起動するかを確認します。
●. ネットワークに繋がらない
ネットワークのトラブルは、原因の切り離しが難しいために厄介です。 パソコン、ルーター、サーバーなどの一つでも調子が悪いとネットワークには繋が
りません。ユーザー側が、正常でもプロバイダに障害が発生していれば問題が起きてくるため、どこに原因があるのかを特定しなくてはなりません。
@. ルーターが自動切断する設定になっている
症状/原因/対処‥ルーターの自動切断機能が働いていると、突然ネットワークへの接続が出来なくなったりします。ADSLやFTTH回線でインターネットにアクセスしているのなら、ルーターの接続方法を常時接続するように設定にします。
A. DHCPでのIPアドレス取得に失敗
症状/原因/対処‥ファイヤーウォールソフトを導入している場合は、必要なプログラムまで止めていないかを確認します。次に、コマンドプロンプトを使
ってのIPアドレスの取得状況確認を試します。
○. コマンドプロンプトの起動
スタートメニュー → すべてのプログラム → アクセサリ → コマンドプロンプトを実行します。
1. IPアドレスの確認
C:\> の文字の直後に、ipconfig と入力して、ENTERキーを押せば、IPアドレスが表示されます。IPアドレスが、『 169.254.x.x 』 や 『 0.0.0.0 』 等の
ように表示されたら、IPアドレスの取得に失敗しています。
2. IPアドレスの再取得
IPアドレスの確認で表示された情報の下部、C:\> の文字の直後に、ipconfig /renew ( ipconfig と /renew の間に半角スペースを入れる ) と入力
して、ENTERキーを押し、IPアドレスの再取得を試みます。
B. 回線の状況を確認する
症状/原因/対処‥コマンドプロンプトを起動して、プロバイダやアクセス先のサーバーに問題があるのか、ユーザー側のパソコンの設定に問題がある
のかを確認します。
1. 問題点の確認
C:\> の文字の直後に、tracert www.bbiq.jp ( tracert と www.bbiq.jp [ 自分で試したい適当なサイトアドレスで良い ]  の間に半角スペースを入れ
る ) と入力した後に、ENTERキーを押します。正しく接続できている場合には、表示された情報の最後の行に、『 Trace complete 』 と表示されま
す。 また、接続できない、もしくは、接続が遅い場合には、表示された情報の行の右端に、『 Request Timed Out 』 と表示されます。 『 Unabl to
resolve〜』 と表示される場合は、ユーザー側のパソコンの設定に誤りがあることを示しています。
■ ハードウェア関係のトラブル
●. PC各部のトラブル
PCのハードウェア関系のトラブルはパーツ単位で切り分けることで、 原因を比較的容易に絞り込むことができます。 逆に言えば、パーツ単位でトラブル
の原因を絞り込めないと解決が難しくなり、素早くトラブルの核心に迫れるようにするには、多くのトラブルの症例から原因を学ぶより方法は無いと言えま
すが、原因を要素化し、冷静に判断することでトラブル解決への道筋を作ることは可能です。
@. ビープ音が鳴って起動する気配がない
症状/原因/対処‥電源を入れた時にビープ音が鳴り響いたまま、画面が真っ暗な状態と言うのは、BIOSがハードウェア関係のエラーを検出した証拠
です。まずは、ビープ音のパターンを判断し、電源を直ちに落とします。エラー検出時点でのビープ音のパターンについては、BIOSメーカーによって異な
りますが、多くの場合はパソコンの取り扱い説明書やマザーボードの取り扱い説明書等に記載してありますので、説明書等で確認してトラブルの原因を
判断します。BIOSメーカーのトップシェアを誇るAwardBIOSを例に、ビープ音とエラー内容について、この項の下部に表記していますので、目安にして下
さい。
A. ワイヤレスマウスが動作しない
症状/原因/対処‥設置場所やマウスパッドに問題がなければ、最初にマウス側の電池を確認します。電池にも様々な種類があり、動作電圧にも微妙
な違いがあるため、充電池を使うと動作が不安定になる場合もあり得ます。次に、ワイヤレス周波数の設定、変更方法を取り扱い説明書で確認して再設
定します。
B. ハードディスクから連続して異音がする
症状/原因/対処‥最悪の場合は、すべてのデータを無くす恐れもありますので、取り敢えずデータを別のHDDやDVD-RW等の大容量メディア等に退
避させます。初心者がOS全体を別のHDDにコピーするには、DriveImageXML 等のイメージツールを使った方が良いでしょう。 その後、スキャンディスク
の実行やパーテーションを切り直す等の作業をします。これで上手くいかなければ、機械的な故障も考えられますが、OSのクリーンインストールで初期
化を試みるのも選択肢の一つです。初期化については、初心者講座 Part9 初 期 化 を参考にして下さい。
C. CRC (巡回冗長) エラーが出てファイルのコピーができない
症状/原因/対処‥CRCエラーとは、ファイルをコピーする段階で、コピー元とコピー先のファイルに食い違いが起きた事を指します。CRCエラーの発生
源は、光メディアの不良、光学ドライブのレンズの汚れ、ケーブル類の接続異常及び断線、HDDやコントローラの故障等です。ただし、HDD同士でのコピ
ー時にCRCエラーが出た場合は、HDD自体の故障と言うケースが多いようです。
D. FAT32でフォーマットができない
症状/原因/対処‥WindowsXPの場合、FAT32でフォーマットできる容量は、最高で32GBまでに制限されています。大容量HDDをFAT32でフォーマット
する必要がある場合には、コマンドラインで作業をします。
1. コマンドプロンプトを起動しての作業
C:\Documents and Settings\ユーザー名> の文字の直後に、format f:/fs:fat32 ( format と f: 『 フォーマットしたいドライブ名 』 の間に半角スペ
ースを入れる ) と入力して実行します。
E. WindowsXP標準のCD-R書き込み機能で書き込み準備ができたと言うのに書き込めない
症状/原因/対処‥主な原因は専用のライティングソフトとの干渉が考えられます。機能的には専用のライティングソフトの方が高機能なので、標準の
書き込み機能を無効化するべきでしょう。無効化するには、マイコンピュータ → 光学ドライブを右クリック → プロパティをクリック → 書き込みタブをクリ
ック。『 □ このドライブでCD書き込みを有効にする 』 のチェックを外します。
F. USB2.0のHDDを接続しても認識、動作しない
症状/原因/対処‥接続する機器側でACアダプタの接続忘れなどの初歩的なミスの確認をします。USBから直接電源を供給するタイプの機器の場合
は、USBの電源供給能力を超えている可能性もあるので、ACアダプタ付きのハブ等を試します。また、USBの電源供給状況をコントロールパネル → シ
ステム → ハードウェアタブ → デバイスマネージャ → USBコントローラの 『 + 』 をクリック → USBルートハブを右クリック → プロパティ → 電源タブ
で、接続されている機器の消費電力をチェックして電力消費量の多い機器とは別のハブに接続します。因みに、USB2.0の転送速度は、CPUの負荷が高
い場合や低クロックCPUでの利用時には大きく低下します。加えてマザーボード上のUSBコントローラの違い等によっても差がでます。むしろ、IEEE1394
の方が安定したパフォーマンスを発揮する傾向にあるようです。
◎. AwardBIOSにおけるビープ音のパターンとエラー内容
正常ピ・ピBIOS設定エラーピー・ピメモリ/マザーボードエラーピー・ピ・ピグラフィックボード
o r ディスプレイのエラー
ピー・ピ・ピ・ピキーボードのエラーピーを繰り返すメモリのエラーピを繰り返す電源のエラー
■ ソフトウェア関係のトラブル
●. OSやネットワークのトラブル
パソコンを長く使っていると様々なトラブルに見舞われる機会も増えてきます。 トラブルの原因は、システムファイルやレジストリの破損、ドライバの相性
問題、ウィルスや不正プログラム等と色々考えられます。 システムやネットワークのトラブルは、復旧が難しいことのように感じるかもしれませんが、フォ
ーマット、再インストール以外にも回復手段がある場合も多くあります。初期化は最後の手段と考え、初期化せずに復旧する手段を探してからでも遅くは
ないでしょう。
@. 削除したプログラムがプログラムの追加と削除に残っている
症状/原因/対処‥これは、項目が残っているだけなので、放置しても別段問題はないのでトラブルとは言えないかも知れませんが、気になる場合はレ
ジストリを編集することで削除できます。 レジストリの具体的な編集方法については、初心者講座 Part7 追加設定2 で説明していますので参考にして下
さい。また、このプログラムの追加と削除に残っている項目を削除する目的別のレジストリの編集については、初心者講座 Part7 追加設定2の 別表2 を
参考にして下さい。
A. ボタンやダイアログ等に意味不明の文字が表示される
症状/原因/対処‥これは、フォントのキャッシュファイル壊れて起こる現象です。フォントのキャッシュファイルは、文字の表示を高速化する為に用いら
れるものですが、このファイルが壊れると文字や記号、アイコン等の表示に不具合が起ったり、アプリケーションのメニューからフォントを選択する事がで
きなくなったりします。 このトラブルは、スタート → 検索で、『 FNTCACHE 』 を探して、フォントのキャッシュファイルである、『 ttfCache 』 ファイルを削除
して再起動するか、セーフモードで起動すれば再作成され解決します。
B. 新規作成したパーテーションが 『 D 』 では無く 『 E 』 になってしまった
症状/原因/対処‥Windowsでは、認識された順に、ドライブレター (DやE等の英文字) が割り当てられます。このドライブレターをユーザーの使用環境
で変更する場合には、管理ツールを利用します。マイコンピュータを右クリック → 管理 → ディスクの管理をクリックすると接続されているドライブの一覧
が表示されるので、ドライブレターを変更したいドライブを右クリックしてドライブ文字とパスの変更をクリックします。 ドライブ文字とパスの変更ダイアログ
の変更ボタンを押して、割り当てるドライブレターを選択後に、OKボタンを押せば変更できます。また、管理ツールは、コントロールパネルやスタートメニュ
ー (設定で表示させている場合) から呼び出す事もできます。
C. コーデックエラーで動画の再生ができない
症状/原因/対処‥『 サポートされていないコーデック形式〜 』 と言う、メッセージボックスは、再生しようとしている動画や音声ファイルを再生するため
に必要なコーデックがパソコンにインストールされていない場合に表示されます。従って、必要なコーデックをパソコンにインストールする事で、多彩な形
式の動画や音声の再生ができるようになります。動画や音声に必要なコーデックは、フリーソフト Part2 厳選フリーソフト紹介 で紹介している、真空波動
 等を使うと調べることができます。 また、K-LiteMegaCodecPack と言う、主な動画形式や音声形式の再生に必要なコーデックをパッケージ化したもの
や、コーデック不要の DirectShowフィルタ ffdshow等についても、同コーナーで紹介していますので利用されると良いでしょう。コーデックについては、
心者講座
 Part3 基礎用語
 を、動画や音声の形式については、初心者講座 Part4 基礎知識 を参考にして下さい。
D. ファイルを開くアプリケーションが変更された
症状/原因/対処‥ファイルをダブルクリック (クリック) すると対応するアプリケーションでファイルが開きます。 これはファイルの拡張子とファイル開く
ためのアプリケーションの関連付け (きめられた拡張子のファイルを決まったソフトで開く機能) 情報がレジストリに記録されているためで、この情報が置
き換わってしまうと、この種のトラブルが起きます。コントロールパネルからフォルダオプションを開き、ファイルの種類タブで、関連付けを変更したい拡張
子を選択して変更ボタンを押します。 ファイルを開く時に使いたいアプリケーションをリストの中から選択し、『 □この種類のファイルを開くときは選択した
プログラムをいつも使う 』 にチェックを入れて、OKボタンを押します。また、このリストの中にアプリケーションが見つからない場合は、参照ボタン押し、関
連付けたいプログラムファイルを直接指定します。拡張子については、初心者講座 Part4 基礎知識 を参考にして下さい。
E. 間違えてクイック起動バーからデスクトッツプの表示を削除してしまった
Desktop症状/原因/対処‥デスクトップの表示アイコンは、メモ帳を使うことで手動でも作成することができます。再作
成したファイルを、『 Quick Launch 』 フォルダの中に入れるとクイック起動バーに再登録されます。手順は、メモ
帳を開いて右側の画像のように文字を入力します。 このファイルを、『 デスクトップの表示 . src 』 と言う名前で
保存すればデスクトップの表示アイコンが再作成されます。次に、再作成されたアイコンを、マイコンピュータ →
C ドライブ → Documents and Settings → ユーザー名 → Apolication Data → Microsoft → Internet Explorer
→ の順に進み、『 Quick Launch 』 フォルダへ移動させます。これでクイック起動バーに、デスクトップの表示ア
イコンが再登録されます。注意点は、このパスの途中の、『 Apolication Data 』 フォルダは、隠しフォルダになっ
ていますので、フォルダオプションで、あらかじめ、隠しフォルダを表示させるように設定しておかないと表示され
ません。尚、隠しフォルダを表示させる設定の方法については、初心者講座 Part2 基本設定 のフォルダオプシ
ョンの項を参考にして下さい。
F. 無線LANで通信していると勝手に切断と接続を繰り返す
症状/原因/対処‥無線LANは混線防止のために、同時利用可能な複数のチャンネルがありますが、周りで、偶然に同じチャンネルを利用していたりす
ると接続が切れる原因になります。チャンネルを手動で変更することで通信が安定する場合もあるので試してみます。チャンネルの変更は、アクセスポイ
ント側のアクセスポイント設定画面から別のチャンネルに変更して接続の安定具合をチェックします。 詳しい、変更方法その他は、製品ごとに異なるので
製品マニュアルを参考にして下さい。
G. なにもしていないのにルーターのLEDが点滅し、勝手に通信しているプログラムがある
症状/原因/対処‥コマンドプロンプトで、C:\Documents and Settings\ユーザー名> の文字の直後に、netstat -b ( netstat と -b の間に半角スペース
を入れる ) と入力してENTERキーを押すと、通信中のプログラム名が表示されます。 ただし、この 『 -b 』 と言うオプションは、WindowsXP SP2のみで利
用可能です。SP1では、もう少し面倒になります。具体的には、netstat -o ( netstat と -o の間に半角スペースを入れる ) と入力してENTERキーを押しま
す。これで、PID (プロセスID) と言う数値が、各ポート番号の行の一番後ろに表示されます。 次に、tasklist /FI "PID eq PIDの数値" ( tasklist /FI "PID
eq PID の数値" の間にすべて半角スペースを入れる ) と入力しENTERキーを押すと、そのプログラム名が確認できます。尚、この 『 tasklist 』 コマンド
は、ホームエディションでは利用できません。 以上のコマンドを実行してみて、見慣れない名前のプログラムが勝手に通信を行っているようであれば、ル
ーターのフィルタリング機能などで、その通信を禁止します。フィルタリングの設定方法は、製品によって異なりますので、各製品のマニュアルを参考にし
て下さい。コマンドは良く判らないし、面倒だと思うのなら、ファイヤーウォールソフトを導入して、ファイヤーウォールソフトの持っている通信中のプログラ
ムの、『 有効/無効 』 を選択する機能を利用して、一つずつ確認する方法を使うのもいいでしょう。
■ トラブルの予防
●. トラブルを防ぎ不具合を起こさせない
トラブルが起きてからの症状や原因、対処法について、いくつかの例を挙げて解説してみましたが、このぺージの最初にも記述しているように、トラブルと
一口に言っても様々で、すべてのトラブルについて、ここで解説する事は不可能です。 ただ、最も効果的なトラブル対処法は、ユーザー自身の普段から
の心掛けである事は間違いありません。そこで最後に、トラブルをできるだけ起こさない為の心掛けを紹介しておきます。
@. Windowsのアップデート及びSP2の適用
こまめなWindowsのアップデートを行う事で、OSが原因の不具合の解消やセキュリティ面での向上が期待できます。また、SP2は、WindowsXPの安定性
向上とセキュリティを向上をさせるプログラム集なので、環境が対応しているのならSP2の適用もしておきます。
A. セキュリティ対策ソフトの導入
ウィルス等の侵入を防ぐためにもセキュリティ対策ソフトの導入は必須です。パソコンにトラブルをもたらす大きな要因であるウィルスやスパイウェアの侵
入を許すと復旧作業が大変である上に下手をすればシステムを全体を破壊されてしまいます。 他にも、直接システムトラブルを起こす訳ではありません
が、パソコンを快適な環境で使う為には、フィッシング詐欺やスパムメールにも注意して下さい。セキュリティソフトに関しても、フリーソフト Part3 厳選フリ
ーソフト紹介
 のコーナーで、市販のセキュリティソフトにも引けをとらない優れたソフトを紹介しているので利用して下さい。
B. バックアップの重要性を認識して、もしもの時に備える
どんなに注意深くパソコンを使っていても避けられないトラブルが起きることは否めません。レジストリや重要なシステムファイルが破損して、Windowsが
起動しなくなったり、HDD等のようなハードウェアに故障が起きる事も考えられます。個別に重要なファイルを、手動でDVD-R等のメディアにバックアップ
として保存したり、システムやパソコンを市販のバックアップソフトや フリーソフト Part4 厳選フリーソフト紹介 で紹介しているDriveImageXML等のフリー
ソフトを使って、まるごとバックアップする等の作業が、最悪の事態に備えるためには必要不可欠な事だと初心者にも理解して頂けると思います。
C. その他の心掛け
◎. 余計なソフトはインストールしない。◎. メールの添付ファイルを安易に開かない。◎. ウィルス定義ファイルの更新は確実に行う。◎. マニュアルやヘ
ルプファイルは、面倒がらずに読む。◎. 信頼性に欠けるサイトで、リンクを安易にクリックしない。◎. その他、考えられる脅威に対し注意を怠らない等。
総括すると、トラブルを避ける手段は、ユーザー自身のセキュリティ意識や基本に忠実な操作、経験や知識の蓄積等の基本的な部分にあると言
えるでしょう。
ソースネクスト