スーパーストラットサスペンションを車高調に



Projected by burialc2
今回のmission
スーパーストラットサスペンションの車高調
知識が無くても工具さえあれば誰でも交換できることを証明せよ!
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リアタイヤハウス内
リアの様子

 リアの車高調取り付け編

 最初、フロントから作業を始めたのですが特殊工具が無いと作業できないことに最後の最後で気づきリアから取り付けました
 リアは普通のショックアブソーバー形状なので特に問題無く作業できます
 ・・・・・・・・・
 工具さえあればの話しですがw
基本であるKURE CRC5-56
556は必需品

 基本的に純正ショックアブソーバーに付いてるボルト全てを外せば作業完了!
 そう思えば何も難しいことは無いのである
 というわけで、基本に忠実にKURE556を吹き付けておきます
 一応ブレーキローターにかからないように注意

 すべて終わった時にブレーキ関係はブレーキクリーナーで綺麗にすることをお勧めします
ショックアブソーバーの取り付けボルト
リア一番の強敵

 さて、作業を開始する前にリアで一番の強敵を知る必要があります
 覗けば誰だって分かるこのボルト2本
 正式名称は『ショックアブソーバーロワーブラケットナット』

 インパクトを持ってる人は必ずインパクトを使うという難所
 ちなみにこのボルトのトルクは2600kg・cm
 つまり、1mの棒の先端に26kgのコシヒカリをドスン!と座るトルク
 それが2本もあるってんだw
スピンナハンドル使用
スピンナハンドル必須

簡単に外れる
叩けば抜けます

 それだけの高トルクで締め付けられてるボルト
 整備書では後半で外すことになっていますが、最後の最後で緩みません!っていうオチだと非常に脱力してしまうので
 最初に緩むかどうかを試します

 エクステンション+スピンナハンドルで頑張ります
 本当はエクステンションは無い方がいいんですけど、作業効率的にこのようにしました
 スピンナハンドル 全長45cm、差込角1/2
 だいぶ長いタイプですが、2600kg・cm ≒ 255N・m希望する場合まだまだ短いです

 ショックアブソーバーの真下にある部分(アクスルキャリア)を少しジャッキアップすると動かず作業しやすいです

 後は工具が壊れるか、ナットが壊れるか、緩むか の3択しかないという気持ちで頑張って頑張ります
 緩む時は『パキッ』って言う時もあれば、に゙ゅるぅ〜と少しだけ回る時もあります

 ナットさえ外せば、反対側についてるボルトは理論上引っ張るだけで取れます
 まぁ手で引っ張っても取れませんがw
 それでもハンマーや工具で叩けば押し出されます

 注意:画像では押し出してますが、上側のボルトだけはまだ動かさないでください
スピードセンサーのライン
スピードセンサーのライン

 後はもう簡単です

 画像のスピードセンサーの配線を外し
 ちょい左下にあるブレーキホース配線のボルトを外します

 ここらへんのボルトの大きさはすべてバラバラなので、外した後ごっちゃ混ぜにしても問題ないので気楽に作業できます
スタビライザー外し
スタビライザー外し

別角度から
別角度から

 最後に・・・・って言っても順番は関係ありませんが
 ちょっと面倒なスタビライザー部分です

 まず少し緩ませる必要があるのでスパナやソケットを使用して回してください

 このボルトは回しても空転するだけですので、ヘキサゴンレンチ5を先端に指して固定させボルトを回します
 ヘキサゴンレンチを入れる部分が少し錆びてて入りにくい場合は、穴に合わせたあと叩いて無理やり入れ込む
 後は回すのみ!
 しかし意味も無く硬い!! 左右どちらとも硬かった!

 ここらへんは個人の性格が出ますが、ぶりは画像のようにヘキサゴンレンチの回転を抑えてやりました
スタビライザー外し
ボルト外し完了

ジャッキアップ
ジャッキで持ち上げ

 スタビライザー部分なので、反対側によって高さが変化します
 この画像では反対側にすでに車高調装着した段階でスタビライザーが持ち上がってます
 ということは、こっち側のスタビライザーは下がってるということ
 おかげで力が加わってるため外せません

 そんな時はこちら側の足回りをジャッキで上げて、単体側と同じ高さにすればいいんです

 簡単にぽろっと抜けます
キャリパーが邪魔
キャリパーが邪魔

 画像は裏側から見たところ
 さぁ、後はいよいよボルトを抜くだけ
 引っ張れば抜けるはずだが、硬いためボルトを回して抜いていく作業
 下側はスペースに余裕があるのでエクステンションがすんなりは入る
 んが、問題は上側
 どうやってもブレーキキャリパーが邪魔で最後まで外れない

 というわけで、キャリパーを半分外す作業をする
 キャリパーを固定している上側ボルトと下側ボルト
 上側は完全に外して、下側はすこし緩める程度

 しかし、そうは言ってもブレーキを固定する唯一のボルト君達
 理論上では45N・mと軽いトルクであるがアナドルナカレ
 初めて外す場合は相当硬いです
ブレーキキャリパー
ワン

ブレーキキャリパー外し
ツー

エクステンション使用
ジャンゴ♪

 これでブレーキキャリパー一式は下側だけ繋がった状態に

 下側を軸に ぱかっと開けばあら不思議
 なんとあれだけ邪魔していたブレーキキャリパーの隙間をぬって
 一直線でボルトまでコンタクト!

 しかもブレーキパッドも付いたままだしローターから外してないので、ピストン戻しする必要なし!

 後はラチェットでするのも面倒なのでwエクステンションを手でくるくる回せば長いボルトが取れていきます

 もちろんこの作業前にブレーキ一式をジャッキアップさせといた方が後々楽チンです
ショックアブソーバー外し
ショックアブソーバー外し

 2本のボルトを外せばもう安心
 ブレーキ一式をジャッキで持ち上げていたので、それを降ろしていけば自然とショックアブソーバーが外れていきます

 この時にブレーキホースやらが引っかからないよう気をつけてください
サスペンション上部
トランク内での作業

 トランク内の作業に移ります

 サスペンションサポートカバーを外せばボルトが3つあるのでこれを外していきます
 頑張ればこの状態で外すことができますが、ここは大人しく内張りを外しましょう

 リアの内張りの外し方はこちらで紹介してます

 ここのボルトは基本的にそこまで硬くないので、問題なく取れると思います
 すべてを外すとショックアブソーバーが落下する場合もありますので、ジャッキをうまくつかって支えながら外してください
外し完了
外し完了

 全て外せば、後はうまぁ〜く間をぬって引っこ抜くだけです
 これまた色んなラインに引っ掛けないよう気をつけましょう

 重いので頑張ってね
ノーマルサスと比較
ノーマルサスと比較

 みんなやってるノーマルサスとの比較
 これをやらないと怒られるというほどの定番中の定番w

 リアに関しては重量はほとんど変わりませんでした

 あっ、そうそう、ここまできて何ですがTRDの車高調です




フロントの車高調取り付け編

いよいよスーパーストラットの交換作業
ここから先は特殊工具が無いとかなり厳しい作業です
フロンとジャッキアップ
フロントジャッキアップ

 書くまでもないですが、まずはフロントのジャッキアップをします
 持ち上げたら必ずウマをかけましょう

 安全性をアップさせたい場合は、外したタイヤを車の下に入れておきましょう
 命あってのDIY作業ですので あしからず
タイヤを外せば
タイヤを外せば

足回り一式
足回り一式

 いよいよ今回最大の難敵のスーパーストラットサスペンションのお目見えです
 リアの交換で作業に慣れたと思ったら大間違い
 とりあえず作業を開始する前によく観察して・・・・・覚悟します

 作業内容は
 ブレーキホースをサスから引き離し
 スタビライザーリンクを外し
 サスを固定してる2箇所を外し
 エンジンルーム側から取り付けボルト3本を外して終了
ラジオペンチ
ラジオペンチで掴む

クリップ
抜く!

するっと
するっと

 まずは一番簡単な作業から始めます

 SSサスにくっついてるブレーキフレキシブルホースを切り離します
 上側のあるクリップを抜くだけですが、ちょっと硬いので556は必ず

 引っ張るというより、最初は左右にクルクル揺らしていきながら取った方がやりやすいです

 クリップを取り、ブレーキホースを少し下に下げると取り外しができるようになります
 後は引っ張りすぎず、ブレーキホースを傷めないよう気を配りながらC型部分より外します

 外した後は邪魔にならないようにどかせばいいんでしょうけど、どうせあまり動かないのでとりあえず放置
スタビライザーリンク
スタビライザーリンク

硬いですよ
硬いですよ

すっと外れる
すっと外れる

 リアと同じようにフロントのスタビライザーリンクについてるボルトはヘキサゴンレンチ5を使う必要があります

 ここのボルトは最初だけが硬いのではなく、最初から最後までかなりキツイです
 ですので中心に入れ込むヘキサゴンレンチはどこかに固定するよう頑張ります
 この固定方法は使用する道具にもよりますし、みんなバラバラなやり方だと思います

 まぁ、適当にやっちゃってくださいw


 ちなみにこの作業時は左右のタイヤはどっちとも外しておきましょう
 反対側だけタイヤがついたままだとスタビライザー効果によって外しにくくなりますので

 外し終わったらスタビライザーリンクは適当に放置
コッターピン
割りピン

ナットロックキャップ
ナットロックキャップ

トルク
170 N・m

 残り作業わずかながら難関が
 まずは下側のキャンバーコントロールアーム取りつけナットを外します
 ハンドルを切って作業しやすいようにしましょう

 割りピン(コッターピン)を抜きます
 これは再利用不可なので、ニッパで切って抜いてもいいです
 もちろん新品は用意しておいて

 つぎにナットロックキャップを取ります
 これはただくっついてるだけなので、手でも簡単に取れます

 最後にナットを外します
 このナットの締め付けトルクは1750kg・cmなので、リアよりも外しやすいです
 もちろんスピンナハンドルが無いと結構きついですが


 ボルトを外しただけではこの部分はびくとも動きません
 後で特殊工具を使いますが、とりあえず先に上側のボルトにとりかかります
コッターピン
割りピン

テコの原理
テコの原理

 ドライブシャフトブーツのすぐ真上にある部分に取り掛かります

 スーパーストラットサスペンションがなぜ難しいか
 それはここの取り付け部があまりにも理不尽だから
 これまでに何人もの作業員が泣いたことかw

 画像は反対側から撮った画像です
 ボルトの下側にドライブシャフトブーツが見えてますね
 しかもボルト2つ分ぐらいしか上下スペース無いです

 まずは割りピンを外します

 作業スペースが皆無なのでソケットすら入りません
 しょうがないのでコンビネーションレンチを使用します
 しかしここのボルトサイズは22!
 ぶりは17までしか持って無い・・・・・・・・
 といわけで急いでホームセンターに行き1000円ぐらいで購入


 後は画像のように色々な箇所を利用してテコの原理で緩めてナットを外します
ポールジョイントプラー
ポールジョイントプラー

 上下のボルトをそれぞれ外したら、また下側の作業に戻ります
 まぁ、これまた順番はどうでもいいんですけど、作業のやりやすい方からやってます

 ボルトは外したが、それだけでは絶対に外れません
 かなり頑丈に入り込んでるため、これを抜く作業をしなくてはいけません
 ハンマーで叩く方法もありますが、今回は整備書にのっとります

 使用するのは特殊工具SSTのトヨタ工具『ポールジョイントプラー』
 よく見かけるタイロッドエンドプラーでも代用できますが壊れやすいので、最初から超頑丈なSSTを使います

 画像ではナットがついたままですが、外して作業
 これでボルトに力を加えていきます
 外れる時は『ボンッ』と音がしますw
KTCタイロッドエンドセパレーター
KTCタイロッドエンドセパレーター

KTCタイロッドエンドプラー
アップ画像

 いよいよ一番難しい箇所の作業です
 整備書ではドライブシャフトを抜く気か!?というぐらいまでブレーキ周りをバラしてスペースを作り、トヨタSSTを使用するのですが
 はっきり言ってそれは非常に面倒です
 一度トンカチのみで外そうと試みましたが、どうやらここは新車時から一度も外されたことがないらしく無理!
 大人しく工具を使います

 一般的な方法はタイロッドエンドプラーを使用します
 しかし、よく売っている3000円ぐらいのやつは許容範囲を軽く超えて壊れますので、最初から協力なやつを使いましょう

 そこで新たに購入したのがKTC タイロッドエンドセパレーター
 お値段は軽く1万円越えしますw
 しかし値段に釣り合った働きをしてくれますのでお勧めです
 (むしろ、これさえあればトヨタSSTはいらないです)

 ぐいぐい圧力を加えていくといきなり
 ガキィーーーン!!!
 と鳴り響き外れます
TRD車高調
TRD車高調

 後はエンジンルームの取り付けボルトを外せば完全に外れます
 外すときはジャッキなどで支えながらゆっくり作業してください
 もちろんブレーキホースやらその他もろもろを引っ掛けないように

 これでSSサスの取り外しは完了です
装着前と後
before after

 装着する時はこれの逆を行うだけです
 SSTやタイロッドエンドセパレーターを使って根性で外した部分の取り付け方法は、ただボルトを回すだけです
 そうすればきちんと入っていきます

 また、割りピンは再使用不可ですので新しいものを使いましょう


 駐車場の段差がかなりあるため、もっと下げたいですがこれが限界
 フロントは調節ネジ山の下から60mm
 リアは下から29mmの所で調節してます
インプレ
  TRDは硬いというので有名ですが、かなりその通りです
  減衰力を1にしてやっと同乗者も乗せられるぐらいの硬さです
  ぶりも今後、バネだけを他のメーカーのやつに交換しようと思います
  運転に関しては、かなり面白くなりました
  コーナー時のふにゃふにゃ感が一気になくなり、キリッと回ってくれます
  また、フロント車高調が純正よりほんの少しだけ軽いため、ハンドルが若干軽くなりました

  装着の数日後に増し絞めをしましょう
  浮いた工賃で必ずアライメント調節をしてもらいましょう

ぶりのつぶやき
  今回、初めて足回りを触りました
  このためだけに購入した工具が沢山、本当にSSサスは面倒なことです

最後に一言
  やっと人並みに車高が下がった・・・・・・

質問はメールにて受付中♪ 分かる範囲はどんどん答えていきますのでよろしくお願いします
burialc2@yahoo.co.jp




使用した工具の紹介

スーパーストラットサスペンションは特殊工具が必須
というわけで、今回使用した工具すべてを紹介していきます
工具
 ラチェットセット 1/2
  差込み口は3/8(9.5sq)、1/2(12.7sq)と大きさが異なるものが売られているので注意 (ぶりは1/2に統一させました)
  ソケットは10mm〜24mmまで使用
  エクステンション必須

 14と22のレンチ
  14はスタビライザーリンク外し
  22はSSサスの一番難しい所で使用
  22のメガネ部分は必須 ぶりはこのためだけに購入しました

 六角レンチ 5
  スタビライザーリンクのボルト先端で使用

 スピンナハンドル 1/2 470mm
  これが無いとサス周りは外せません
  もう少し長いタイプも欲しいぐらいです

 トルクレンチ 1/2 20〜180Nm
  これは無くてもいいです
  どうせリアサス取り付けトルクは255Nm、軽く測定オーバーですしね
工具
 2tジャッキ
  これが無いとジャッキアップが面倒です

 ウマ
  フロントとリア、同時に作業する気力もありませんので2つで十分

 足止め
  フロントを上げる場合はリアのタイヤに、その逆はその逆
TEIN車高調レンチ
 TEIN 車高調レンチ

  中央の四角にスピンナハンドルを装着できるもの
  TRDの車高調の場合、70〜75mm
  TEINレンチは70〜110mmとマルチ形状になっているので、ぴったり合わずちょっと使いづらい
トヨタSST ポールジョイントプラー
 トヨタ純正SST ポールジョイントプラー
  品番:09628-62011 値段:6510円

  足回りを圧力をかけて外します
  かなり頑丈で重く、頼りがいのあるやつです
KTCタイロッドエンドセパレーター
 KTC タイロッドエンドセパレーター
  品番:AS201 値段:16,900円以内

  上の24のナットを回して閉めていきます
  オークションでよく売られている3000円のやつではすぐ壊れますので最初から頑丈なやつを買いましょう
  実は足回りは上にあるトヨタ純正SSTポールジョイントプラーが無くても、このKTCのやつさえあればすべて作業できます

  かなり頑丈で50mmまで開きます
  壊れる気がまったくしませんw

← 使いたい方がいましたら郵送レンタルしますよ
壊れない限り送料のみで貸し出ししますので気軽にどうぞ

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