温泉日記 2002/08〜09





 別府・鶴見七湯 今井温泉  \100-

今井温泉 imai

 鉄輪温泉より南、別府市北部の丘陵地帯にある温泉。古くは「伊麻井温泉」と呼ばれ「鶴見七湯」のひとつに数えられていたという。伊麻井は「ウマイ」とも言うそうだ。

今井温泉建物  現在地より北に約40〜50メートルのところに源泉地がある。地元の人の話では、ここは”蒸気のみ”の温泉で、沢の水をタンクに溜めて中に蒸気を通して溶かしているという。私のお気に入りの「市の原温泉」の源泉地も確かここだと思う。ということは泉質はほぼ同じかも。
 浴室は半地下式で、入り口より1メートルほど低くなっており、男湯の方は、開け放した窓越しに外から気軽に覗ける (^^;。
 ホンのわずかに塩っぱい感じ、無色透明で薄く白濁したように見える温泉。別府でも結構贅沢なのは、湯を冷ますのに水道水ではなく沢の水を使っているので、温泉・冷まし水両方とも掛け流しにしても一向に構わないこと。(水道料金が掛からない)

 以前はここの東側一帯には「鶴見地獄」が在ったそうだ。


 後日談





 別府・浜脇温泉 祇園温泉  \50-(洗髪 \30-)

祇園温泉 ぎおん

 八坂神社(通称;祇園さま)の鳥居をくぐり、祇園橋を渡って狭い参道の途中を左に下りるとある。
 別府探検の途中見付けて、名前に惹かれて入ってみた。夜入浴したので地元の人が多く、ちょっと写真は遠慮してくれと。但し、管理人さん曰く 「日中の誰も居ないときならいいよ・・・」。

 湯上がりにここの管理人のおいちゃんと話す。温泉にも結構詳しいみたい。ここの泉源は、朝見側沿いのもう少し上流にあって「・・・マンションのちょっと上だ・・・」とのこと。そんな話を聞くと、行ってみたくなる(笑)。途中の「雲泉寺温泉」、ここより下流の「朝見温泉」などに引き湯してるらしい。無味無臭の温泉。
 別府の地元史に詳しい人の話では、この辺りには今は温泉など湧いていないが、古くは温泉が湧いてたらしい。





 他に今月の入湯; つるの湯×2、梅園温泉

 つるの湯は、2回とも深夜の混浴(ウヒヒ・・・)。
 1回目は一度に5人の女性が入浴、勿論オトコはそれ以上。文字どおり芋を洗う状態で、スゴかったのは、80過ぎの常連のじいちゃんが『1号(奥さん?)・2号(娘?)・3号(孫?)を連れてきたで・・・!』と元気にやって来たこと。わかい兄ちゃんが押し出されて湯舟を譲ってしまった(笑)。真っ暗闇とは言え、エライ賑やかなつるの湯だった。
 2度目は、誰も居なくて『珍しいなぁ』と独りのんびり入浴してたら、ナンパした(?)ねえちゃん2人とにいちゃん3人のグループが賑やかに登場。入るの入らんのと押し問答の末(ええい、じれってぇ。ハッキリせんかぁ〜、こら! 爆)、結局みんな目出度く入浴(笑)。

 そうとう品のない、温泉日記・・・(^^;





 熊本県芦北町・吉尾温泉 湧泉閣  \400- ウェブ紹介

吉尾温泉湧泉閣 yuusennkaku_露天

 今回は、オープンカー・クラブのツーリングで泊まった。ナニゲに紹介したところ、幹事が気にいって行ってみることになった。
 泉質は、無色透明、やや硫黄臭がある。飲んでみるとやっぱり硫黄の匂い。ここの露天は脱衣は別だが中は混浴。女性メンバーは警戒してか?(爆)男女別の内湯に入ったようだが。(^^)
 この内湯も屋根と壁があるというだけで、露天にしても雰囲気抜群だろうと思う。大岩の山並み(?)がデンとある風呂で、一応仕切りはあるものの山に登ればおそらく女湯も丸見えか?(オイッ!)。
 露天より温度も低く、同行メンバーには内湯の方が好評だった。

 宿は土日にもかかわらず、一人7000円とリーズナブル。夕食はアユ(やまめ?)の味噌ダレと塩焼きがまるごと2尾ついてなかなか豪華で美味い(^^)。非常にお得な宿、また行きたいと思った。



 宿をバックに翌朝の写真。
 左から、S氏(ホンダインスパイア)、F氏(ケータハムスーパー7)、Y氏(アルファロメオ)、私(ローバーMGF)、K母娘(メルセデスSL500)

 このあとE氏(赤とシルバーのスーバー7)も当日合流。
 実は昨日、途中の高速でアルファロメオが故障で”置き去り”にされ、整備工場直々に引き取られているはず。






 熊本県久木野村 グリーンピア南阿蘇・温泉プラザ  \400- ウェブ紹介

 吉尾温泉の翌日。
 特に印象はなかったように思う。
 湯上がりに畳の休憩室で『まったり』出来るところというメンバーの希望で行ってみる。
 いわゆる何でもありのスーパー銭湯。なおホテルの方にも温泉があるが、宿泊客のみらしい。





 別府・別府温泉 駅前高等温泉(並湯) (別府八湯・温泉道7番)  \100-

駅前高等温泉 ekimae_koutou_namiyu

 ここの温泉には、並湯(二酸化炭素泉)と高等湯(\300- 硫黄泉)がある。今回は並湯に入った。
 湯だまりの付近を中心に、析出物で赤茶けている。お湯は透明、わずかに白濁して見える。いわゆる「金気臭」も微かにする。この臭いは別府駅前通りから永石通り辺りの温泉に共通の臭い。
 ここは「温泉道」では”外湯”扱いだが、「駅前町内会営」(めずらしい ^^; )の温泉らしい。

 余談だが、最初にここに来たとき車を温泉の前に置かせてもらったのだが、安い「並湯に入りたい」と言ったところ、高等湯に誘導されてしまった。番台のおばちゃん達は”したたか”である。曰く、「車で来られた方には、高等湯に入っていただいてます」とかなんとか・・・、まあいいんだけど。(^^;
 で、「両方に入れるか?」と聞いたところ、「別々の料金になる」という。続けて2湯も入る気はしなかったので、駐車料金と思って高等湯に入った。こっちはこっちでまたいい温泉だったが。
 因みに、その後、温泉道で「高段者無料入湯券」の使い残しで、並湯の方にも入った(笑)。今日も車で行ったのだが、すんなり並湯に入れたのは何故?。(^^;





 別府・別府温泉 春日温泉 (別府八湯・温泉道89番)  \100-

春日温泉 kasuga

 写真を見てのとおり、内部は雰囲気レトロな温泉。何となく大正時代のような雰囲気。
 薬師様の横に掛かっているブリキ(?)のでかい浣腸(爆)みたいな道具は何に使うんだろ?。

 左手女湯との仕切りに薬師様が祀ってある。その足元から湯が湧いて小さな湯溜りを通して湯舟に湯が入る。湯量・温度の調節は杭を湯だまりの底のパイプに突っ込むだけというシンプルな「別府式」。湯溜まりであふれたお湯はそのまま捨てられる。
 別府の湯はどこも、湯舟から溢れるほどの掛け流しにすると熱すぎて入れない。水道や沢の水で冷ましたりといろいろあるが、ここの様に、毎日の清掃後ある程度湯舟に溜めたらそのまま冷ましておき、湯が減ったり、ぬるくなると、杭を抜いて熱い湯を入れるという方式もある。(それで足りなければ、水道水も入れる)

 ところで、この、薬師様の隠れ具合はどう見ても、この仕切りは元々なかったはず。
 いや、だからどうだってことじゃないんだが・・・ (^^;

 温泉自体は無色無臭無味。
 白湯みたいな味だったがサラッとはしていない。つまり、湯の”粘度”が高いのか、湯をかき混ぜると水面に小さな泡が暫く消えずに残っている。
 非常に不思議で何度もバチャバチャやってみては泡が段々に消えていくのを眺めていた。
 この”粘度のある温泉”というのは今まで気が付かなかったが、他にも沢山あるのだろうか。いわゆる低張泉・高張泉というのがこのことなのかな?。
春日温泉入口



 道路から見ると正面は春日温泉の組合事務所みたいな感じで、ここに番台があり入浴料を入れる。写真真ん中の小さなカウンターのところ。
 その奥に女湯入り口と男湯入り口が更にその奥。
 ここの2階は公民館。公民館が共同温泉(建物は市有・運営は地区営が多い)の2階にあるというのは別府ではふつうだが、初めて聞いたときには不思議な感じだった。
 番台横の内部、窓越しに階段が見える。

鶴見岳・扇山遠景
 不思議な雲のやまぎわ。。。別府市中心部より鶴見岳と扇山の遠景(クリックでズームアップ)





 別府・明礬温泉 鍋山の湯 野湯  無料

鍋山の湯 nabeyama

 久々に 『鍋山の湯 子の刻詣り』 (ふっふっふ・・・)に出掛けた。
 が、着いてみると、大学生らしき2グループ8人でワイワイガヤガヤ、、、おまけに蛍光灯付き非常灯まで持参で明るいこと、とても”ネの刻詣り”って気分じゃないじゃんか・・・。

 さて、気を取り直して、湯に浸かる。。。ん?、違う?!。以前と違うやんけ、このお湯?!。
 異常にぬるいし、上の泥湯みたいな臭いがある。硫黄臭がほとんどしない。ふと気が付くと、写真後方に噴き出しているはずの噴気もない。(ぬるいのは沢の水の方が沢山流入しているからだった様だが?)
 帰りに噴気蒸し(地獄蒸し)の箱の蓋を開けてみるが、噴気が全くなく、底に虚しくパイプの口が見えた・・・(どうなっちょるんじゃ?)。去年末だったかに数人で来た時は熱いくらいの湯で、噴気でエビなど蒸して皆にも好評だったのに。。。

 たまたまだったのかなぁ〜?。ちょっと残念な夜だった。





 別府・鉄輪温泉 渋の湯 (別府八湯・温泉道38番)  無料

 ここは市営温泉で幾つかある「無料」のお湯。無料と言っても泉質は特別で、「メタ珪酸」が多量に含まれるというめずらしい温泉。
 温泉に詳しい愛好家によると、メタ珪酸が多量に含まれるお湯は肌の『保湿効果』が高いのだそうだ。

 更にスゴいのは、実は明礬にあるこれも無料の市営『地蔵泉』との”2湯巡り”。
 地蔵泉は強烈な硫黄泉で全国的にも有名で、一度入っただけでも強烈に印象に残る温泉なんだが、この強い硫黄が肌の油分を溶かし去ってくれ、その後に渋の湯のメタ珪酸のお湯に入ると保湿効果で”さっぱりとして瑞々しい感じ”にしてくれる。これはもう理屈ではなく、実際にやってみるとよく判る。

 こんな優れた温泉が無料(地蔵泉はお賽銭要)で、しかも気分次第でいつでも入れるというのもスゴい贅沢だと思う。。。
 但し、地蔵泉(7AM - 8PM)、渋の湯(6:30AM - 9PM)

 かつてはここの裏手に滝湯(打たせ湯)があって、その石垣の一部にはマリアさま(薬師様だったかな?)の像が彫られているとか。今は滝湯はないが、その石垣は残っている。





 別府・浜脇温泉 八幡温泉  \50-(洗髪 \20-)  地図

 八幡朝見神社と長松寺の裏手にある共同温泉。
八幡温泉付近の猫  かつては”朝見の湯”と呼ばれた古い温泉がすぐ近くにあったらしいのだが、その辺りには今は、ホントに小さな清水というより”水たまり”と、でかい石碑があるだけ。どうもこの石碑の下に”源泉”があるようにも見えるのだが。
 ここから八幡温泉までは狭い路地で50メートルくらい離れているだろうか。この路地、軽4輪でもちょっと狭い。突き当りに石碑と階段で、そのままバックして出てきた。

 結構お湯がいい感じ。やや白濁して見えるが肌に刺激がなくとても柔らかく感じる温泉。今までに入ったことのない”柔らかいお湯”の様な気がした。。。
 湯上がりは、食塩泉のようなべとつきや、硫黄泉のような臭いもなく、サッパリして気持ちいい。

 結構、水を足しており、温度は私にはややぬるめ。
 それでも後から入ってきた小学生らしき子が『お湯を止めてもいいですか?』ときちんと先客に一人ずつ聞いて回ったのには感心した。”別府の共同湯文化”とでもいうのか、小さな子供でも例外なく 『今晩は〜』 『お先に〜』 『は〜い』 といった挨拶は、別府のどこの共同温泉でも必ず出会う。。。
 じいちゃんとおいちゃんとが何やら世間話か、湯舟の周りで長話。私は耳が悪いので、聞くともなくでもなく全く聞き取れなかったが、話し声だけは暫く続いた。。。

 ところで、”別府の風呂は熱い(もんだ)”という定説は地元の共同温泉では当てはまらないところが多いようだ。
 確かに、小さな子供が入るのを嫌がる様な熱さでは、こうした”共同温泉文化”を受け継いでいくことは出来ないかもしれない。。。

 夕方5時頃に入ったのだが、地元の人も多く写真は断念。
 また、湯だまりの湯も男湯より女湯の方が低めに造られているため、抄って飲んでみることは出来なかった。ちょっと残念。午後は2時くらいから入れるようなので、こんどは一人でゆっくり入浴してみたいと思った。
 番台のおばちゃんに「女湯を盗撮する怪しいやつ」と思われないように(笑)、他所の温泉で撮った写真をデジカメのモニターに映して見せたりして、ちょっとお話。何やらとても感心された様子。
 『また今度入りに来ますね〜』 と言うと 『どうぞどうぞ(ニッコリ)』 。
 こういう会話もまた楽しい。。。


八幡温泉 はちまん

 後日、日中に入浴したときの写真。
 しかし、なぜか、この時の温泉は前回と全く違う感じのお湯だった・・・?。無色透明で白濁もなく、白湯のような感触。。。
 普通、温泉は、天候や日によって、湯量や湯の感触も変わるとよく聞くが、、、随分変わるもんだと感心するやら、前回のお湯を期待してただけにガッカリするやら・・・ (;_;)

 ここの温泉は、ひょっとしたら、というか多分”引き湯”だろう・・・。
 根拠は、、、、ない!(爆)





 熊本県阿蘇郡長陽村・地獄温泉 清風荘  \400-

清風荘内湯 seifuu_sou

 露天風呂が別名”仇討ちの湯”として有名なところ。
 人の少ない内湯の方に入ってみた。硫黄系のお湯のよう。
 もう一つちょっと離れたところに、泉質の違う別の温泉もある様で、3〜4ヶ所の湯舟がある。

清風荘内湯天井
 内湯の天井の梁の様子。向こう側は女湯。











日記 2002/07へ  / 日記 2002/10〜12へ