温泉日記 2003/01〜03
別府・別府温泉 ホテル・ニューツルタ (別府八湯・温泉道26番) HP \630-
給湯口のお湯を抄って飲んでみると、微かに、しかしハッキリと、磯と汐の香りのするお湯。ただし無味無臭無色透明。
ホテルの6Fにある展望風呂、浴室外に露天風の湯舟もある。別府湾や目の前のヨットハーバーなどが一望できる。
温度は私にはややぬるめだったが、寝湯に長々と寝そべっていると気持ちがいい。サウナで軽く汗を流す。
ホテルの入り口を入るとちょっと和風洋館っぽい不思議な雰囲気のホールがあり、木のテーブルと椅子が並ぶ。旅館・ホテルにありがちな土産物コーナーや、フロントも隅の方に控えめで、不思議な空間に感じる。
今回ちょっとビックリしたのは、ここが昔の『二条泉』である由緒書きがあること。
『別府今昔』(1965、大分合同新聞刊)によると、幕末の頃倒幕運動の二条義実公を持て余した幕府の役人(別府は幕府の直轄地だった)が、古くからある温泉を二条公専用の温泉としたため、のちに二条泉と名付けられたそうだ。寺院造りの立派な建物だったようだが、戦時中の大火で消失、1965年頃はバラック同然の粗末な建物だったという。
明治初期、大網元だった鶴田ホテルの先祖が海岸から二条泉に続く道を造るなど、二条泉は鶴田の持ち物と思われていたそうだが、それが何故、鶴田ホテルの一部に・・・?。
『二条泉』は既に無くなっていると思っていたので、本当なら、今でも二条泉の湯を愉しむことが出来るというのが嬉しい。
また入りにいきたい温泉。
# 知り合いの方から、
『二条泉』はホテルニューツルタの裏手、
# 旅館・野上本館の北側に有ったと教えてもらいました。
別府・別府温泉 夢ホテルかくすい苑 (別府八湯・温泉道92番) HP \500-
ホテル6Fに内湯・半露天・露天と三つの風呂がある。
男湯の方は東側で、別府湾からの朝日を浴びて朝風呂なんてのも、贅沢なひとときだろうな。
夢ホテルという名に惹かれていってみた。1Fロビーに骨董品を展示してある。
三国志風の顔の人物が和風の鎧を着て、更に笙を吹いてる絵のツボが有ったり、撃テツのない火縄銃が2丁あったり、座ってもいいもんかと思う洋風の椅子テーブルが有ったり、なんかいろいろ置いて有ったな。素人目にはそれほど価値のある品々には見えなかったが(爆)。
内湯・半露天は檜風呂になってる。お湯は無色透明無臭、微かに汐のかおりもする。湯上がりはちょっと肌が突っ張る感じ。でもサッパリするのはサスガに温泉(^^)。結構いいお湯でございました。
泊りのお客さんがたくさん入っていたので、写真はなし。
仮に写真撮るなら、総檜の半露天の風呂がいい感じだったが、ホテルに迷惑になってもやだしね。
(ホテルの大浴場にカメラ持ち込むこと自体、既に迷惑か? ---爆 )
別府・堀田温泉 ホテル芙蓉倶楽部 (別府八湯・温泉道79番) \600-
日によって湯の色が変わるという珍しい温泉。青〜乳白色の湯だそうだ。
私が行った時は何故か2回とも普通のお湯に見えたのだが、浴槽のタイルの色の為によく分からなかった。
ちょっと洒落た建物で、入り口の扉もがっしりとした木製。ロビーもちょっと落ち着いた感じで面白い造りのホテル。
”倶楽部”と名はあるが、一般客も泊まれるそうだ。
大分県九重町・筋湯 筋湯温泉共同浴場 \300-
打たせ湯(滝湯)で有名なところ。
大分県九重町・筌の口温泉 共同温泉・筌の口温泉 \200-
かつて、川端康成も好んで泊まったという温泉地。
お湯は濃い褐色で、濁ってるというか、透明度は全くない。
古い温泉(の建物)を期待して行ったのだが、木造屋根の比較的新しいものでちょっとガッカリ。
知り合いから聞いた話では、私が入った新清舘横の温泉とは別に、露天の第一温泉が手前にあり24時間入湯できる、とのこと。
大分県直入町・長湯 千寿温泉 \100-
sen-ju
湯舟と洗い場の間に境目がないほどの析出物にまずビックリ。析出物が磯の岩肌のようになってる。
お湯は薄い褐色(オレンジ)の炭酸泉。ぬるめのお湯。
飲むと”ジュワ〜ッ”と口の中に広がる炭酸水の味。少量飲んだだけなのに、1時間ほど経ってもまだ口の中に泡の感触がある。
湯上がりはちょっと肌が突っ張る感じがした。
ここの前に入ってきた川底温泉が滑らかな感じだったのに競べて、違いがあるのに気がついてちょっとおもしろいと思った。

分析表を見ると、炭酸水素イオンと、ナトリウム・マグネシウムイオンの多いのが判る。また、メタ珪酸も多いようだ。
しかし、遊離炭酸(炭酸ガス?)の多いのが長湯温泉全般の特徴らしい。ここ千寿温泉も相当に多いようだ。
ややぬるめの共同温泉。個人経営のような感じ。長湯の町近くに『万寿温泉』というのもある。
大分県直入町・長湯 きもと温泉 \150-
kimoto
千寿温泉から数百メートルほど長湯の町よりにある。ここもまた、道路沿いなんだが気を付けて見ないと分かりにくい温泉。
個人で持っている共同温泉のようで、源泉はすぐ横にあるようだ。200メートルほどボーリングしたものらしい。
マグネシウム・ナトリウム炭酸水素塩泉で、千寿温泉に競べるとやや薄い褐色だが、むしろ緑色掛かったお湯に見える。析出物も白っぽく、薄い土色で、千寿温泉や大分県山香町の共同温泉のような大量の析出(堆積)物といった感じではない。
これも千寿温泉温泉よりは少ないが、豊富な炭酸ガス(250mg程)も溶けている。飲んでみると炭酸ガスの舌触りが、千寿温泉よりもきめ細かく滑らかな感じがした。湯上がりは、千寿温泉で感じたような、肌が突っ張るような感じは無かった。
別府・別府温泉 竹瓦温泉 \100-
今更ながら、竹瓦温泉の日記。。。
というのも、全く日記に書くことに気付かないほど、一番多く何回も入ってるはず・・・(^^;

別府特有の半地下式の浴室。上の写真は脱衣場から見下ろしたもの。
竹瓦温泉に限らず、別府の温泉は地面を浅く掘っただけで湯が湧き、溜まったところに入浴したという歴史がある様だ。
竹瓦温泉も元々は、そこへ粗末な囲いと屋根(竹を割って瓦の替わりにした)を造った露天の湯舟だったようだ。
その後何回か建て替えられ、現在の建物は昭和10年頃に建てられた寺院風の立派なもの。
同じ頃に建てられた、旧・浜田温泉館が、元の形を真似たコンクリート造りで建て替えられ、旧・温泉館は現在、保存か解体かで検討中のよう。
ここ竹瓦温泉の建物も同様に傷みがひどいようで、修復保存すべきという意見もある。
数千万円を掛けたコンクリート造の新・浜田温泉と、茅葺き板壁で手造りの湯布院・下ん湯とを較べると、何故か私は下ん湯の建物の雰囲気に惹かれる。
薄緑色の透明なお湯。かなり熱い。
リュウマチとか神経痛に効くようだ。筋肉疲れにもいいようで、足腰が疲れて重いときなど不思議とサッパリする。
余談だが、私は、湯舟に浸かって見上げるここの天井が好き。
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