教育で最も大事なことは


死生観。

確かにこれが決まらないと、

死の瞬間まで生きていくうえでの指標と申しますか、

自分の生き方の根底を支えるものも定まらないものです。

ずいぶん大げさなお話しになりますが、

この身体に宿らせていただいた魂が、

この肉体が朽ち果てるまでにいかにこの世を生きていくか。

これは、その魂の持ち主の責任であります。

たとえ相手が自分の子供でも、

その生き方は本人が自分で決めることです。

親だからと言って、自分の子供の生き方に口を挟むのは

越権行為だと思います。

小さな親切、大きなお世話。

−−−ここからは神田昌典さんの語録の引用です−−−

教育で、最も大事なのは、死生観である。

効率よく生きることを教えることはない。

人生は合理的、効率だけが目的ではない。

ファンタジーに生きる必要がある年齢の子供に、

損得勘定を教えることは、大人のエゴでしかない。

子供を、ビジネスの生贄にしてはならない。

死ぬ瞬間に価値があるのは、お金でもなければ、名声でもないのだ。

−−−引用はここまでです−−−

私の場合は、私が接する人たちが、

人としてのまっとうな道を歩いていただければ良いと願い、

そのお役に立てればよいと願っております。

確かに、私は企業とか経営者に注視してきた

年月が長かったので、その筋のことには少しは詳しい程度です。

でも、企業の経営に特化したような専門家ではありません。

企業のマーケティングだけでもありません。

コーチングというのは、

コンピュータ・ソフトでいえばOSのようなものです。

財務とか法律、マーケティングなどの

個々のアプリケーション・ソフトに関しては、

専門のコンサルタントにお任せします。

当たり前のことが当たり前のこととして受け止めることができて

それが実行できれば、

当たり前のようにお金儲けであれば儲かるようになるものです。

それだけのことであります。

私のクライアントの中には学校の先生もいらっしゃいます。

「私には売るものがない」とおっしゃいます。

これはとんでもないお話しです。

「あなた自身が商品」

「先生こそセールスマン」

これが私の持論です。

先生の場合、生徒の閉ざされた心を開いてあげるのが、

まず最初のお仕事でしょ。

聞く耳を持たせたうえで、

あなたの専門分野のプレゼンテーションをするわけでしょ。

飽きさせないように興味を持つように、

ありとあらゆる手法を駆使してプレゼンをやりますよね。

最後は学んだことを糧にして

自分の将来に希望と可能性を描かせてあげるんでしょ。

販売の現場でセールスマンが

見込み客に対してやっていることと、まったく同じなんです。

先生だってセールスマンなんです。

そして尊敬され、しかも好かれている先生は、

その死後までも教え子たちはお墓に参ったり

同窓会で語り継いだりしているでしょ。

−−−

職業が何であっても同じことです。

人生の師と言われる人は、どんな職業や肩書きであっても、

また地位や名誉やお金がなくても、

人に何らかの良い影響を与えるものです。

私はそんな人を育てるのが自分の仕事だと思っています。

完璧な人というのはどこにもいません。

でも、たった一つだけでもいいから、

何らかの良い影響を与える人になることはできます。

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