【染めQを使って本皮シートの色替えに挑戦】


まずは、何故に「染めQ」を使って本皮シートの色替えをやってみようと思ったのかをちょいとばかし。

ココ最近元・商品車のERAターボに夢中になっているのは(当HPへお越しの常連さんは特に)ご存知の事と思いますが、ERAターボってその迫力ある外観には特別手を入れようとは思わないし、外装のオールペイントをするまでも無くグッドコンディションなボディー状態でもある、かと言って内装はと言うとコレはコレで普通のMiniには無いしっかりとした造りこみにコノリーレザーをふんだんに使った本皮内装でいいし、凝った造りのメーターカウル/パネル、ホールド性が良くポジションにも拘った造りこみのセミバケットシートと、趣向の凝った高級感溢れる仕様ではあるのだがいかんせん色がいかん!色が。
だってグレーだよグレー、ネズミ色なんかダッセェー、爺さんじゃないんだから。シルバーシートみたいなんじゃねぇ。。。

昔のS30Zやトヨタ2000GT、今やったらセルシオ(!?)に代表されるように九州男児たる者は男らしくキッパリと黒でしょ!内装は。

と、黒に決めたはいいものの、「本皮(それもコノリーレザー)で張り替えてくれ」と内装屋さんに御願いしたらいったい幾らになんのよって話で、それじゃビニールレザーってか?(チープ過ぎるぜ)
フェイクレザーなんてのもあってこれは結構イイ質感ではある・・・が、ERAのあの複雑な内装を総て張り替えるとなると結構な金額取られちゃうだろーなー・・・・・(悩む)・・・・(悩む)・・・・・(ポンッ☆!)

いいのが確かあったよねー?なんて名前だったかな?(と調べること数分)





「染めQだー♪」


それでは本文の始まりです。


※短期集中連載です。

2006.04.06更新
テロソンコーポレーションより発売されている業務用の1L原液タイプを使用します。1L缶を2本と染めQクリーナーを取寄せました。
※一番左のペットボトルは本文に関係ありません




始めっからイキナリERAの内装を塗装するのも不安なもんで、その辺に転がってたケンジントンのクォーター内張りベージュ色(ビニールレザーだよね?これ)をドナーにチョイスします。
んで、染めQクリーナーを使うのも勿体無いのでシリコンオフにて脱脂をします。(これでイイのでしょうか?)



染めQ原液を、そのままカップへ移します。




バラ吹きすると良いそうなので、エア圧・パターン・突出量を調整しバラ吹きします。




バラ吹きすること4回、やっと染まりました。
メーカーHPには、20〜30cm離して突出量をおさえてバラ吹きとありますが40cm位離さないとバラ吹き出来ません。40cm離すということは突出量もそれなりでエア圧も高め。よって顔料の消費量が(ムダに飛散する量も含め)予想以上に多いです。



いかかでしょか?HPの謳い文句にも在るように『これが塗装した(いや染めた)内張りに見えますか!?』どーみても張替えたようにしか見えません。本当にこれは驚きです!




調子に乗って、同じくケンジントンのドア内張りも染めてみましょう。
バラ吹きで予想以上に塗料を消費したので、今度はせこく10cm〜20cmの至近距離で染まり易いようにガンを吹いたら・・・



艶がでちゃいましたw( ̄∇ ̄;)w あーあ。やっぱり無駄を覚悟でバラ吹きしなきゃ綺麗に仕上がりません。かと言ってもう一度塗り直す余分な材料もありません。よってこれで善しとします。
そうそう、ERAのドアとクォーターの内張りって平織りの麻で編んだような生地が中段にあり、下段にはフロアマットと同じ素材のモケット生地が張られていて(ハイブリッドな素材を多用してるのよ)その回りにグレーのレザーが張ってある。
こいつを染めQで染める自信はないのでこのケンジントンのドア・クォーター内張りをコンバートすることに決定しました。



2006.04.07更新
ハッハッハ、どーだ、このかっちょ良さ♪
実は、昨日塗装した(正式には「染めた」)のはドアパネルとクォーターパネルだけじゃ無かったのねー。
うんもぅ、高級スポーツカーみたいで素敵〜。
このパネルを塗装するに当たってメーターカウル、エアコン噴出し部分はバラバラにして塗っています。(もちろんメーター類もバラバラよ)
その他センターコンソールのステレオ部とシフトゲート?部も塗って、昨日は染めQ1本(1L)使い切りました。



さて、大事な残りの1本であとどれだけ吹けるのでしょうか?
リアシートの背もたれ部も、ホッチキスを外し分解して色を吹きます。
シート座面や背もたれ部にデザインされているステッチの奥深くには中々色が入らないので、人差し指と中指を上手く使ってビヨ〜ンと割れ目を広げる感じ(笑)でガンを吹きます。
小技を効かせるなら(細かい所まで様々な調整をして染める事が出来る)ガンを使っての塗装を薦めます。

結局、シート座面・背もたれのクッション×2個・リアポケットの蓋×2個・クラッシュパッド上下=2個・を塗って残りの1Lは底を付き、またもやお取り寄せになってしまいました。w( ̄∇ ̄;)w

一台分の内装を色替えするといったい何リットルの染めQが必要なんでしょう?
缶スプレータイプだったら何十本いるの?



2006.04.09更新
本日のネタは、染めQではなく「番外編」として縮み塗装をお送りします。

準備した塗料類は、左より“アサヒペン製ストーン調スプレー黒”・“VHT製ウィンクルスプレー黒”・“テロソン製ミッチャクロン(密着剤)”の3種。
下敷きにしているターンテーブルは、ホームセンターで売っているテレビの下に敷くターンテーブル。特価品で780円でした。これは持っていて便利なアイテムです。
「準備した」と言っても、来店予定のお客さんに前日電話を入れ『縮みスプレーまだある?ちょっと塗りたい物あるから明日来る時に持ってきてぇ〜!』と半ば強制的に借りたモノ。(使うんだから使った分は貰った事になる)
いくら手っ取り早いからといってお客さんのスプレー借りたりせんよね?普通のSHOPじゃ有り得ない事です。(笑)
(買いに行くのが面倒だから・・・・ってのはナイショね。同じパターンで「ホームセンターに寄ってお買い物してきて〜」なんてのは日常茶飯事で有ったりもする…)
貸してくれてありがとね!ローレンちゃん♪



ちょっと塗るのは、↑のハンドルボススペーサーと↓のメッキルームミラー。既にミッチャクロンを塗布済み。
このルームミラーはついこの間、生まれて初めて購入したばっかりのMini用“メッキクラシックルームミラーワイド”新品。SB−1号にと用意したのだが振動で使い物にならず放置されていた苦境の逸品を、今回ERAターボに使おうか?なんて思いあてがってみたがメッキがいかん!・・・、ちぢみブラックタイプも発売されているが買うのは勿体無い・・・、
うん、ばらして塗ってみよう。



ミラーの部品は、アサヒペンのストーン調で。




ハンドルボススペーサーは、リンクルスプレーで塗ってみます。
が、このリンクルちゃん一向にちぢみません(ーー;)
持ち主に電話すると『薪ストーブの上に置いておくとバーッとちぢみますよ』とのアドバイス。
ふ〜ん、薪ストーブの上に置けばいいのね......
って、家には薪ストーブなんかねーよっ!(普通の一般家庭にも有りませんね)



じゃ、炭火の上だったら?OKか?(こっちも一般家庭には有りませんね)
実験♪実験♪



うおーっ、すんげーっ、ちぢんだばい。
熱を加えると面白いように縮みます。ただし母材にも熱が伝わっていますので、くれぐれも火傷したり・『熱っ』っと物を落としたり・塗装面を触ったり・したらダメです。

感の良い人は判りますね?

はい、あてくし身を持ってアルミ素材の熱伝導率が良いことを実証いたしました。。。w( ̄∇ ̄;)w



セッカチなあてくし。速攻組付けます。ミラー裏のみリンクルスプレーで、他はストーン調で仕上げました。
これでEAR内装ブラック企画に見合うルームミラーの出来上がり。



さてコチラは、日曜日連続来店新記録更新中の親分さんが、作業中に記録継続(?)でご来店されて居ましたので『リンクルする?』と聞くと「する♪する♪」と二つ返事で同時進行リンクル。
元はゴールドだったアレック製のピラーミラーが、長年のタバコのヤニの蓄積で立派なこげ茶色になっていましたので、リベットを揉んで分解し鏡の接着剤を慎重に外し、ばらばらにしてリンクルスプレーを塗装した後、ちぢませる為の加熱はパイプ上に置いたミラーカバーをパイプ部分のみにトーチを当て熱を加え、仕上げてみました。
本人ご満悦♪



2006.04.20更新
染めQ作業再開〜。
染めQ原液を1L取寄せようか?2L取寄せようか悩んだが1本でも2本でも送料は掛かるので予備も含めて2本取寄せてみた。
フロントシート2脚は背もたれ部とお尻部を分解しリアシート同様、背面のクッションも取外して塗装した。
リクライニングダイヤル・前倒しスライドノブ・そのカバー等はプラスチック製品だが染めQで塗ってみると以外に良い感じ♪まるで始めっから黒のプラパーツみたいに仕上がる。ヘッドレストも綺麗に染まった。

リアシートのクッションの組付けは、骨格であるプラスチック製ベースプレートにステープラー(日本語で言うところのホッチキッス)で革素材を打ち付けて貼り付けてあるのだが、“ホビー用”のステープラーでは歯が立たず“業務用”のステープラーを新たに購入してなんとか打ち付けた。さすが“業務用”である弾を撃つ際のトルクが違うね。

今回の行程は、リアシートの最終吹き+リアシェルフ塗装+フロントシート2脚塗装で、1本半弱の原液を使用。2本取っててよかった。



2006.04.25更新
あてくしが『内装パーツは総てブラックアウト化になったかなぁ?これで完璧だよね?』 と、ガレージ内で独り言の様を言っていると、
てんちょが一言「ルーフライニングが残ってますよ」と。
あ)『う゛...。』
て)「やっぱりやるんだったらルーフも黒でしょ?」「どうせだったらMk−1みたいにAピラーにも黒レザーを貼りましょう!」「高級感も違いますよー」
あ)『まぢで? ルーフ? レザー? 高級感? うふっ♪』
ってことでやっぱり塗るハメに。
ルーフライニングを外すのがめんどくさかったんで、ガラスを前後4枚取っ払い、塗りにくいライニングの箇所は引っぱり出し、室外へミストが飛ばないようにマスキングし、室内も汚れないようにビニールマスカーで一周ぐるりとマスキングすると・・・・・・、室内に隔離されます(爆)。
わずかな隙間から塗装ガンを室内に挿入してもらい、あてくしは密閉された特設塗装ブースのなかでルーフライニングを塗装する訳です。

想像以上の過酷な状況です。肺水腫に為りかねません。染めQ独特のシンナーに体が病まれます。2度と室内密閉状態で染めQを塗りたくありません。面倒臭くてもルーフライニングは外して塗装したほうが身のためです。



苦しんだぶん出来栄えは最高〜♪。Aピラーのブラックレザー張りがルーフやクラッシュパッドのブラックアウトに違和感無く高級感を醸し出しており、まるでセルシオみたい(笑)。
セルシオ好きなあてくし(爆)なのに、ウッドは好きじゃないのよね〜。
メーターパネルには、その辺りに転がっていたドライカーボンの薄板をコンバート。かなり素敵♪

てんちょ曰く「本国仕様のメーターになってます」との事。
ん?カーボンが本国仕様? んな訳ない。なんかウォーニングランプが違うんだって。




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