馬丁岩(瀬)

南側から撮影。友人が石鯛釣りで上礁中です。

  馬丁岩(瀬)は男島ノコギリ瀬の東側に位置し、石鯛、アラ、上物と季節を問わずコンスタントな釣果を見せている。実力的には鳥島以上のものがあり、男女群島に釣行する者は一度は上礁したいポイントである。

 ナギの日に限り、下げ潮の三分から上げ潮の六分程度まで上礁できるが、少しでもウネリを伴う日は危険であるため、4〜6月、10月など季節的に安定した時期が上礁のチャンスが多い。

 上礁は必ず2名で、ハーケンと身体を保護するロー プ等が必要であるし、足場が非常に狭いため、最小限の道具類で上礁することが条件である。
 ポイントは東側、北側、南側で西側は最干潮時に渡れることがある。

   東側は畑曽根方向に伸びるシズミ根に沿って潮目ができる。上物のクロ、オナガ、ヒラスなど入れ食い状態を見せる時がある。石鯛は足下で10〜15m程の水深があり、手前の少し張り出したシズミ根を避けて少し先に仕掛けを投入する。足下に仕掛けが落ち着く間もなく食って来るほど魚影が濃い。

 北向きはタナが二段になっている。下げ潮が正面から当たってくる時が時合であるが、潮が早い時はどこまでも満ち糸が出て行く。上のタナに仕掛けを落として、瀬際にハワセる釣り方が最適。底は30m程仕掛けが落ちるが、手前にシズミ根が張り出しており、クチジロなどのデカバンが来ても瀬切れでやられることが多く、私も何度か悔しい思いがしたことがあり、瀬ずれに強いPE等の道糸を使用するなどの工夫が必要である。

 南向きは下げ潮の反転流を釣る。水深は15m前後で小型の石鯛の数釣りの実績はピカ1。上物は全体がポイントとなるが、近年は餌取りも増えてきたため、工夫が必要となってきているが、シーズンの最盛期は手がシビれるほどの入れ食いに出会うことがある。

 以上、潮の動きいかんでポイントを替われる馬丁岩だけにチームワークを大切にして波の動きに細心の注意を払って上礁できれば上物、石鯛の型、数ともに期待大です。