このコーナーでは、自分で購入した物や釣り友達から借用した竿,リール,仕掛け類などを実際に使ってすばらしい面や逆に使い辛い点を勝手にインプレッションしてみました。普段は釣春秋や石鯛倶楽部の原稿の中では雑誌社のスポンサーの関係もあり、中々辛いインプレッションは書けないのですが、実際、竿などの高価な道具類を購入される方の為にメーカーを問わず、これはいけるというものやこんな時は使いつらいなーというような表現で独断と偏見に満ちた紹介をしていきたいと思います。

ただし、釣りのフィールドは地域特性や天候などによって千差万別で、これといった決まったものはなく、また各釣り人のスタイルが違うため、九州離島におけるタックル使用の場合が主なものと考えていただきたいと思います
   

DAIWA       別兆・武蔵・Z30・40リール

トーナメントZ30とは手持ち南方宙釣りの場合は、ベストバランス。少し遠投する場合はZ40をお勧めします。
 4本継の武蔵は価格が高いのが欠点?ですが、デカバン狙いは、特にお勧めです。二刀流の武蔵の名の如く2本の替穂先があり、便利です。しかし、魚が竿に乗る感覚が、3番目部分で受け止めるため、少し、ダイレクト感に欠けます。
 デカバンをスムーズに取るために開発された武蔵は、面白みに欠ける反面、高確率で、デカバンをゲットできる性能があります。
 さぁ、皆さんはどちらを選択しますかな?

Vジョイント採用の武蔵は、食い込み抜群で石鯛を掛けてから、剛性感が素晴らしい反面、魚が大きいのか小さいのか判らない傾向があります。
 デカバンでもスーッと寄せることが特に楽ですが、魚が取れるが、面白みがない? 贅沢な悩みですがね??         
クラブの野口君が釣った7kg程のイシガキです。
ポイントにハエ根が張り出していたのに、魚が暴れないため、スムーズなやり取りが出来たとのコメント。石鯛釣り2回目のビギナーでしたが、武蔵の特性を証明する1枚でした。




DAIWA       トーナメント石鯛・Z40リール 

左からシーラインZ40WH遠投・トーナメントZ40・Z40WH
 まだ、発売前ですがトーナメントZ40を男女群島で使ってみました。 使った印象はウルトラスムーズ!の一言。とにかく巻上げの感覚が異次元の世界です。ギアのパワーが別物で、3kgほどの重量を巻上げ時にドラグが滑っているような変な感覚に捕われます。でも、視覚的にはチャンとスプールはラインを巻いている??
これも今回採用した精密大型メインギアと15kgのドラグ性能が貢献しているのでしょうね。とにかく、スムーズです。
 今回は竿の武蔵も握ってみましたが、バランスが素晴らしく使いたいですね。 でも、値段が・・・チョッとボーナスまで我慢します。機会があれば、ダイワフィールドテスターの柳君から拝借してインプレッションします。
 まあ、あまり良いことばかりではありません。ご覧のとおり、中央がZ40ですが、ボディに傷が入っています。手持ちの南方釣りなので、直接岩の上におくため、置き傷が入ってしまいます。大切に使いたいなら、やはりピトンに掛けてエサの装着などをする方が、お勧めですね。 20号ラインが150m程巻けますが、南方宙釣りの手持ちで狙うなら、Z30の方が良いでしょう。
 ダイワではカウンターが付いているメタルボディにネーミングが出来るシステムを採用しており、カウンター側は3000円程で交換可能です(予約注文の場合のネーミングはもっと安いハズです)。
 価格的にはトーナメントの名前を採用した関係で、10〜20%オフ程度になるでしょう。
 一度、異次元の世界を味わってください。                                                             
トーナメントZ30とZ40
どちらもカバーにネーミングが出来るそうですす。
リールの購入が5月までは予約ネーミング代1500円です。
釣力15kgと過剰なほどのドラグ性能、大型マスターギア採用で、ウルトラスムーズな巻上げが特徴です。
欠点は、頑丈に作っているので、チョッと重量が重いかな?

 

DAIWA       マスタードライ石鯛・遠投用リール 

今春発売されるマスタードライと遠投用リールの大解剖!

 まだ発売前ですが、ダイワインターラインとリールの新バージョンの紹介です。チョッと柳君から5.4mを拝

借して使ってみましたが、前バージョンのスーパーインターラインより格段に進化していました。何よりも感じた

ことは、5.4mのスペックで有ながら竿ボテ感がなく、ピーンと張った竿の調子に驚かされました。これは5本

でありながら、Vジョイント設計のおかげで持ち重り感がなく、シナリが綺麗な弧を描く感じです。持ち重り感

が軽く感じるのは、グリップの形状が貢献しています。柳君が何度も試作を繰り返して、やっと理想のグリップ

を得たみたいですね。(バージョンは5.0、5.2、5.4、5.6mの4種類で、ただ全長を長く短くしたりして発売している訳ではなく、各バージョンの調子は、手持ち宙釣りや遠投釣りなどの使用法に合わせて反発力や弾性を調整してあり、まったくの別の調子の竿と考えてください)

 手に持って比較すると、5.4mで有ながらスーパーインターライン5mの軽さと同等と実感するでしょう。これ

でスーパーインターラインシリーズが売れなくなってしまうでしょうネ?

 遠投用リールについては、ギア比が6.5でシマノの海魂シリーズと同程度になり、遠投には使いやすい設

計となりました。私はあまり遠投釣りをしないので興味は半分?ですが、写真のように竿とリールがコーディネ

ートされた感じで、若い石鯛マンには好評でしょう。ただし、残念なことにスプールが今までと同じでV溝型に変

更されておらず、チョッと残念でした。ダイワさんに怒られるかも知れませんが、個人的には海魂のV溝型スプ

ールの方が、巻き取り時のラインの締りが良いと感じており、バックラッシュ防止のためにも、次回は?V溝形

状のスプールをダイワさんも出して欲しいと思っています。

 あんまり書くとダイワさんに怒られそうで、このくらいにさせていただきます。


(悩んだ揚げ句?結局、夏のボーナスで5mと5.2mを買っちゃいました。おかげでカミさんに一週間ほどブツ
ブツ言われ、シュンとしてましたが・・・・喉もと過ぎれば何とやらで、サッサと釣行開始!)
グリップ形状は握り締めてグッド!!

穂先は実際使ってみて見やすいオレンジ色で、5本継仕様で遠征時にはコンパクトなため、前バージョンの

苦になる長さから開放されました。5本継は継数が多いため、竿の調子が硬くなると思いがちですが、Vジョ

イントを使用しているため、しなやかに曲がります。

遠投用グリップの握り締めた感じは、グッド!です。

他の仕様は、ギア比が高くなったのみで、従前のも

のと変わりありません。 色は?好みでしょうネ。

大物ジギング用の使用が増えるかもしれませんネ。

 

DAIWA           423 H       

  
 久しぶりのショートレンジの石鯛竿です。630gと4.2mにしては、チョッと重たい数字と感じますが、実際

にシーライン40WHのリールをセットして使ってみましたが、1日中使っても持ち重りがなく、南方宙釣りでの

足元狙いには、ベストバランスでした。足元にハエ根がなく、ストーンと落ち込んだポイントでは、パワーもあ

り使いやすい設計となっています。正直なところ、これほどバランスが良いとは考えませんでした。しかし、沈

み瀬やハエ根があるポイントでは使い辛く、5m前後の竿がお勧めで、4.2mのスペックは使う場所が限定

されてしまいます。購入される場合は自分が釣行しているメインの地域、ポイントを考慮して購入を考えたほ

うが無難です。

 

simano ツインパワー  SPECIAL  T1.5〜3号  47-53 SIZ 

上からT3号遠征にBBX8000、T1.5号、T2 号にBBX3000

  ダイワメガドライの対抗機種として昨年秋に発売されたので早速購入して使用しましたが、試作品の時の

使用と変わらないみたいで、竿の細部にわたるデザインのすばらしさは、さすがシマノさん! ラインの滑り、

パワーは前機種のBBXより優れていると感じました。スプラッシュライダーと呼ばれる内部の水捌け用ミゾ

の機能については、使用時にあまり実感がないのですが、この機構もラインのスベリに貢献しているのでし

ょうネ。チョット気になるのが、ズームしない時のリールとライン導入ガイドの距離が近すぎるため、ラインの

硬さの種類により、ラインさばきが上手くできず、神経を使うことがあります。ズームした時はベストですがズ

ームしないで使用する時はチョット気になるでしょう。前機種のBBXスペシャルSIZはズームしない時はベス

トバランス
ですが、ズームした時は持ち重りがしていました。この点を改良して、発売されたのですが、どちら

を取るかは悩むところです。

 もう一つは、トップガイドがネジ式ではないので、メンテナンスで外す時に用心しないと穂先を折ってしまう

ので、くれぐれも用心してください。

 私は?というと前機種に撥水加工をして使用したほうが使いやすいかな?と考えます。現在は写真の3本

をメインに使用していますが、BBX−SPでも十分高性能だと感じています。 シマノからインナーガイド用の

撥水スプレーが発売されましたが、これを使用するとBBXでもラインの滑りは変わらなくなります。勿論、新

機種のメンテナンス用に使用すればグッド!ただし、遠征の場合は1日使用すると性能が落ちるみたいです

けど。でも、超!お勧めスプレーです。

           
新BBXシリーズのリールもチョット!インプレッションです

3000・5000・8000番は、ステンレススプールに直径50mm以上のスプール径になり、格段にラインコ

ントロールが楽になりました。価格も安くなったし、丸洗いも良いですね。BBXの進化版です。でも、すべて

が良い訳ではありません。スプールにラインが巻き込む現象が見受けられ、チョット困った問題です。注意し

ていれば問題ないのですが、逆にいつも気にしなければならないところが問題です。まぁ、慣れてくると問題

ないかもしれません。(サビ難い、AーRB新ボールベアリングは、2003年シリーズからで、私も交換予定

ですが、全ての交換対象リールを替えると、ウン万円になり、チョッと悩んでおります)

 
BBX−XT3000も予備用として購入して使いましたが、価格を考えると超お買い得リールで、男女で2日

間使用してみてグッド!でした。シマノ得意の滑らかさはBBXテクニウムと遜色なく、BBXシリーズの中で1

番の超お勧め品です。(ARBは付いているし、ステンレススプールはテクニウムと同じで交換可能です)

 

DAIWA    小笠原11 60号―484

 釣行紀でも触れていましたが、今度発売された、小笠原11 60−484はシーライン・クエ484と

ほとんど同じスペックを持っています。いわばシーラインの普及バージョンです。違いは、ガイドの個数

とグリップ、石突き、竿の糸巻きなどですが、石突きは逆にアルミに強化されています。竿の仕上げは

シーラインが数段優れてます。まぁ、価格差を考えれば仕方ないでしょう。でも、中身は同じですよ(ダ

イワさんに怒られるかな?)

 使ってみた感じでは、ガイドの個数が少ないのは、余り気になりませんし、グリップは小笠原の方が

握りやすい感じです。負荷を掛けない時の竿のシナリは断然、シーラインがしなやかです。コレは巻き

糸の大きさによるもので、ガイドの位置も少し影響しています。

 まぁ、価格が同じなら、シーラインを選びますが、3万円弱の価格差を考えたら、迷わず小笠原!でし

ょうネ。 皆さんはどちらにしますか??

結局、悩んだ末、ボーナスで小笠原11と24Vハンマードリルを買っちゃいました)

 

DAIWA  スーパーインターライン石鯛 MH524・504

SEALINE石鯛Z 40WHとベストマッチバランス

 昨春、発売されたメガドライ加工のインターライン石鯛竿で、試作品はダイワの柳君から借用してい

MH504(5m)でしたが、購入したのはMH524(5.2m)です。 性能は5m竿でも充分判っていまし

たが20センチ長い竿のバランスも素晴らしい出来上がりでした。本来、置竿用に使用するつもりでい

ましたが、手持ちでのバランスが良く、ハエ根があるようなポイントでは、使いやすい長さです。

  ラインの通りは、メガドライ加工のため、インナーロッドの中ではずば抜けたスムーズさがあり、写真

40WHに巻いたPE15号でもスルスルと抜けて行くし、穂先のしなやかさは、食い渋る石鯛には強

力なアイテムでしょう。ただし、4本設計でバランス、軽さが素晴らしい反面、仕舞寸法が150センチと

長い
のが、機動性にはチョット難があります。それにしてもSZの後継竿として発売しなかったため、価

格を抑えてあり、購入しやすい。


   実質はSZの性能を凌 いでいます
。購入にあたっては、5mか5.2mかは迷うところでしょう。

追記 5.0mも購入して使って見ましたが、魚が掛った時の操作は楽で、スムーズな抜き上げが出来

ますが、チョッと面白みに欠けます。贅沢な悩みかもしれませんが、余りにも簡単に抜き上げが出来る

ので、ダイレクト感がなく、拍子抜けしてしまいます。 パワー勝負の石鯛釣を好む人は、チョッと面白

くないでしょうネ。

 まもなくマスタードライの石鯛竿がリリースされますが、チョッとインプレッションです。

今度の竿は5本継で、ピーんと張った感じで硬調子Hのように持った時、感じますが、Vジョイント設計

のため、しなりが驚くほどすばらしく、ビックリしてしまいました。手元から穂先までのバランスがすばら

しく、持ち重りゼロに近い感じでした。特にグリップ部分は柳君が相当な熱の入れようで、開発してお

り、インターラインの石鯛竿としては、完成された最終バージョンでしょうネ。嬉しいことに、トーナメント

シリーズとして発売しなかったため、価格もスーパーインターラインを4〜5000円上回る程度に抑え

てあり、Vジョイント、仕舞寸法のショート化など進化した竿となっています。しかし、生産が中々追い

つかず、しばらくは品薄状態で、手に入りにくい状態となるでしょう。
  
        (写真と実釣のインプレッションは後日、アップします)

DAIWA  HZ SEALINE クエ MH484

 写真上部がSEALINE クエ MH484で下がダイコーフルフィールドクエ480Mです。アラ釣りには、4

80Mを使用していましたが、20kg以下のアラには使いやすかった。ただ、アラ釣りにはステンレスパイ

プ仕様の元竿は不要でしょう。SEALINE1300g 程の軽さは、体力消耗の激しい夜釣りのアラ釣り

には強い味方です。また、手持ちの大物釣りにも使えるし、穂先のしなやかさは食い込みの良さに貢献

しています。

 また、軽い仕様にもかかわらずパワーは十分で、近年の竿製作の技術力には感心しまた。この竿は、

ダイワテスターの柳君から借用しているため、竿尻がオプションのアルミ使用で竿受けに固定した時の

安心感があります。価格的にも手頃だし、アラ釣り専用にするならお薦めのアイテムでしょうネ。

 

simano BB-X  SPECIAL  T3  47-53 Z 遠征

 BBX テクニウム5000とベストマッチである

 H13,2の男女群島ロケで使用した外ガイドのズーム仕様で、遠征の名の如く、男女、宇治群島、南西

諸島におけるオナガ狙いには、ベストマッチの竿です。シナリが良い割にはパワーが有り、50センチ前

後のオナガ、メジナなら抜き上げが簡単に出来ます。チョット面白くない竿と感じる釣人も出てきそうです

が、コアフロートMの軽いウキを使ってもシナリが良いため、仕掛けを飛ばす操作が楽です。チョット、値

段が高いですが、バランス、操作性などシマノの竿の中では最高の出来でしょう。ガイドも絡みにくい使

用となっています。

 

simano         IG-Hispeed 海魂  MH500T

上がダイワインターラインSZ500MHにSEALINE石鯛X40Hのベストマッチ
下はシマノIG-Hispeed 海魂 MH500Tに海魂3000Tのベストマッチ

 昨年、この竿を買うまでHタイプのダイレクト感が好きで、急流や強風の中でバリバリ攻めることのできる竿し

か使用したことがありませんでした。Hタイプは手元感度が良い分、食い渋る石鯛のアタリに対しては神経を

集中して瞬時にオクリを入れなければならなかったため、集中力が要求され、一口で言うと「疲れる」状態でし

た。そろそろお年寄りに成りつつあり、自分でも集中力が持続できなくなってきたと感じ、チョッと楽をしようか

な〜と思い最新バージョンのMHタイプを購入してみましたが、使ってみると楽なんである!それに今まで使っ

ていたDaiwaのSZやHZインターラインH500より
後発バージョンであるため、チタン糸巻きの美しいデザインや

道糸の通りが良く、ウニ使用の置き竿にも使用できる柔らかさがあります。しかし、穂先が柔らかい分だけ手

元にくる最初のアタリのダイ
レクト感が薄れており(これが瞬時にオクリを入れる必要がない利点でもあるが

、穂先を見てアタリを捕らねばならないのに穂先に
見えやすい色がなく、非常に判りづらい。それに尻手ロープ

金具が角張っているため、手持ちで長く持っていると痛くなるので手持ちの時は外しています。 購入後、1

〜3キロ程度の石鯛を30枚ほど釣りましたが、3kg以上のイシダイを掛けた時は竿の曲がりは美しいと思いま

す。
ただし、それ以下だと、チョッと難ありですね。

 

ダイワ   インターラインSZ500MH ・ HZ500H

  ダイワが自信を持って送り出したインターラインの石鯛竿で、当時の完成度はピカイチであった。特にSZ-

500MH
は手持ち竿としては、バランス、パワー共最高である。竿の曲がりはSZ-540の方が良く、置き竿や

遠投釣りに使いやすい。価格が10万円以上するため、サラリーマンの私はウ〜ン!と唸って、HZ500Hの方

しか手が出ず、安い方を購入しました。

 HZ500Hはパワー的にはSZ500MHと同等なので使いやすい竿です。数年前、宇治群島の黒瀬1番で60

センチオーバー
の小振りのクチジロとイシガキを2枚を抜き上げた時、いとも簡単に抜けたので、磯に上げて

見るまでは2〜3キロの石鯛と思うほどパワーがあり、拍子抜けした思いでしたが、逆に1〜2キロの石鯛が

掛かっても「コリャー!いい型だ!」と感覚的に感じても、同じ位の竿の抵抗感なので戸惑ってしまいます。

 写真のSZは数年前、シマノテスターの大塚君が釣春秋五島列島石鯛釣り大会で準優勝した時の商品で

「シマノの関係者ががダイワ製品じゃ都合が悪いだろー?」と勝手な理屈をつけてチャッカリ借用して使って

いたもので、ガゼウニ使用時でも使える柔軟性があります。ただし、私の釣りスタイルではリールシートが手

前すぎて使いづらかったため、バランスを取るため竿尻を少し長くして重いアルミ製に変えて調製していまし

たが、SEALINE石鯛X40Hとベストマッチでしょう。

 現在、ダイワは新しい石鯛竿をリリース中ですが、釣友のダイワテスターの柳君が男女でコッソリ!テスト

を繰り返していたので、今度の竿も実戦向きの良い竿ができているだろう。柳君をチョット、誉め殺しして、新

しい竿とリールを借用してインプレッションしてみたいと考えています。


        *購入して使ってみましたが、期待通りの仕上がりが嬉しいですネ!

 

ダイコー       別誂 石鯛竿 炎舞


   この竿を握って感じる事は若い頃イシダイを攻めて、攻めて攻めぬいた、あの感動が蘇る気持ちにさせる竿で

す。硬派のイシダイ釣師にピッタリの竿でしょう。4.35m・印籠継・硬調のスペックは、足元から切れ込んだポイ

ントでカベ釣りに適しており、大型のクチジロにも耐えうるパワーを持っています。男女、宇治、草垣群島や南西

諸島を釣り歩いた今里準氏のイシダイに対する情熱が伝わってくる竿です。しかし、現在の主流は軽量・軟調

食い込みの良い竿がもてはやされています。誰でも使いやすい竿がメーンの時代にあえて硬派のガチガチに硬

い竿でベテラン石鯛釣師の心をくすぐる竿をリリースしたダイコーに敬意を表したい。
 

 

RYOBI      CRS Rebolutionn  石鯛500M

          丈夫な作りの竿ケースでそのまま磯に持っていってもよいのだが、ベルトがないのが残念

  フィールドは南のハナレで、上下潮が渦巻いて流れて行くようなポイントで、当日は南東風が、真横から吹

抜け、竿を振られる状態でした。CRSの竿は全体的に硬く、ピーンと張った調子でパワーとバランスが良く、私

好みのタイプですが、Mタイプの穂先は柔らかく、最初のアタリは穂先で吸収してしまうため、送る必要がない

分(最初のアタリですばやく送る事が苦手なビギナーにはベストな穂先)、手元でゴッと感じる事が出来ないた

め(これは穂先を見て手元で感じる2つの要素は重要なものである)、穂先を見なければ最初のアタリを捕るこ

とが出来ない。
強風や潮の流れが強い時は穂先が曲がったままの状態になったり、バタツキやすい為、このよ

うなハードなフィールドではMHタイプが使いやすいでしょう。 この竿の使用方法は軽いオモリを使用した場合

やガゼウニなどのエサで手持釣り方にベストマッチじゃないかと思います。ウニを使った置き竿には新製品の

CRCgangaze
が2番目が柔らかいため、食い込みが良いと思われる(メーカーの担当者に問い合わせて、2番

目はCRCgangazeの方が柔らかいと確認している)   *残念な事にリョービ自体が消滅してしまいました。

良い製品を作っていたのですが・・・・・・

 

ABU   9000C・10000C

 30年程前にPENリール全盛時代、私が自分の月給より高かった定価50000円のABUリールを購入し

たのは当時、あまりにも美しく、シンプルで高度のメカニックを取り入れていたことに、魅入られてしまった

からです。現在は当然のような遠心ブレーキ、2段ギアなどのメカが当時のリールにすでに使用されてお

り、下の写真のリールは今だ現役であり、耐久性も信じられないくらいのものがありました。

釣具店主が「コレは一生もんよ!」といった言葉が今でも記憶に残っています。

左が14年前9000Cで、中小型の石鯛やクチジロを1000枚ほど上げたが、今だにスムーズに回る。            右が28年前10000Cで塗装のサビ1つもない。当時流行の丸ハンドルと取り替えている。

ABUリールの最大の利点は、シンプルで操作性が抜群である点で、長い間少しずつ、改良が加えられ、現

在に至っています。価格も手ごろになったし、ハンドルなどもGarciaからは丈夫になりました。操作性と手

返しの速さは他のリールより抜き出ています。
しかし、スプールがアルミ合金製に変わって、軽くなった

分、手入れを怠ると塩分による腐食が目立ってきたのが、残念ですネ。また、長く使うと剛性が落ちて、中

心が狂ってくるため、ギアの噛合いが悪くなってきますが、カリカリ音がしても操作性にはあまり影響しま

せん。 現在は9000CLスペシャルのレベルライン金具を取って使用していますが、いぶし銀のABUも

良いものですネ。

 

カウンター付リール

 

シマノ 海魂3000T ・ ダイワ シーライン石鯛X40H

代表的なカウンターリールの比較。上がX40H(ダイワ)下が3000T(シマノ)

リールの重心と機械式カウンター(シマノ)・デジタルカウンター(ダイワ)の性能の違い

 

  X40H(ダイワ)価格的に性能が素晴らしく、お買い得なリールです。正直なところ、この価格でよく発

売できたな?
というのが私の感想で、何が良いかというと、回転がスムーズでバランスが良く、写真では

判りつらいが、低重心設計でハンドルの軸がアブやペンリールと同じくらい竿の中心に近づけてあるので、

手持ちで竿を構えた時のリールの安定が良い点です。

 コレは実際に手持ち南方宙釣りスタイルで使用してみると解りますが、バランスに貢献しているのが、デ

ジタルカウンターの位置でスマートに作ってあります。カウンターのセッティングさえすれば、実測に近い水

深が測れる
のは、私みたいに釣り雑誌の釣行記やポイント紹介などをしているものにとって「ココは何mが

ポイントですよ」と説明するのに便利です。以前はラインを手繰って計っていたが、マーカー付PEなどの出

現により、簡単になったし、釣人にとっても早くポイントが探りやすい。高性能の上級機種が発売されてい

るので、機会があれば使ってみたい。

 (40WHを使ってみました。ハンドルのグリップが格段に向上し、インフィニットストッ
パー装備でスプール

の遊びが無くなって、スッキリした感じになり、価格も抑えてあり、X40H
を買う必要がなくなってしまった

 3000T(シマノ)はリールの回転がウルトラスムースで、高速ギアですが、パワーがあります。価格的に

高価ですが、ボディが見た目にも美しいメタル仕上がりで剛性が非常に高いリールで、それに根掛か
り時

に便利な
スプールロック機構を装備しているため、使いやすい仕様です。

 このリールの本来の使い方は、回転がスムースで、高速ギアである利点を生かした
遠投釣りの置き竿使

用に向いています
。購入してしばらく使ってみたましが、手持ち南方宙釣りスタイルで使用すると、竿にセ

ットした時の回転軸の重心が高く、ハンドルのグリップは最高に良いのですが、バランスハンドルではない

ため手持ち時の据わりが悪く、イシダイがアタッた時の誘い釣りや送りの微妙なラインの操作が難しい。慣

れると気にしなくなりますが、ハンドルが大きく、重く、バランスハンドルでないためと、回転がスムーズな

故、クルッと回ってラインを巻いてしまい、食い渋るイシダイの送り操作をしている時、アッ!といってしまう

事があります。

  機械式カウンター
については、メンテナンス的に優れていますが、PEラインを使用する
とほとんど実測

の水深が測れず、イシダイがアタッた時に、隣の同行者にカウンター読みで「今何メートルでアタッたよ!」

といっても同じリールカウンターを使っていなければ、数メート
ルのタナの違いが出てしまい、戸惑う事にな

ります。
あくまでも、自分だけの目安のカウンターとして使用したが良い。手持ちスタイルで使用するなら、

カウンターなしの方がバランスもよく使い
やすいと思われます。

剛性が非常に高いリールだけに、九州地方の南方
宙釣りスタイルに合った低重心軸のバランスハンドルを

装備したリールをリリースして欲しい気がします。

なぜ??機械式カウンターなの?

シマノが何故、あえてデザイン的に変な?カウンターの仕様を採用しているのか。皆さんも疑問に思

われるでしょうネ。メーカーサイドに言わせれば、メンテナンスが簡単?でデジタル式に比べ、壊れ難

いと説明されています。が・・・もう一つ大切な要素があり、これが機械式を採用した理由だと私は考

えています。(独断と偏見ですが)

 海魂シリーズは、関西、関東用の釣りスタイルに開発を合わせてあり、当然、遠投用仕様となって

います。これは開発に関るスタッフ、インストラクターなどの人々が、販売やその他の理由で開発した

製品ですので、メーカーとしては売れる製品を!と当然の理由でしょう。

 実は100mも遠投するとデジタルカウンターでは感知センサーが飛びやすく(スプール回転のスピ

ードが速すぎて)誤差が出てしまいます。機械式であれば、そのような現象は起こりません。こんな理

由で遠投用グリップハンドルと高速ギア、機械式カウンターを取り入れています。

 九州地方では、遠投釣りは、まだ主流となっておらず、南方宙釣りや中〜遠投程度の釣りが主です

ので、いまだにタナトル石鯛が売れています。やっと、海魂EVなるリールが発売されました。嬉しいこ

とですネ。バランスハンドルをオプション購入して海魂に付けようかと考えています。これで、宙釣り中

のクルッとハンドルが回る悩みから開放されると嬉しいのですが。

 

 アラ用リール

DAIWA  SEALINE 900H   PEN  9/・6/0H 

左から、PEN6/0H   シーライン900H  PEN9/0

 私が使用しているのは、PEN6/0Hとシーライン900H ・ PEN9/0で、6/0Hは25年前の物で

すが、今だ現役で頑張っております。チョット重いのが気になりますが、9/0と同じぐらいの重量で

す。メンテナンスさへきちんとすれば、十分使えるリールです。シーライン900Hもダイワにしてみれば

ロングバージョンでしょう。発売当時、購入して使っていましたが、今度購入した物と比較して、外見は

同じですが、少しずつ改良が加えられているようです。アラ釣りの使い勝手はシーラインの方が扱いや

すく、今はこちらをメーンに使っています。性能的にはPENとほぼ同じと考えて下さい。メンテナンスは

断然、シーラインが簡単でしょう。