ハイチ里親運動とは

 カトリック愛宕教会では、1976年から、中南米のハイチで活動しているレデンプトリスチン修道会に協力し、ハイチ里親運動を行っています。
 なぜ、里親運動が必要なのか、ハイチとはどういう国なのか。皆さんにぜひ知っていただきたい情報をまとめてみました。

ハイチ共和国ってどんな国?〜ハイチの現状〜

 1492年、コロンブスによって発見されたエスパニョーラ島。東部が現在のドミニカ共和国、西部がハイチ共和国です。
 スペイン、およびフランスから長く支配された時代が続きましたが、中南米では一番早く独立した国でもありました。

 ハイチの人口は733万人(1996年国連の統計による)、国土は四国より大きく、九州より小さいくらいの面積です。ハイチという国名は原住民の言葉で「山多き地」という意味ですが、 今ではすっかりハゲ山となってしまいました。ハイチの森林は国土の3%しかなく、森の木々を燃料に使ってしまったのです。このため、雨が降ると街はすぐ浸水してしまいます。

 公用語はフランス語とクレオール語(現地語)ですが、ほとんどの人はクレオール語しか話せません。首都はポルトープランスで、全人口の20%が集中しています。

 宗教は約80%がカトリック、約10%がプロテスタントですが、多くの人々が土着のブードゥー教も信仰しているようです。
 ハイチは農業国で、主にコーヒーと砂糖キビを生産しています。しかし75%が失業者という厳しい経済状況が続いています。

 識字率は約15%と言われています。つまり約85%の人が読み・書き・計算ができないのです。

 子供は10歳くらいになると、貧困であるが故に家を出され、ストリートチルドレンとなってしまいます。ゴミをあさる子供たち。売春をする子供たち。
 満足に教育を受けることもできず、無知なためHIV(エイズ)に感染してしまう子供も少なくありません。HIV感染者は人口の15%とも言われています。


 

すべての子供に教育のチャンスを!
 教育を受けられず、無知なまま大人になり、望まない子供を産んでしまう。生活力がないため、産んだ子供を教育することができない…という悪循環が続き、残念ながらハイチはいま世界でも最も貧しく、教育も行き届かず、安全面でも問題のある国として知られています。このような現状を変えるためには、まず子供たちへの教育が必要なのです。

 ハイチの教育制度は初等教育(6歳から12歳まで6年間)が名目上は無償の義務教育となっています。しかし、経済的に極貧の家庭が多いため、満足に子供たちを通学させることができません。

 中等教育、高等教育も行われていますが、特に高等教育は首都などの都市に行かなければ受けることができません。

 国民1人あたりのGNPは、約330ドル(およそ4万円)となっています。日本の100分の1の年収なのです。このように少ない収入では毎日の生活で精一杯であり、教育に使えるお金などない家庭が大部分です。

 しかし、日本円で約1万円のお金があれば、ハイチの子供1人が1年間教育を受けられるのです。日本の1万円がハイチでは数倍、数十倍の価値を持つのです。

 私たちがちょっと何かを我慢して、そのお金をハイチの子供たちの教育に役立てることができたなら、こんなに素晴らしいことはないと思います。


里親になりませんか?
 教育を受けたくても経済的な理由で受けられないハイチの子供たち。日本で彼らの成長を見守る、里親になりませんか?

 愛宕カトリック教会では、毎年ハイチのレデンプトリスチン修道会で活躍しておられる飯村シスターを通じて、ハイチの子供たちの教育に使ってもらえるよう、皆様から寄せられた寄付金を送金しています。

 ハイチの新学期が9月に始まるのに合わせて、各年度分を7月に集計し、8月に送金しています。年間を通して里親になってくださる方を募集しています。寄付金は1口1万円を基準にしていますが、何口でもかまいませんし、志だけでも結構です。この運動に賛同してくださる方のお気持ちをお寄せいただきたいと思います。


ハイチ里親運動に賛同してくださる方々の寄付金の受け付けは、下記の口座にて行っております。ご都合の良い方をお選びください。

◎十八銀行本店 普通口座 272727 愛宕カトリック教会信徒会 ハイチ里親寄金

または

◎郵便振替 01810−1-36245 愛宕カトリック教会 ハイチ里親寄金


【お問い合わせ先】
〒850-0822 長崎市愛宕4-3-3
愛宕カトリック教会
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