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みんなの声 |
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諫干問題解決菅首相に期待
菅直人内閣になって諫早湾干拓問題はどうなっているのか、興味がある。歴代の首相の中で最も諫干問題に詳しい人ではないだろうか。
私自身、目撃した光景を今も忘れない。2000年7月、諫早湾干拓事業の見直しを叫びながら、山下弘文さんが惜しまれて世を去った。山下さんの通夜の席にいち早く東京から諫早に駆けつけたのが菅氏だった。
通夜の時間よりはるかに早く、最前列に腰を下ろしている菅氏の姿があった。諫干事業に反対した山下氏と菅氏はそれほど親しい間柄だった。ともに諫早湾の再生を願っていた。
諫干事業に対して民主党は見直しを願っているが、長崎県の民主党は見直し反対の立場を崩していない。
いわば「ねじれ」の状態を解きほぐすのは容易ではない。しかし菅首相なら、何とか解決の糸口を見つけることができるのではないか。
有明海の自然環境を回復させるとともに、干拓農業の存続も図る知恵を内閣の威信にかけて見出してほしい。(西宮市) |
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同根の諫干と石木ダム 就任早々の中村法道知事を悩ませる諫早湾干拓事業の開門調査と石木ダム問題。一見、別次元の政策課題に見えるが実は二つはまるで同根に思える。住民との対話という点においてだ。
まず石木ダムの場合、県は反対派が求める公開討論会に応じない。本当に必要なのかという議論がないがしろにされたまま地元対策が行われてきたのがダムの歴史だろう。移転住民の苦渋の決断を斜めに見るつもりはないが、これまでダムにつぎ込まれた予算は100億円以上に上る。それが事実だ。
一方の諫干。開門派の漁民らが「影響が出ない開門方法」を提案してもやはり県は議論する気配はない。科学的データに基づく議論ができない現状は、形を変えた石木ダムと言える。
2月の知事選で「中村候補」を取材したが、今の知事には、らしさが感じられない。22日、石木ダム建設事務所でボーと絶対反対同盟を待つ姿がテレビに映っていたが、職員時代は納得するまでとことん職員と議論した-という姿はみじんも感じられない。もっとガリガリやってほしい。火に油を注ぐ結果になるか、意外といけるのか、やってみないと分らないでしょう。(諫早支局) |
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諫干営農者の声を聞かせて
長崎新聞4月11日付「対論 諫干排水門開門の是非」を興味深く拝見した。松永秀則氏の「漁業と農業が共存できる環境」を望む気持ちや方法までが十分伝わる。方や、濱本麿穀穂県農林部長、相も変わらず「諫干原因説否定」が前面。熊本新港や筑後大堰を原因だとすればなおのこと潔く開門調査で明らかにすればよいこと。
その他の部分でもすでに「有明海漁民・市民ネットワーク」にことごとく論破されている。
県は「公式ウェブサイト」で職員向けに掲載していた講演録で、短期開門調査の実施年を勘違いした上での塩害論を強調した副知事発言の部分を指摘を受け削除したとか。
諫干問題で、不思議に思うのは「反1万5千円、借用期間90年」の破格の待遇を受ける人々の声がまったくといっていいほど聞こえてこないことだ。
漁業者の主張は「農漁業の共存」だが、彼らはそのことをどう思っているのか全然分からない。
彼らより、はるかに厳しい環境に置かれながら黙々と自分の土地で頑張っている小規模農家や、中山間地農家はごまんといる。役所や業界に乗せられ「開門するな」の一点張りはやめ、自らの言い分と善後策を述べるべきではないのだろうか。(東彼杵町) |
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ダム道路着工新保内手法 2010年4月11日/長崎新聞 《声の欄》
今、NHK大河ドラマ「竜馬伝」が面白い。維新にかかわった多くの人物は当時の国際都市長崎にやって来て、世界観を広げ変革を成し遂げた。
それに対し、今の県政はどうか。3月25日付長崎新聞を見る限り、旧態依然のままだと思わずにいられない。石木ダム付け替え道路着工問題だ。
県は佐世保市の人口が減少の一途だということを計数的に分かっていながら、供給は大幅に不足し水道料金を引き上げしてでもダムが必要だと主張する。
知事は四半世紀にわたり、切り崩しを受けてきた住民の気持ち、県警機動隊突入のことなどはすっかり忘れ、人ごとのように今回の着工のことを知らなかったと言った。本心からダムが必要だと思われるなら、世論を味方につけるための公開討論会は必要だと思うのに、なぜかそれを避けている。
世の中は脱ダムの方向に向かっている。たとえ現政権が代わったにしても昔みたいに、それ行けどんどんの時代ではない。
今回の着工はそれだけの覚悟がおありの上だと思う。推進派会長は可能なところから工事を始め、最後に反対派に対応すればよいと言われた。既成の事実を積み上げて仕上げる手法は諫早湾干拓の堤防締め切りのラストシーンをほうふつさせる。(長崎市) |
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知事の姿勢に「郷土愛」問う 2010年4月7日/長崎新聞 《声の欄》
次の2点について中村法道知事の姿勢に疑問を持ちます。まず一つは諫早湾の潮受け堤防開閉調査問題についてです。
開門調査反対側と早期開門調査賛成側への対応が不平等に思えてならないのです。現状では平行線をたどり、解決の糸口さえもつかめず、県民および他県の漁民の生活を脅かすことになりかねません。開門反対の漁民がなぜ賛成へと変わったのか、その重みをしっかりと受け止め、対処することを望みます。
二つに石木ダム付け替え道路工事の着工です。この着工は問答無用的な感さえする着工であると言わざるを得ません。
知事は石木ダムの今日までの経緯を誰よりも熟知している一人ではないでしょうか。反対住民が先祖代々、守り継承してきた土地と自然をさらに守り続けようとする「郷土愛」が知事には通じないのでしょうか。
話を聞いても進展がないと開き直っての抜き打ち的着工だったような感がし、住民をないがしろにした暴挙に思えてなりません。
開閉問題では塩害、洪水等、石木ダムで問題ではダムの必要性だけが強調され、農業や地域住民擁護の声だけが心に響き、潮流の変化や海水汚染から漁業への影響および水没地域住民の声が知事の心に響いてこないのは、私の心の目が曇っているからでしょうか。(長崎市) |
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悪化する水質脳漁業者に影響 2010年3月29日/長崎新聞 《声の欄》
「諫早湾・調整池アオコ」学習会に参加しました。諫早湾が閉め切られて以来、赤潮が発生するようになり、魚介類は激減。タイラギは壊滅的な受けるなど、年々有明海の汚染が進んでいます。
調整池の水質対策としてこれまで400億円が支出されましたが、まったく改善の気配がなく、これからも毎年30億円の支出が必要といわれています。
ここ数年は毒性の強いアオコが発生するようになりました。放流された汚染水は有明海全体に影響を及ぼしかねないのです。
このことは、このままでは漁業ができなくなると危機感を抱いた瑞穂、国見の漁業者が、開門を求めて国に提訴したことでも明らかだと思います。当初は開門反対を主張された方々だっただけに、よほどの決断だったと思います。
これは単に漁業者だけの問題ではなく、調整池の水を利用している農業の問題でもあります。営農をなさっている方も農作物に影響がないか十分に調べてください。
政府は両者を対立させるのではなく、農業をする人も漁業をする人も安心できる施策を明示してください。(諫早市) |
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行政と県民が協力し解決を 2010年3月22日/長崎新聞 《声の欄》
先日、諫早湾干拓の潮受け堤防の開門調査の是非をめぐって、賛成、反対双方の団体が相次いで県庁を訪れ、要望書を提出したと本紙で報道された。
中村法道知事は開門反対の団体とは面会したが、賛成派とは会わずに、これをボイコット。肩透かしを行ったとのことである。もともと金子原二郎前知事の意思を引き継ぐ中村知事だがら、このようなねじれた態度をとることは想定内のこと。
さてこのほど、三つの漁業組合がそろって開門を求めて長崎地裁に提訴したことを皮切りに、最近の世論は開門調査を支持する風が吹き始めているようだ。
漁業不振にあえぐ漁業者は海水を入れなければ、アサリの漁獲は絶望。このままでは死活問題だと主張する。
知事に申し上げたい。当選した時の抱負を思い出していただきたい。「行政と県民の垣根を低くして力を合わせて地域課題に取り組みたい」と述べた。
私は賛成、反対の要望を真摯に受け止め、漁業と農業が共生可能な解決策を模索すべきだと思う。県民総ぐるみで英知を結集すれば、漁業と農業存立の道は必ず見いだせるはずだ。(諫早市) |
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県民党の看板正体見えたり 2010年3月15日/長崎新聞 《声の欄》
「おまえらとは話さない」。鹿児島県の竹原信一阿久根市長の記事と呼吸を合わせるがごとく、「知事一方とは面会せず」の記事。
諫干開門調査をめぐり、中村法道知事が開門を訴える瑞穂漁協の関係者との面会をしなかった件。「県民党」の看板の「正体見えたり」、嫌な話には耳も傾けない。竹原市長は言葉に出したが、本県トップも言葉にしなかっただけの同じ次元の話。
漁協側も事前に訪問の通知をしたことは明らかで、諫干問題は、本県のみならず全国にその「悪名」がとどろくほどの重要課題であることを踏まえれば、万難を排しても直ちに会うべきではないか。
国も遅まきながら、事態打開の検討へと動きだしたなか、一方の意見のみに傾き、おそらく国の聴取でも「開門反対」をとうとうと述べるという意思表示を示したつもりか。
もしそうであれば、もはや、国による知事聴取など不要で「国営事業」として、国が主導して決めるだけのことでよく、大いに手間が省けて大助かりだろう。
「行政のムダ撲滅」の一環として無用の出張費は浮くのだから、県民にもプラスの話だ。いや、ひょっとするとそこまで織り込み済みということであれば、知事の手腕はたいしたものだというべきか。(東彼杵町) |
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漁業生活に温かな配慮を
3月定例諫早市議会の質疑で宮本明雄市長は、国営諫早湾干拓事業の潮受け堤防の開閉調査は防災という立場から絶対に認められないと訴えた。
だが私は、防災という錦の御旗を掲げて反対すれば、それが正しいと考えるのは、一種の幻想ではないかと思う。
長崎県民もこの事業が始まる前の段階では、ある調査で、賛成21%、反対50%となっており、事業に賛成したのではないことを示している。
その上、諫干の総事業費2370億円のうち、その負担割合をみると、潮受け堤防建設は国費8割、県費2割。内部堤防と干拓農地造成は、国費7割、県費1割、農地取得者が約2割となっており、現実には農地取得者は割り当てられた農地をリース方式で借り上げ、その負担は極めてわずかである。
これに比べて、有明海の漁で生計を立てている漁師の生活はいかに苦しいものであるか、県民なら誰一人知らぬ者はない。防災も結構だが、漁民の生活にも温かい配慮がほしいと思う。(諫早市) |
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諫県民の思いは開門調査実施 2010年3月7日/長崎新聞 《声の欄》
2月23日、赤松広隆農相が閣僚後の会見で、「検討の結果、開門も、あるいは控訴取り下げの結論もありうる」の発言。
長崎県知事戦後の絶妙なたいみんぐは「意趣返しか」との憶測もあるようだが、スピード感のある発言は政権交代の成果ではないだろうか。諫干はいつも政治のにおいから逃れられない。
少なからず利害関係のある県トップなどは一貫して反対の姿勢。しかし、大手新聞2社(読売、朝日)が知事選前に行った電話世論調査では、開門調査賛成が反対をいずれも上回っている(読売・賛成40%、反対33%、朝日・賛成40%、反対25%)。
有害アオコの発生、漁の不振、ノリの色落ちなど、有明海の一連の減少の原因究明なしでは対策さえ立てられない。
「干拓悪者説」の汚名を返上するためにも調査して、はっきりさせた方がよくはないのか。もっとも干拓の影響はないはずないが、「反対」一辺倒の姿勢は県民に理解されていないと二つの世論調査が示している。
ここへきて、開門に反対してきた瑞穂漁協も賛成に転じ、状況に変化。その中で、この発言は極めて重く「宝の海復活」への期待も着実に膨らんだ感じがする。(東彼杵町) |
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諫干をめぐり情報開示必要
諫早湾干拓地の潮受け堤防を閉め切られて、はや14年を経過した。この間の有明海や諫早湾の潮流の変化に伴って、自然環境は深刻なダメージを受けているといわれている。
特徴的なのが赤潮の多発によって漁業資源が壊滅的な被害を受けており、漁業者は直ちに原因究明のための開門調査を実施するよう、そして調整池にも潮流を導入して科学的な知見を得て、その因果関係を明らかにするよう国に求めている。
このような要求は漁業者にとどまらず、一般市民からも急速に声が高まっている。
一方、完成した干拓農地は672㌶の及び、1区画6㌶という大型営農が始まっているが、その実態は一般にはよく知られていない。
入植した農家はいくらか。1農家あたりの経営面積は。生産性は順当か。農地は公的管理機関からリース契約で借りているようだが、その支払いは滞っていないか等々。納税者の立場からその辺りの情報開示を共有したい。そしてメディアの積極的な報道を期待したい。
農業者と漁業者が反目することなく共生できる方策を県民と行政が一体となって真摯に議論しよう。(諫早市) |
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水や空 2010年2月25日/長崎新聞 《水や空》
有明海の異変は2001年の元日に福岡、佐賀のノリ漁業者が海上デモをしたのを機に注目された。諫早湾干拓事業は犯人視され、開門調査の是非をめぐる長い対立が始まった▲同年2月24日には干拓事業の工事現場を福岡県の漁業者が封鎖し工事はストップ。防災効果を期待し事業を推進してきた地元を激怒させた。あれから9年▲ずっと「双方がうまくいく解決法」を探してきたのがこの事業だ。それは、折り合えない複数の主張が常に対立してきたことの裏返しでもある。2008年には営農者という新たな利害関係も生まれ、解決はいっそう難しくなった▲農水省は開門に関する環境影響評価(アセスメント)の手続に入っているが、赤松広隆農相は24日、開門の是非を早期に決断する考えを強調。「知事選で民主党推薦候補が負けた瞬間に意趣返しか」とあきれる向きもある▲一貫して開門反対の金子知事、その下で副知事を務め、新知事に当選した中村法道氏ともに愉快ではなかろう。ただ、政権幹部の発言の変化を振り返ると、民主党佐賀県連代表でもある原口一博総務相は昨年9月、アセスなしでの調査実現を目指すと言い、赤松農相も11月、本県の知事選後に事態は打開できると明言した▲その通りの展開であり、もう開門は規定路線なのかもしれない。であっても、賛否両者が納得できる対応が求められている状況は9年前と何ら変わらない。(玲) |
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諫干開門調査早く行うべき 2010年2月18日/長崎新聞 《声の欄》
諫早湾が潮止め堤防で閉め切られて今年4月で満3年になる。
ここにきて新たな動きが出てきた。これまで排水門の開門に反対だった雲仙市の瑞穂漁協が開門調査を求める決議をした。諫早湾閉め切り以降、年々減り続ける漁獲高に、しびれを切らしたのだ。2001年に年間100トン取れていたアサリが今ではわずか8トン程度に激減しているという。
諫早湾干拓事業は、農地造成から防災に目的を変えて国が進めてきた。防災事業であれば、3千㌶もの広大な干潟をつぶす必要はなかった。
干拓事業を始めるにあたっては、有明海の漁業環境を悪化させないことが絶対条件であったはずだ。しかし有明海漁民は、諫早湾閉め切り後、明らかに有明海の環境が変わったと言っている。
農水省がそれを否定するなら、科学的なデータで証明しなければならない。海は漁民にとって仕事場であり、生活の糧なのだ。干拓農地よりも海の環境保全を優先するのは当たり前だ。
一刻も早く開門調査して諫早湾干拓事業の影響を明らかにすべきだ。佐賀地裁は2年前に開門調査を国に命じているではないか。(西宮市) |
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水質改善求め諫干に海水を 2010年1月18日/長崎新聞 《声の欄》
佐賀・長崎県知事会談の中で金子原二郎知事は、諫早湾干拓事業の開門調査について「佐賀県は開けたら原因が分かるかもしれないと言うが、本県は開けたら途端に被害が出る」という。
古川康佐賀県知事は「長崎県が開門時に想定される影響として主張する冠水被害や農業用水の不足などについて、佐賀県は排水ポンプ場設置やため池の整備」を提案。
営農開始から1年8カ月経過した現状では、調整池に発生しているアオコやユスリカのすさまじい異臭。重要作物のバレイショにそうか病が発生して目標の6割しか取れないとか。
調整池にはここ数年、有毒アオミドロなどが大量発生するなど水質は悪化し農業用水としては不適格だ。
400億円を超える費用がつぎ込まれながら水質は改善されず、今後も半永久的に毎年、30億円以上が支出される。加えて諫早湾・有明海に随時放流される調整池の水は赤潮の大きな原因になっている。
今、海水を入れなければ問題は解決しない。代わりの農業用水は河川の整備や排水ポンプ・排水路の整備、下水処理水(熊本市は20年前から活用)、ため池で十分だ。(南島原市) |
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