本の紹介 書名「伊能図で甦る古の夢 長崎街道」 

 1999年1月30日 改訂版発行。 是非、最寄りの書店でお求めください。


長崎街道を歩く長崎街道の本表紙 (著者 河島 悦子)

長崎街道とは、江戸時代の主要道路の内、現在の長崎市から佐賀を経由して北九州市に至る約230キロの道路です。

長崎のみが唯一徳川幕府直轄の貿易港として、オランダ・中国の二カ国に門戸を開き、現在の外務省のような機関が置かれていた時代、外国人海難漂流者は全て長崎から故郷へ帰されていました。

長崎街道は、これらの外国人や長崎奉行、オランダ商館長の江戸参府、西南諸大名の参勤交代などで多くの人々が通り、また当時の日本人が見たこともないラクダや象など輸入された珍しい鳥獣も通っていました。

そのため、この道にはたくさんのエピソードが生まれ、人々に語り継がれて来ました。 また、道を行き来した外国人の手記など、多くの興味ある文献が残されています。

現在でも、街道に興味を持つ人が多く、著者の主宰する「旧長崎街道を歩く会」などの活動も活発に行われています。

<福田様提供の表紙写真>


「伊能図で甦(よみがえ)る古(いにしえ)の夢 長崎街道・改訂版 」 

「旧長崎街道を歩く会」代表の河島悦子が1981年頃から、伊能忠敬の測量図(長崎街道)を現在の地図上に再現する研究を始めました。

初版は、1997年3月「長崎街道まちづくり推進協議会」(事務局・福岡市)が出版化に取り組み、住宅地図会社ゼンリン(本社・北九州市)の協力で完成しました。
 著者の話では、「街道の6割は現在も道が残っている。北九州市などは地形が変わっており調査に苦労した。」とのことです。

 その改訂版が、このほどゼンリン福岡営業部(福岡市)から出版された。初版より写真やイラストマップを大幅に増やし、内容を一段とアップした。

街道沿いの見どころや目印になるポイント、文献や伝説などを掲載し、実際に本を片手に街道を自分の目で確かめることが出来ます。

九州各地で販売中、価格など B5判168ページ 1冊2.300円+税 (お陰様で、完売しました。)

(朝日新聞1997年(平成9年)3月7日付朝刊及び朝日新聞1999年(平成11年)2月13日付朝刊から、一部要約引用しました。)


FAXでの問合せ先 092−928−1863  河島方(旧長崎街道を歩く会事務局)
ハガキでの問合せ先 〒818−0043 福岡県筑紫野市むさしガ丘1−3−20 河島悦子

(Last Update 05 August, 2017 )


長崎市内の書店でも、ベストセラー入りとの嬉しい情報が寄せられました。
関連の下記図書と並んで長崎大学福田様のホームページ「長崎街道歩きの極意」に前掲写真付きで紹介頂いています。

平成2年小倉から長崎までを歩き通した勇者たちの作品「平成ロマンの旅 長崎街道」長崎青年会議所(0958−25−2709)発行


「街道を歩き通す会」参加者募集中

小倉から長崎まで、ほぼ旧道に沿った「街道を歩き通す会」を企画し参加者募集中です。

休日を使って月2、3回、1回に10キロ程度を12月までかけて歩く企画です。

問い合わせも上記と同様です。


内容見本(黒崎宿)


内容見本

黒崎宿付近の現在の地図に、街道を赤線で表示しています。

街道曲り角にある「北九電子」は、アマチュア無線関係の販売店でしたが、2004年閉店しました。
この店の北約100mのところに寺が有りますが、この寺はIji家の菩提寺で光円寺と言います。
参勤交代当時、Iji家先代は参勤交代の荷駄運搬の回船問屋として利益を上げていたらしく、この寺の本堂建築に当たっては、相当の寄進をしたという棟札が近時改築時に発見されました。
長崎街道との因縁浅からぬところだと感じています。


TOPに戻る (ホームページへ)

(C) Iji Yoshitomo