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国際規格であるソフトウエアライフサイクルプロセス(SLCP)を日本独自に拡張したものが共通フレーム(SLCP-JCF / software life cycle process - Japan common frame)です。共通フレーム94から始まり、現在は共通フレーム2007まで発行されています。(2010.04現在)
ソフトウェアの企画、開発、運用、保守、廃棄に至るまでのライフサイクルを通して、作業項目、役割を包括的に規定したものです。

[参考サイト]
共通フレーム概説 (情報処理推進機構)
共通フレーム2007(体系図) (経済産業省)
共通フレーム2007の概要とシステム取引における効果的な利用方法について (情報処理推進機構)

主ライフサイクルプロセス
取得プロセス 提案依頼書の準備
契約準備及び更新
供給者の監視
受入れ及び完了
供給プロセス 提案書の準備
契約締結
計画立案
実行及び管理
レビュー及び評価
納入及び完了
契約の変更管理プロセス 契約の変更要求
影響の調査分析
協議の実施と合意の形成
契約の変更
企画プロセス システム化構想の立案
システム化計画の立案
要求定義プロセス 利害関係者要件の定義
利害関係者要件の確認
開発プロセス システム要件定義
システム方式設計
ソフトウェア要件定義
ソフトウェア方式設計
ソフトウェア詳細設計
ソフトウェアコード作成及びテスト
ソフトウェア結合
ソフトウェア適格性確認テスト
システム結合
システム適格性確認テスト
ソフトウェア導入
ソフトウェア受入れ支援
運用プロセス 運用テスト
業務及びシステムの移行
システム運用
利用者教育
業務運用と利用者支援
システム運用の評価
業務運用の評価
投資効果及び業務効果の評価
保守プロセス 問題把握及び修正分析
修正の実施
保守レビュー及び受入れ
移行
システム又はソフトウェア廃棄
(企画プロセス)
システム化構想 システム化を推進する上での目標や狙いを明確にし、ビジネスとシステムの方向性と効果を検討し、具体的なシステム設計に入る前に、システム化の推進の可否判断を経営レベルで可能にすることです。
※システム化構想書(実現したい目的、おおまかな機能、実現手段、体制、スケジュール、費用対効果)
システム化計画 システム化構想で明らかになったシステムの全体像に基づき立案します。
具体的には、全体開発スケジュールの作成、要員教育計画の作成、システム導入の費用対効果の分析、システム導入時におけるリスク分析などを行います。
全体システム化計画、個別システム化計画、開発プロジェクト体制などを作成します。
(開発プロセス)
システム要件定義 システム化の対象業務を定義し、顧客の要求を分析します。
システム方式設計 アーキテクチャー(H/W,S/W等)や実装方針などを決定します。システム結合のためのテスト要求事項の定義もこのプロセスで実施します。
ソフトウェア要件定義 ソフトウェア機能、インターフェースなどを決定します。(DFD,E-Rダイアグラム,UML)
ソフトウェア方式設計 ソフトウェア要件定義書を基に、ソフトウェア構造と各コンポーネント、各インターフェースの設計を行います。ソフトウェア結合のためのテスト要求事項の定義も行います。
ソフトウェア詳細設計 ソフトウェア方式設計を基に、ソフトウェアコンポーネント、インターフェース、データベースの詳細設計を行います。
ソフトウェアコード作成及びテスト ソフトウェアユニット、データベースを作成しテスト手順とデータを準備しテストを実施します。
ソフトウェア結合 ソフトウェア方式設計通りにソフトウェアが実現されていることを確認します。
ソフトウェア適格性確認テスト ソフトウェア要件通りにソフトウェアが実現されていることを確認します。
システム結合 システム方式設計通りにシステムが実現されていることを確認します。開発したソフトウェアを、稼働環境であるハードウェアの上で動作させ結合します。
システム適格性確認テスト システム要件通りにシステムが実現されていることを確認します。
ソフトウェア導入 契約で指定された実環境にソフトウェアを導入します。
ソフトウェア受入れ支援 ソフトウェア購入者主体での受入れレビューと受入れテストの支援を行います。ソフトウェア購入者への教育訓練なども行います。