高取焼 比古窯・藤崎寿山製作風景


☆ 寿山窯の作品製作工程 ☆

原土


博多の土を使います、この陶土は博多人形用の土で
きめが細かく薄く引くことが出来、茶道具を主に作ります。

土揉み

空気を抜き、硬さを均一にし焼物を作りやすくするためです。

轆轤整形

    

   

小物は玉造し(轆轤の上に土の固まりを置き沢山の作品を作る)
大物はひも作りする、50センチ以上は蹴り轆轤を使い作ります
特に大皿や大鉢などは蹴って作ります。

仕上げ(削り)

程よく乾燥した作品を、裏返しして高台をカンナで削り出します。

乾燥

作って直ぐ天日に干すと、作品が歪んだりひび割れたりするので
陰干しします、仕上げ後は、天日に干し、よく乾燥します。

素焼き

8時間掛け、約900度で焼き上げます。
大物を素焼するときは本焼するより焼き上げに気を使います、
350度〜400度ぐらいで爆発することが良くあるからです。

釉薬掛け

高取焼の釉薬は、天然素材を使いますので、釉薬を作ると試し
焼きをして、色の調整し本当に使える様になるのは2〜3回窯焚き後です。
釉薬の濃いさで、色の出方が凄く違うので1番気を使う処です。
釉薬賭けには夫婦二人で約1週間かかります。

窯詰め

登り窯の窯詰めは、棚板が180枚ほど有るので腰が痛くなり大変です
作品の出来は窯詰で決まります、釉薬により火に強いのも有るれば
火に弱いのもあり、大きさによっては天井でなければ積めない者もあります

登り窯の窯焚

窯の火入れは、空気の湿度、薪の乾燥などに左右されるけど、
約30時間かかります、大口を20時間掛けて焚き、1番(ウド)を3時間、
2番を4時間、3番目を3時間かけて焼き上げます
窯焚きは、火の神様との付き合い方で焼き上がりが変わってきます
薪は、大口が古材を使い、横焚き(1・2・3番)は割り木を主に使います。

窯だし

窯開きは、比古窯の1大行事です、毎年11月の3日(文化の日)
福岡県田川郡添田町英彦山の自宅・比古窯で、テントを3張りして作品を並べます、
窯出しは10時より行い、お客様に窯出しを手伝って頂きます窯の中はまだ
約90度ぐらいで、大変熱い時に出します(サウナみたい)作品の数が多いときは
1日では出し切れませんので、2日掛りに成るときがあります。

旅立ち

作品は、窯開きの日に1部皆様の元へ旅立ちます、
其の後デパートや卸屋さん、直売店やお店で旅立ちの準備をします
私自身で、個展会場へ販売にも行きます。


 

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