パイプオルガン

「全地よ、主に向かって喜びの叫びをあげよ。歓声をあげ、喜び歌い、ほめ歌え。
琴に合わせてほめ歌え、琴に合わせ、楽の音に合わせて。ラッパを吹き、
角笛を響かせて、王なる主の御前に喜びの叫びをあげよ」  詩篇 98:4-6

・パイプオルガン購入・設置に至る経緯:

 鹿児島加治屋町教会では、この30年間、礼拝を豊かにしてくれるパイプオルガンを用いてきました。
パイプオルガンはひとつの楽器ですが、様々な音色のパイプが組み合わさり、オーケストラのような演奏ができます。
そして、たくさんの讃美の声と、パイプの音色が重なり、ひとつになって、礼拝堂は感謝と讃美に満たされます。

 これまで優しい音で礼拝堂を包んでくれたパイプオルガンは、銀座教会から分譲され、1981年9月より使用してきた
オランダ製の電動式のオルガンでした。そして、老朽化によりしばしば「音が出ない」「音が止まらない」「ボーという
音がする」等の様々な問題が生じていました。電動式のオルガンは、部品が製造されなくなると交換・修理ができません。

 このような状況の中、私たちは長年にわたって、新しいオルガンを求め、祈りをあわせてきました。
そして、2007年11月の臨時総会で、鹿児島加治屋町教会創立130周年記念事業として、新しいパイプオルガンの
導入と設置を決めました。



(2009年9月~)

 2009年夏、スイスからコンテナに積み込まれたオルガンが届きました。多くの人々の協力で部品の搬入が行われ、
その後1ヵ月間かかって、組み立て、調音・調律が行われて、9月に完成、10月には奉献演奏会が開催されました。


 このオルガンに対していただいた、たくさんの方々の献金や募金、協力、祈りに心から感謝します。そして、この多く
の力を結集し、その結晶として私たちの前に示してくださった神様に、感謝と讃美の声を、パイプオルガンの音と共に
高らかに響かせることができればと思います。


・パイプオルガンについて:


製 造:フューグリスター社 (スイス)
監修者:河野正行
設 置:2009年 9月  
キー/ストップアクション:メカニック(機械)方式
ストップ:総数 23個
パイプ本数:1361本
演奏台:手鍵盤2段 56鍵 C―g’’’
足鍵盤:独立 30鍵 C―f’

・パイプオルガンの仕様:
・Grand-orgue  I  : 56 notes
(グラントルグ 第一鍵盤・主鍵盤:56鍵) 
1. Bourdon(ブルドン)          16'
2. Principal (façade)(プリンシパル・前面管) 8‘
3.Bourdon (ブルドン)           8‘
4.Octave (オクターブ)          4‘
5.Flûte(フリュート)             4‘
6. Superoctave(スーパーオクターヴ)      2‘
7. Quinte mineure(キャント ミナー)      1 1/3’
8. Fourniture III-rangs(フルニチュー 3列)  1’
9. Trompette(トランペット)        8‘

・Récit expressif II : 56 notes
(レシ 第二鍵盤・スエル:56鍵)エクスプレッションつき

10. Flûte ouverte(フリュート ウーベルト)    8'
11. Salicional(サリシォナル)          8'
12. Voix céleste (c°-g''')(ヴォア セレステ)  8'
13. Flûte à cheminée(フリュート ア シュミネ) 4'
14. Nasard(ナザール)         2 2/3’
15.  Flageolet  (フラジョレ)        2'
16.Tierce (ティエルス)         1 3/5’
17. Cymbale II-III rangs(サンバル 2-3列) 1'
18. Basson-Hautbois(バッソン オウボワ)  8'
Tremblant(トレモロ)

・Pédale : 30 notes 
(ペダル:30鍵)

19. Soubasse  (スゥバス)          16'
20. Octavebasse (façade)(オクターヴバス・正面管)8'
21. Choralbasse(コーラルバス)         4'
22. Bombarde (ボンバルド)         16' 
23. Trompette(トランペット)           8' 

・Accouplements(鍵盤カプラー) :                         II – I     
・Tirasses(ペダルカプラー) :                               II – P ; I – P

・Appels(アペル):
・Bourdon (ブルドン)       16’   GO(第一鍵盤)
・Fourniture III (フルニチュール 3列)       1’            GO(第一鍵盤)
・Trompette (トランペット)            8’      GO(第一鍵盤)
・Cymbale II-III (シンバル2-3列)           1’            REC(第二鍵盤)
・Bombarde(ボンバルド)          16’          PED(ペダル)
・Trompette(トランペット)          8’      PED(ペダル)


・これまでのパイプオルガン(1981-2009)について

オランダ・フェアシューレン社製 パイプオルガン
設置年:1962年 夏 日本基督教団 銀座教会 
移転年:1981年 9月 日本基督教団 鹿児島加治屋町教会
オルガン奉献:1981年 11月 日本基督教団 鹿児島加治屋町教会

キー/ストップアクション: エレクトロニューマティック(電動)方式
ストップ:  総数 12個
実動レギスター: 12個
パイプ本数:   772本
演奏台: 手鍵盤2段 61鍵 C―c’’’’
足鍵盤: 独立 32鍵 C―g’


※2009年7月、このオルガンは教会員やたくさんの方々の協力により、解体されました。
パイプは希望者や小型オルガンの部品として活用され、正面のパイプは阿久根教会に
引き取っていただきました。 聖霊の奏でるパイプオルガンとして、礼拝堂が讃美に
満たされているそうです。輿水先生に感謝!