関節の歪や噛み合わせの悪いままの状態で、食事中に硬いものを噛もうとするとどうしても顎の関節に無理な力が働いてしまい、より大きな負担がかかります。
これは噛み合わせが悪いために顎の関節の動き自体が常に不安定な状態となり、無理にゆがんだままの不自然な動きをしてしまうために生じます。
悪い噛み合わせの原因は、現代人の軟食傾向による「顎の未発達」が指摘されていますが、顎の発達が不完全であれば、どうしても関節自体の「悪い噛み合わせ」が症状にも繋がってきます。
無理な力を加えながら不安定な咀嚼運動を食事の度に繰り返していると、顎の関節内に次第にズレが生じて「顎関節症」に移行してしまいます。
不快な症状を我慢して放置していると、多くの場合そのまま慢性化してしまいます。 「顎関節症」自体は単純な噛み合わせの矯正だけでは解消されないことがあります。 顎関節の咀嚼運動に連動して、より複雑な複合運動が関連しているからです。 その場合は顎関節だけに問題があるのではなく、他にも症状につながる身体的要因が隠れているということになります。
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最近の傾向としては、自律神経に負担を掛けてしまう心因性のストレスも近年症状発生の引き金になりつつあることが一つの特徴として上げられています。
睡眠中や日常的に過度の噛みしめが顎関節部の過剰な負担を強いることになり、咀嚼運動に関連する筋肉の炎症や肩こり、さらには頭を支える頸の筋肉靱帯を痛めてしまう、いわゆる頚椎症によるものもあります。
特に若い女性や更年期前後の女性にもこうした顎関節症が増加傾向にあります。
これらの傾向や症状がある場合には、顎の関節部分の局所的治療だけではなく、その周辺部の筋膜や筋肉のバランスを調整し、さらに頚椎や胸椎のゆがみをとっていく必要があります。 つまり顎の関節の運動だけに限られた見方ではなく、生体全体の運動機能ともバランスのとれた正しい状態に整体矯正していく治療が必要となります。
整骨・東洋医学はこの分野の治療を最も得意とする治療医学ということなのです。
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