PM2.5・大気汚染・自然災害対策・地震防災・感染症対策

「N95」マスクの着用で防げ!
「恐怖のPM2.5汚染」によって若くて健康な成人でも血管が損傷される(ユニセフ「気候変動枠組み条約第22回締約国会議で警鐘!)」)

大気汚染が原因とされる疾患によって、世界で年間約60万人が5歳未満で死亡している――。 報告書では、約20億人の子どもが、微小粒子状物質「PM2.5」の世界保健機関(WHO)基準を超える地域で生活していると推計。その内の約3億人が、大気汚染レベルの最悪(PM2.5がWHO基準の6倍を超える)とされる地域で暮らしている。地域別では、南アジアが約2億2000万人で圧倒的に多い。

大きな自然災害には、必ず感染症の危険が伴ってきます。

パンデミック対策ショップ

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パンデミック


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新型インフルエンザ対策について

インフルエンザ感染を防ぐには、まずその感染源や感染経路となる人ごみを避ける必要があります。
必要最小限、出来るだけ外出を避けることとなります。
特効薬とされるタミフルやワクチンがどこまで感染拡大を抑えきるか予断を許さない状況があります。
強い感染力を持つウィルスであれば、瞬く間に広範囲に拡散していき最悪の場合、市民生活を支える生産活動はもとより電気・水道・ガス・物資流通といった社会的ライフラインさえも十分に維持できなくなることも考えられます。
学校や保育施設の閉鎖、一般企業や公的機関(医療機関も含まれます)でさえ欠勤者が増えれば混乱がすすみ経済活動全体がマヒ状態となります。
当然、通常の流通システムが維持できなくなって、食料品や日用品などの日々の買い物にも支障をきたす可能性も出てきます。
公的な支援や備蓄にだけ頼っていくにしても、こうした状況が長期間続くようであれば相当な不便さが強いられることになります。
最善の対策は、感染防止の消毒・衛生用品、食糧備蓄などの前もっての自衛策ということになります。
今後とも、近隣のアジア諸国や最新の感染情報にも注意が必要です。

感染症関連の最新情報

エボラ熱、「次のエイズ」の恐れ=感染拡大・定着を危惧―米CDC所長 時事通信 10月10日

【ワシントン時事】米疾病対策センター(CDC)のフリーデン所長は9日、西アフリカで猛威を振るうエボラ出血熱について、エイズのようにアフリカなどで感染が広がり、定着することに懸念を表明した。

エボラ熱の死者、3900人に迫る 感染者は8000人超に AFP=時事 10月9日

【AFP=時事】世界保健機関(World Health Organization、WHO)は8日、エボラ出血熱による死者が3865人に達したと発表した。感染者は8033人に上っており、感染者の半数近くが死亡している。

エボラ熱流行国の安定危うい、迅速な対応必要=米疾病センター長 2014年 09月 3日

[シカゴ 2日 ロイター] - 米疾病予防管理センター(CDC)のトーマス・フリーデン所長は2日、エボラ出血熱が流行している西アフリカの国々やその近隣諸国で安定性が脅かされているとの認識を示した。

「世界はエボラ封じ込めの闘いに負けつつある」、国境なき医師団 2014年 【9月3日 AFP】

緊急医療援助団体「国境なき医師団(Doctors Without Borders、MSF)」は2日、「世界はエボラ出血熱を封じ込める闘いに負けつつある」との見方を示した。

エボラ出血熱、東南アジアでも感染の疑い TBS系(JNN) (2014年8月21日(木)7時26分配信)

 西アフリカを中心にエボラ出血熱の感染が拡大する中、東南アジアでもエボラ出血熱に感染した疑いのある症例が相次いでいます。

タミフルなどに耐性ウイルス、5道府県で発見(2014年2月4日07時40分 読売新聞)

国立感染症研究所は3日、インフルエンザの抗ウイルス薬である「タミフル」や「ラピアクタ」の効きにくい耐性ウイルスが2013年11月以降に5道府県で見つかったと発表した。

鳥インフル、香港で3人目の死者 中国全土では23人(朝日新聞)2014年1月29日

 香港政府は29日、香港に住む男性(75)がH7N9型鳥インフルエンザに感染し、入院先の病院で死亡したと発表した。

新型インフル、ワクチン生産態勢整わず 厚労省再検討へ(朝日新聞)2013年10月25日

新型インフルエンザ発生時、半年以内に国民全員分のワクチンを生産できる態勢を今年度中に整えるとした国の計画が達成できない見込みになった。

富士山噴火、段階的に避難 最大75万人に(産経新聞) 2013/05/10

山梨、静岡、神奈川の防災担当者らでつくる「富士山火山防災対策協議会」は9日、甲府市内で第2回会合を開き、富士山が噴火した場合、周辺住民を危険度に応じ、段階的に避難させる広域避難計画に合意した。

中国湖南省で初の感染者 鳥インフル2市8省に拡大 福井新聞(2013年4月27日午後10時10分)

【上海共同】中国湖南省政府は27日、同省の女性1人と江西省の男性1人の鳥インフルエンザウイルス(H7N9型)への感染を確認したと発表した。湖南省での感染確認は初めて。中国本土の感染地域は、上海、北京2市と江蘇、浙江、山東、福建など8省に拡大。台湾でも1人の感染が確認されており、台湾を含む全体の感染者は122人(うち死者23人)となった。

中国で19日、鳥インフルエンザの感染が新たに4人確認されました。テレ朝NEWS 2013年04月20日

新たに感染が確認されたのは、江蘇省の54歳の男性と浙江省の43歳と48歳の男性、そして66歳の女性の合わせて4人です。中国当局の発表による感染者は死者17人を含め、91人に上りました。

鳥インフル:7歳女児感染 北京で初確認 毎日新聞 2013年04月13日

【上海・隅俊之】中国・北京市の衛生当局は13日、7歳の女児が鳥インフルエンザ(H7N9型)に感染したことを確認したと発表した。北京では初のケース。感染者はこれまで上海市と江蘇、浙江、安徽各省の華東地区だけだったが、感染地域が距離の離れた首都にも拡大した。

新型インフル特措法 施行 外出自粛要請の発令可能に 産経新聞 2013/04/13

国民生活や経済に大きな被害を与える恐れのある新型インフルエンザが発生した場合の対応を定めた新型インフルエンザ対策特別措置法が13日、施行された。政府が12日に施行を閣議決定。中国での鳥インフルエンザウイルス(H7N9型)の広がりを受け、当初予定の4月下旬から前倒しした。

強毒型に変異か 中国鳥インフル、人から人に感染の恐れも 2013/4/3

【上海=共同】中国国内で人への感染が確認された鳥インフルエンザウイルス(H7N9型)について、遺伝子解析などの結果、本来の弱毒性ではなく、発症すると重い症状が出やすい強毒性の可能性が高いと専門家が分析していることが3日、分かった。関係筋が明らかにした。

中国で鳥インフル拡大 新たに4人重体 2013年4月3日 東京新聞

【上海=今村太郎】中国江蘇省の衛生当局は二日、省内で四人の男女が新たに「H7N9型」の鳥インフルエンザウイルスに感染し、いずれも重体だと発表した。同型への感染者は、死亡した上海の男性二人を含め、計七人となった。

抗生物質が効かない「悪夢の細菌」日本でも広がる[週刊朝日] 2013年03月27日

米疾病対策センターが3月5日、衝撃的なデータを公表した。米国で、抗生物質の最後の切り札とされる「カルバペネム」が効かない腸内細菌(カルバペネム耐性腸内細菌=CRE)の感染がこの10年で広がっているというのだ。この間、検出率は約4倍に増えた。

心臓病患者、PM2.5注意 死亡率悪化の恐れ 英調査 朝日新聞デジタル (2013年3月18日)

【桜井林太郎】微小粒子状物質「PM2・5」が高濃度の地域ほど、心臓発作を起こした患者の経過が悪く、死亡率が高まるおそれがあると、英ロンドン大学衛生熱帯医学大学院などの研究チームが欧州心臓病学会誌に発表した。PM2・5の人為的な発生がなければ、死亡を12%減らせるとも試算した。

医療従事者にワクチン優先 新型インフル対策、基準決定(2012年12月27日:朝日新聞)

【阿部彰芳】内閣官房は27日、感染力が強い新型インフルエンザ発生後にワクチンを優先して接種する事業者の選定基準案をまとめた。医療関係者や公務員のほか、介護や電力など生活の安定に関わる公益性の高い業種が対象。延べ2千万人超に上ることから、業務内容に応じて事業者ごとに対象者を絞り込む。

鳥インフルエンザのヒト感染例、全世界で600例に (2012年04月05日)
WHOは4月2日、エジプトで新たに2例、鳥インフルエンザH5N1ウイルスのヒト感染例が確認されたと発表した。WHOが統計をとりはじめた2003年以降、全世界で600例となった。

鳥インフル:備蓄用ワクチン1000万人分を製造 (毎日新聞2010年11月29日)
厚生労働省は29日、アジアを中心に鳥から人に感染し、死者も出ている鳥インフルエンザ(H5N1)が新型インフルエンザとなる場合に備え、新たに備蓄用のワクチン約1000万人分を製造していることを明らかにした。

スーパー耐性菌 抗生物質効かない“怪物”国内初の確認(2010.09.07)

新たな耐性菌の検出について会見する独協医大病院の菱沼昭准教授(右端ら)=6日午後、栃木県壬生町【拡大】
欧米で猛威を振るう“モンスター”がついに日本へ上陸してしまった。独協医大病院(栃木県)は6日、ほとんどの抗生物質が効かない多剤耐性菌が、インドから帰国後の50代の日本人男性から見つかったと発表。国内での確認は初で、健康な人でも感染する可能性があるというスーパー耐性菌。手も足も出ない恐怖の細菌に、医療関係者は戸惑いを隠せない。

空港検疫すり抜け9割…新型インフル感染者(2010年1月7日14時59分 読売新聞)

昨年4月の発生から5月までに国内の空港検疫をすり抜けた新型インフルエンザ感染者は、最大で入国を防げた感染者の約14倍に上っていたことが、東京大学などの推計でわかった。

6人に1人感染、1万人死亡=7カ月間で-米の新型インフル 【ワシントン時事】(2009/12/11)

米疾病対策センター(CDC)は10日、今年4月から11月中旬までの7カ月間で、新型インフルエンザによる国内の死者が約1万人(推定値)、感染者は約5000万人(同)に上ると発表した。

インフル脳症、新型は季節性の倍以上(2009年11月22日 読売新聞)

インフルエンザ脳症の患者数が7月以降、28都道府県で計132人に上ることが、国立感染症研究所の調査でわかった。

新型インフルエンザ:猛威 深夜に患者445人--札幌・夜間急病センター(毎日新聞 2009年10月19日 北海道朝刊 )

 ◇背負われた子、不安げな親…

あなたは打つ?打たない? 新型インフルワクチン 副作用の懸念も (2009/10/18 20:17更新)

【日本の議論】 新型インフルエンザに対する国産ワクチンの接種回数について、1回でも効果的な免疫反応が期待できることが明らかとなり、厚生労働省は2回接種が前提の従来方針を1回接種に変更する見通しだ。

国産ワクチン、1回接種で効果=新型インフルで臨床試験-厚労省(2009/10/16-13:54)

厚生労働省は16日、新型インフルエンザの国産ワクチンについて、1回の接種で十分な免疫効果が期待できるとした臨床試験の中間報告を公表した。試験を担当した医師は「1回の接種で効果的な免疫反応が期待できる」との見解を示した。

感染前「持病なし」が40%超 新型インフル、米調査 2009/10/14 10:36 【共同通信】

【ワシントン共同】新型インフルエンザで入院した大人の40%以上は基礎疾患(持病)がなく、感染前は健康だったとの疫学調査結果を、米疾病対策センター(CDC)が13日、発表した。

新型インフルの小1男児死亡=最年少、脳症で。(2009/09/22-14:13)

滋賀県は22日、新型インフルエンザに感染した同県守山市の小学1年生の男児(7)がインフルエンザ脳症で死亡したと発表した。新型に感染したか感染の疑いのある人の死亡は18人目。男児が最年少で、小学生では2人目となった。

新型インフルエンザ:24歳女性が死亡 基礎疾患なし、初の20代--沖縄:2009年9月16日 毎日新聞

沖縄県は15日、新型インフルエンザに感染した南風原(はえばる)町の女性(24)が入院先の病院で死亡したと発表した。女性に基礎疾患はなかった。厚生労働省によると、国内での新型インフルエンザ感染者の死亡は疑い例も含めて14人となった。20代以下の死者は初めて。基礎疾患のない感染者の死亡は、今月9日に亡くなった大阪府の男性(45)に次いで2例目という。

人から人へ感染か=タミフル耐性新型インフル-米(2009/09/11)

米疾病対策センター(CDC)は11日、抗インフルエンザ薬「タミフル」に耐性を示す新型インフルエンザのウイルスが、米国内で人から人へ感染した恐れがあると発表した。耐性ウイルスは世界各地で見つかっており、日本でも7月以降、大阪府、山口、徳島、岩手、滋賀各県で検出されている。いずれも1人の感染にとどまっており、人から人への感染はまだ確認されていない。



新型インフル:青森で90代の男性が死亡 国内13例目 2009年9月11日 18時54分:毎日新聞

青森県は11日、新型インフルエンザ感染の疑いのある90代の男性が死亡したと発表した。国内の死者は疑い例を含めて13例目。



新型インフルの男性死亡=持病なし、因果関係不明-大阪府 更新2009年09月09日
大阪府は9日、新型インフルエンザに感染した同府四条畷市の男性会社員(45)が同日死亡したと発表した。府健康医療部によると、男性に持病はなく、死因は不明。新型インフルとの因果関係も特定できていないという。新型インフルに感染したか感染の疑いのある人の死亡は国内で12人目。



更新2009年09月04日 10:52米国東部時間 子の死亡、5歳以上に集中 新型インフルで保健当局
新型インフルエンザで死亡した子どもは、5歳以上の年齢層やぜんそくなどの基礎疾患を持ったケースに集中していることが疾病対策センター(CDC)のまとめで3日、分かった。5歳未満の死亡が多い、通常の季節性インフルエンザとは異なる傾向という



新型インフル、死者10人に(2009年9月3日 読売新聞)
京都府は2日、新型インフルエンザに感染していた京都府木津川市の男性(69)が死亡したと発表した。
高知県も、感染の疑いのある県中部の70歳代の男性が1日に死亡したと発表。新型インフルエンザに感染した死亡者は、疑い例も含めて国内で10人となった。



滋賀で耐性ウイルス確認=新型インフル、国内5例目(2009/08/30-18:19)
滋賀県は30日までに、新型インフルエンザ患者から、抗インフルエンザ薬「タミフル」に耐性を示すウイルスが確認されたと発表した。耐性ウイルスが見つかったのは国内5例目。
県によると、患者は5歳男児。8月に発症し、タミフルを投与されたが症状が改善しなかったため、ほかの医療機関に入院した。男児は既に退院している。周辺に発症者はいるが、タミフル服用後は症状が改善しているという。

更新2009年08月20日 19:53米国東部時間 インフル流行への対応準備を~政府が企業に呼びかけ
連邦政府は、秋以降の新型インフルエンザ(H1N1)の感染拡大をにらみ、従業員に感染の疑いがあれば自宅で待機させるよう企業に呼び掛けている。
ウォールストリート・ジャーナルによると、ロック商務長官、セベリウス厚生長官、ナポリターノ国土安全保障長官は19日そろって記者会見し、「企業は社員が自身の病気や家族の看病で自宅にとどまるための柔軟性を認めるべきで、医療システムの負担を増大させないためにも、病欠時の診断書提出義務づけの停止を検討すべき」と呼び掛けた。また、感染の疑いがある社員らに対し、在宅勤務など仕事形態の選択肢を検討する必要があるとも訴えた。



フィクションではなくなった、新型インフルエンザ感染症の恐怖

事実は小説より奇なり」などと言うが、私は個人的には逆の感 慨を持っている。
予想だにしない突発的大事件が発生すると、我々 はそれこそあたふたするわけであるが、よく考えてみるとこれは映 画か小説のストーリー展開とよく似ているではないかとはっとする ときがある。それこそ「映画や小説を地で行く」ということも結構 あるわけである。

ペット用の珍しい猿がアフリカから密輸される。検疫を受けてい ないからまさしく密輸である。
その猿はある恐ろしい未知の病原菌 (ウィルス)を持っていて、接触した人間に次々と伝染して急激な 感染症状をもたらす。感染者は短期間に発熱、嘔吐、全身に赤い発 疹と出血症状が現れて死亡しはじめる。

もう町中がパニックである。ついに政府は軍隊を出動させる。軍隊 はこの猛烈な感染力をもつ伝染病を駆逐するために、空爆で一挙に 病原菌ごと町を吹っ飛ばすという対応に出ようとする。

つまり、この映画「アウトブレイク」の現実版が、皮肉にも驚く べきタイミングで再度アフリカに登場したというわけである。
アフ リカ・ザイールで局地的に流行しているこのエボラ出血熱の登場は ショッキングであった。(リチャード・プレストンの「ホット・ゾー ン]も参照されたし)

現地ザイールでも軍隊が出動して、人口四、五十万の町は道路封 鎖、もしくは完全に包囲されてしまった模様は世界中に報道された。 今回、WHOも迅速に活動を開始したことからみても、この感染症 の蔓延は深刻な事態を招きかねない危険性を秘めていた。

急激な病原菌の蔓延ということで想い出すのは、小生の場合まず 「アンドロメダ病原体」(マイクル・クライトン、1969年作) というSF小説である。これもやはり軍隊が出動する。

アリゾナの平和な田舎町に人工衛星が墜落して、回収に向かった 部隊からの連絡が途絶えるという異変が発生する。
町の住民も回収 部隊のチームも死亡しているのが探索機のパイロットによって上空から確認される。

衛星が地球圏外で未知の病原体と接触し、そのまま地上に落下し たらしいということで、直ちに緊急体制が取られる。
ここからのア メリカ政府の危機管理の推移が非常に興味深い。町もろとも未知の 病原体を核爆弾で焼き払おうとするわけである。
これが「アウトブ レイク」に先立つこと二十四、五年前に読んだ小説であった。

さらに二十年後に発表されたマックス・マーロウの「レッド・デ ス」も凄かった。
南極の氷河の下から十万年前の絶滅したオオナマ ケモノの死体が発見される。地上最大の巨大な(三十フィート)標 本として世界中の科学者に注目されるが、移送作業が難行する。

そのままだとやがて腐敗し始めるということで、解体して巨大生 物の内蔵だけを海に投棄してしまう。
実はこの捨てられた内蔵の中 に太古のウィルスが凍結したまま生存していたのである。この内蔵 をオキアミが食べ、さらに鱈が食う。やがて鱈は漁師に捕獲される。

未知のウィルスはこのようにして人間のあいだに蔓延し始める。 感染すると体内で赤血球が猛烈な勢いで増殖し、血管を破綻させ出 血とともに死に至る恐ろしい伝染病である。
このウィルスは村から 町へと広がり、ついには南半球全域が壊滅する。小説の中では経済 大国日本も敢えなく全滅する。

この後も残った人類が殺人ウィルスの猛威にどう対決するかスリ リングな展開が読者を待っているというわけである。
こうした発想 は欧米人の潜在的危機感に繋がるものかもしれないが、やはり明確 な歴史的危機意識が根底で働いているといえるのではないかと思う。

伝染病の猛威といえば、ヨーロッパの中世末にペスト(黒死病) の猛威が各都市を周期的に襲った歴史がある。
各都市では城門を 閉ざして恐ろしいペストの流入を防ごうとしたらしい。いまでい う道路封鎖というところである。

当然そこには外部と隔離された世界が出来る。ここらに多くの小 説家が食指を動かす題材があるというわけである。(カミュの「ペ スト」などが有名)城壁の外ではいよいよぺストの蔓延が猛威をふ るい死者が溢れかえる。

ところが、その隔離されて安全と思われていた城内でもついにペ スト患者が発生するという破滅的展開である。
あの有名なノストラ ダムスもペストで最愛の妻子を亡くしている。人々はペストを恐れ て都市から次々に逃げ出していく。それこそ無人の町が無数に出来 ることになる。

そのような状況で、もっとも頼りにされたであろう教会の牧師や医者までが命惜しさに吾先に逃げまどう。
そうした混乱した状況は、人々の従来の 社会的権威に対する不信へと繋がっていった。
それこそ科学万能の時代のよ うに思われている現代にあっても、新型インフルエンザや強力な感染症を前にすると人 間本来の無力さが露呈されてくるはずである。

危機管理や情報に目敏い金持ちは、こういうときも対応が早い。馬車に飛び乗っていち早く安全な地方に逃避することができるが、多くの貧乏人にはそ の手だてがない。当然、犠牲者も彼らに集中する。
こうした歴史は繰り返されてきたことも事実である。ヨーロッパでは疹チフスやペ ストといった疫病が十年周期ぐらいに人々を襲い、都市の人口が激 減するという暗黒の時代が過去には何度もあったわけである。

このような新たな病原菌の出現は地球的な大気汚染や気候の変化 にも関連しているかも知れない。
熱帯地方の風土病と思われていた ものが、突如として温帯地方の都市部でも発生し始めることも考え られる。

さらに、抗生物質に耐性のある病原菌が21世紀には爆発的に増 加する可能性が出てくるという予想に立てば、結局現代医学の目指 してきた感染源の病原体を抗生物質で叩くという薬物医療は大きな打撃を受けることになる。
ここで感染が阻止 できなければ、当然外科手術もできない状況も出てこよう。これが もっとも恐ろしい事態であろう。


新型インフルエンザ・新型肺炎(重症急性呼吸器症候群=SARS)関連情報の 照会サイト

厚生労働省検疫所感染情報センター

国立感染症研究所感染症情報センター

国際医学情報センターCDC疫学週報の抄訳

日本旅行医学会

【Technobahn 2007/8/9 15:23】米ラトガース大学(Rutgers University)の研究グループが南極から採取した氷に閉じ込められていた800万年前の微生物の解凍に成功していたことが7日、米国科学アカデミー紀要(PNAS)に掲載された論文により明らかとなった。
 この研究を行ったのはラトガース大学のKay Bidle教授を中心とする研究グループ。
  Bidle研究員は南極のBeacon渓谷とMullins渓谷での氷河の表層から3~5メートル下にある今から10万~800万年前の氷を採取し、氷の中に閉じ込められていた当時の微生物を解凍して復活させることに成功した。
 解凍した後、10万年前の氷から採取された微生物は7日ごとに倍の大きさに成長。一方、 800万年前の氷から採取された微生物は30~70日ごとに倍の大きさに成長することが確認されたとしている。
 研究グループでは800万年前の微生物の成長が10万年前のものと比べて遅いのは、氷に閉じ込められている間に受けた宇宙線の影響でDNAに損傷を受けたためではないかと見ている。



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