猫の
フィラリア症


犬の病気なのでは?

犬のフィラリアは、知っている人も多いと思います。
え?猫のフィラリアって???

それは、犬のフィラリアが猫に感染して起こる病気なのです。


どうやって感染するの?

@まず、フィラリアに感染した犬の血を、蚊が吸います。
吸血時に、フィラリアの赤ちゃん(ミクロフィラリア)も、一緒に蚊が吸い上げてしまいます。
つまり、蚊自体が、フィラリアに感染をしたことになります。

Aその蚊の体の中で、フィラリアの赤ちゃんは、少し成長し、感染能力のある幼いフィラリア(感染仔虫)に成長します。

Bその蚊が、猫ちゃんを刺すときに、一緒に幼いフィラリアが猫ちゃんの皮膚に入っていきます。

C感染して3〜4ヵ月後に幼虫は、肺動脈や肺の細かい血管に移動します。


もし感染したら、どうなってしまうの?

感染して、3〜4ヶ月たつと、肺動脈や肺の細かい血管に移動します。
フィラリアは、わんちゃんの中ではうまくひそんで、大人の虫になることができるのですが、猫ちゃんには見つかってしまうことが多いのです。
そうすると、猫ちゃんはフィラリアの幼虫に対して、猛攻撃を仕かけます。

これが良くないのです。
急激な拒絶反応なのです。

ここでたくさんの幼虫が死んでしまいます。
そして、肺の組織で急性の炎症を起こしてしまいます。

ここで、HARDと言われる犬糸状虫随伴呼吸器系疾患という状態になってしまいます。

倦怠感や、単純な嘔吐、喘息と間違えるような呼吸器症状などさまざまな症状が出ることがあります。

また、そこで死なずに、心臓までフィラリアが到達してしまった場合、2年以内に20%の猫ちゃんが突然死をしてしまうような、とても怖い病気なのです。


感染する確率は?

今までは、感染する確率は、かなり低いといわれていましたが、実際は、潜在感染の子達が多いようです。

福岡でも、マンションの12階に住んでいる猫ちゃんで、一歩も外に出たことがないのにもかかわらず、感染した子も居たという報告がされています。
人間に蚊が一緒にくっついて、エレベーターなどにまぎれて、お部屋に入ってきたと考えられます。

確かに、犬たちと比べると、感染する確立はとっても低いようですが、感染してから短期間で出る症状は、猫ちゃんのほうが、とても危険。

そう考えたら、猫ちゃんの飼い主様にはには、ぜひぜひ、予防をすることで、大切な猫ちゃんを、怖い病気から守ってあげてほしいものと思います。


感染しないようにするには?

予防薬をわんちゃんと同じように、投与してあげること。

飲むタイプや、スポットタイプなどさまざまです。

予防期間の基本は、蚊が出始めて1ヵ月後から、蚊が居なくなって1ヵ月後まででですが、地域によって投与期間は異なるため、、かかりつけの先生に相談して下さい。


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