OM-1N軍艦部 OM-1Nファインダー表示
撮影の準備 撮影する 撮影が終了したら
電池を入れる ピントを合わせる フィルムを巻き戻す
フィルムを入れる 露出を合わせる
フィルム感度を設定する フラッシュ撮影をする その他
露出計のスイッチを入れる ワインダー2を使う ミラーアップする
セルフタイマーを使う フォーカシングスクリーンを交換する
裏蓋を外す
OM−1Nの使い方
撮影の準備
●電池を入れる
電池室
OM-1Nに使用するH-D型水銀電池は、既に生産されていません。そのため、SR43(酸化銀電池)を関東カメラサービス製の電池アダプターMR-9(電圧変換タイプ)と組み合わせて使います。
電池は露出計用ですので、内臓露出計を使わないのであれば入れなくても構いません。(露出計不良の場合など)
【電圧に注意】
H-D型水銀電池は1.35V、SR43は1.55Vなので、電池アダプターは電圧を変換するタイプのものを使います。また、SR44とSR43は、いずれも電圧が1.55Vなのですが、電池の厚さが異なります。SR43の方が薄くなっています。(関東カメラサービスではSR43との組み合わせを推奨していますが、SR44も使えないことはありません。)
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●フィルムを入れる
巻き戻しクランク スプーロケット&巻き取りスプール フィルム装填
巻き戻しクランクを持ち上げて裏蓋のロックを解除します。フィルムは突起のある方が下になります。フィルムを入れたら巻き戻しクランクを下げます。
スプールのスリットにフイルムの先端を挿入します。
少し巻き上げて、フィルムをスプールに巻きつけます。
フィルムのパフォレーションをスプールギアに噛ませ、巻き上げるとしっかり噛み合います。
フィルムカウンター
・フィルムを装填したら裏蓋を閉じます。巻き戻しクランクを少し巻き戻して、フィルムのたるみを取ります。
・フィルムカウンターが「1」になるまで空シャッターを切ります。(シャッタースピードを1/1000にすると迅速にできます)
・巻き上げる時、巻き戻しクランクが回っているか確認します。(回ればOK、回らなければNG)
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●フィルム感度を設定する ●露出計のスイッチを入れる
フィルム感度設定ダイヤル
ロック解除ボタンを押しながらフイルム感度設定ダイヤルを回して、レリーズボタン受け皿にある指標に合わせます。
OM-1N 露出計スイッチON
露出計のスイッチを「ON」の位置にします。
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撮影する
●ピントを合わせる
通常は、ファインダーをのぞいてフォーカシングスクリーンでピントを合わせます。
ZUIKO MACRO 50mm F3.5
被写界深度
ピントと絞りには関連があります。どの絞り値でもピントが合うのは一点なのですが、絞り込めば絞り込むほどピントの合う範囲が広くなったように見えます。これが被写界深度です。
50mmMacroの最短撮影距離は23cmですが、絞りをF22にすると23cmより少し手前からピントが合ったように見えます。さらに若干奥の方もピントが合ったように見えます。
被写界深度の範囲は、レンズに刻まれた被写界深度目盛りで確認します。ピントリングの距離目盛を読んで、設定した絞り値で囲まれた範囲が被写界深度に入っています。
プレビューボタン
プレビュー
レンズに設置されているプレビューボタンを押すと、絞り羽根が設定した絞り値まで絞り込まれ、ファインダーで確認することができます。
精密なピント合わせ
接写などの高倍率撮影には、バリマグニファインダーを使って、より正確なピント合わせをします。ファインダー接眼枠に装着しピント面を拡大します。拡大率は1.2倍と2.5倍が切り替えられます。
バリマグニファインダーを装着すると、ファインダー像の左右・上下が逆になります。
バリマグニファインダー
視度補正
ファインダー接眼枠に視度補正レンズを装着します。
ディオプトリックコレクションレンズを入れたアイカップ1を使うか、ディオプトリックコレクションレンズ2を使います。
【ディオプトリックコレクションレンズによる補正】
+2・+1・0・-1・-2・-3・-4・-5と1ディオプトリー刻みの補正になります。
アイカップ1
+ディオプトリックコレクションレンズ
ディオプトリックコレクション
レンズ2
アイカップ1&ディオプトリックコレクションレンズ ディオプトリックコレクションレンズ2
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●露出を合わせる
定点&指針
OM-1Nの露出計は定点合致式です。[+]と[-]の中心に指針がくるようにシャッター速度と絞りの組み合わせを決めます。
OM-1Nのシャッターダイヤルは1段づつクリックがあり、中間速度は使えません。一方、ズイコーレンズの絞り環も1段づつクリックがあるのですが、クリックとクリックの間の絞り(中間絞り)も使用可能ですので、1段未満の調整は絞りで行うことになります。
定点の中央に指針を合わすと「適正露出」ということになりますが、場合によっては補正をかけなければなりません。+1〜-1の補正であれば、定点と指針の位置から判断できます。+2・-2といった補正が必要な時は、フィルム感度ダイヤルを動かして、指針を定点に合わすといいでしょう。フィルム感度ダイヤルの操作では1/3EV刻みで補正できます。
露出補正 指針の位置と露出の関係 -フィルム感度ダイヤルによらない場合-
フィルム感度ダイヤルを使って露出補正する場合の関係です。OM10もフィルム感度ダイヤルで露出補正ができます。
使用フィルム +2 +1 -1 -2
ISO100 25 50 200 400
ISO400 100 200 800 1600
+1 +1/2 ±0 -1/2 -1
1段 over 1/2段 over 適正露出 1/2段 under 1段 under
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●フラッシュ撮影をする
【エレクトロニックフラッシュT20の場合】
OM-1N+T20
OM-1NとTシリーズエレクトロニックフラッシュの組み合わせでは
@ エレクトロニックフラッシュを装着すると自動的にX接点に切り替わる。
A エレクトロニックフラッシュのフィルム感度が自動的にセットされる。(オートで使用する時)
B エレクトロニックフラッシュの充電が完了するとファインダー内のLEDが点灯する。
C エレクトロニックフラッシュが正常に発光したらファインダー内のLEDが点滅する。(オートで使用する時)
※エレクトロニックフラッシュ側で制御しますので、OM-1N本体の電池の有無は関係ありません。
SHOE4
着脱式のアクセサリーシュー「SHOE 4」は、OM-1Nに標準装備されました。OM-1用は「SHOE 1」ですが別売(オプション)でした。
■エレクトロニックフラッシュT20は、背面の計算板の向きを入れ替えることで、TTL自動調光/マニュアル・外光式オート(ノーマルオート)を切り替えます。OM-1Nとの組み合わせでは、マニュアル発光と外光式オートになりますので、計算板を外側に向けます。また、シャッター速度は1/60(ないし1/30)にします。
マニュアル発光
T20 マニュアル発光
@ モード切替レバーを「MANUAL」に合わせます。(赤矢印)
A 使用しているフィルム感度に合わせます。(緑矢印)
計算板で絞りと距離の関係を読み取るためにフイルム感度を合わせますが、この設定が合っていなくても発光には影響しません。
マニュアル発光では、常にフル発光します。
シンクロ速度は1/60ですので、距離に応じた絞りで露出を調整します。絞りと距離の関係は‥
[ガイドナンバー]÷[距離]=[絞り]
      又は
[ガイドナンバー]÷[絞り]=[距離]
※[ガイドナンバー]=20/ISO100・40/ISO400
計算しなくても一目でわかるように計算板に距離と絞りの関係が一覧表示されますので、読み取って絞りを設定して下さい。
■充電が完了するとT20本体の【CHARGE】が点灯します。
■同時に、ファインダー内のLEDが点灯します。
※実際の露出計の指針は、露出不足側に振れています。
■レリーズしてフル発光するとファインダー内のLEDは消灯します。
※正常発光を知らせるLEDの点滅はありません。
■次の充電が完了するとLEDが点灯します。
外光式オート発光
T20 外光式オート
外光式オート発光で使う時、絞り値はF4とF8が使えます。それぞれモード切替レバーを「◆AUTO」「AUTO◆」に合わせます。
計算板のフィルム感度の設定は、オート発光に影響しません。確認用に使います。
■充電が完了するとT20本体の【CHARGE】が点灯します。
■同時に、ファインダー内のLEDが点灯します。
■正常に発光するとファインダー内のLEDが点滅します。
※正常に発光しないと点滅しません。
※しばらくするとLEDが消灯します。
■次の充電が完了するとLEDが点灯します。
→関連ページ【フラッシュフォトグループ】のページ
■パワーバウンスグリップ2を使う
OM-1N+パワーバウンスグリップ2
T20を離して使う時は、シンクロコードでカメラ本体のシンクロソケットと接続します。
グリップは巻き戻しクランク側の方が使いやすいです。
シンクロターミナル 【シンクロターミナル】

同軸でX接点とFP接点を切り替えるようになっているので、「X」に合わせます。
OM-1N+ワインダー2+パワーバウンスグリップ2
ワインダーやモータードライブと併用する場合は、レリーズボタン側にグリップをつけます。この時、ワインダーやモータードライブ、カメラ本体のレリーズボタンを使うのには無理が生じますので、「M.グリップコード」でワインダーやモータードライブとパワーバウンスグリップ2を接続することにより、グリップのレリーズボタンが使えるようになります。
この付け方だと、パワーバウンスグリップ2に内臓されているシンクロコードは、カメラ本体のシンクロソケットに届きませんので、TTLオートコードを使ってカメラ本体と接続します。カメラ側のアクセサリーシューは「SHOE TYPE4」になります。
SHOE Type4 【SHOE TYPE 4】
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●ワインダー2を使う
OM-1N+ワインダー2
OM-1N 底板
※工場出荷時からワインダー装着可能な底板になっています。
ワインダー2電池室
ワインダー2の電池室にカバーが格納できる構造になっています。
※OM-4(Ti)のカバーは形状が異なるため格納できません。
連結部のフタ(OM-1N、OM-4Ti)
ワインダー2 電源OFF 【ワインダー2のスイッチ】

持ち上げて回します。
ワインダー2を装着していても、カメラ本体の巻き上げレバーで巻き上げられます。
ワインダー2 SINGLE 【1コマ送り】

レリーズボタンを押し撮影が終了した段階で1コマだけ巻き上げられます。
ワインダー2 SIQUENCE 【連続撮影】

最高2.5コマ/秒の連写ができます(シャッター速度により変わります)。レリーズボタンを押している間、連続して巻き上げられます。
カメラ本体のレリーズボタンを使用すると自動巻上げが行われません。
[M.リモートコード]
M.リモートコード
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●セルフタイマーを使う
OM-1N セルフタイマーのセット
OM-1Nのセルフタイマーは機械式です。セルフタイマーのセットは、レバーを反時計周りに動かします。4〜12秒の間で任意の時間を設定できます。
スタート用のレバーをレンズマウント側に倒すとセルフタイマーが作動します。セルフタイマーをセットしてもレリーズボタンを押すと、タイマーは作動せず、すぐにシャッターが切れます。また、セルフタイマーがスタートしても、レンズマウント側に倒したスタート用のレバーを元に戻すと、タイマーの作動が止まります。
OM-1N セルフタイマー作動中
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撮影が終了したら
●フィルムを巻き戻す
OM-1N 露出計スイッチOFF
撮影が終わったら露出計のスイッチを切って、巻き戻しクラッチを反時計回りに倒して、巻き戻しクランクでフィルムを巻き上げます。
普通のカメラでは巻き戻しボタンが底板に位置していますが、ワインダーなどを着けていても巻き戻しができるように、OMではボディー前面に巻き戻しクラッチが配置されています。
フィルムカウンターで巻き戻し状況を確認できないので、巻き戻しクランクにかかるトルクで判断します。巻き戻し中は、巻き戻しクランクに反発力を感じますが、フィルムの先端が巻き取りスプールから離れると、巻き戻しクランクが軽くなります。(フィルム全体をパトローネに巻き込みたくない場合などの参考にして下さい。)
OM-1N 巻き戻し
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その他
●ミラーアップする
OM-1N ミラーアップ
マウントエプロン部のミラーアップレバーを反時計回りに90°回します。
全てのズイコーレンズはミラーアップしなくても装着できます。拡大撮影や天体写真、顕微鏡写真など高倍率撮影の時、あらかじめミラーアップしてクイックリターンミラーの作動による振動を除去できます。
※OMシリーズでミラーアップできるのはOM-1シリーズだけです。
※OM-4シリーズのセルフタイマー撮影では、セルフタイマーが作動するとまずミラーアップします。OM-1シリーズもピントを合わせたらミラーアップしてセルフタイマーをセット・スタートすれば、同様のことができます。
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●フォーカシングスクリーンを交換する
OM-1N フォーカシングスクリーンのロックレバー
OM-1N フォーカシングスクリーンの交換
レンズマウント部からフォーカシングスクリーンの交換ができます。
@ フォーカシングスクリーン枠のロックを手前に引いて解除します。
A フォーカシングスクリーン枠を下げます。
B フォーカシングスクリーンを交換して、枠を元に戻します。
OMシステム フォーカシングスクリーン
フォーカシングスクリーンのケースの右側に、カメラから取り外したスクリーンを立てるスペースがあります。
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●裏蓋を外す
OM-1N 裏蓋交換用ロック 裏蓋を外したOM-1N
データバックや250フィルムバックなどに裏蓋は交換できます。
裏蓋のヒンジ側にあるロックボタンを下げて外します。
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