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OMの使い方

■OMの使い方

せっかくオリンパスOMを入手しても、取り扱い説明書がなくて使い方がよく分らず困っているなんてことはありませんか?オリンパスOMの基本的な操作は、ほぼ全機種共通だと思ってください。OM-1とOM-2の使い方がわかると、アクセサリーも含め、他のOMシリーズも難なく使えると思います。また、OM-4のマルチスポット測光の操作法自体は単純です。取り扱い説明書を参照して使うのがベターなのかもしれませんが、オリンパスOMを使うために必要な操作について紹介します。

OMの使い方

『共通性』イメージ

『共通性』イメージ図

OM-3およびOM-2・OM-4シリーズの『マニュアル』は、OM-1と同様です。ファインダー内表示が異なりますが、いづれも定点合致式です。つまり、ⅠがわかればOM-3およびOM-2/OM-4シリーズのマニュアルの操作法がわかります。OM-2の絞り優先AEとOM-4の絞り優先AEもファインダー内表示が異なるだけで、オート時のシャッター速度を指針が示すかバーグラフが示すかという違いだけです。ⅡがわかればOM-4の絞り優先AEの操作法もわかることになります。OM-3の操作法はOM-4のマニュアル操作と同じですが、さらに、スポット測光・マルチスポット測光の操作法も同じです。ⅢがわかればOM-3のスポット測光・マルチスポット測光も使いこなせることになります。言い換えると、OM-4が使えればOM-3・OM-2・OM-1も難なく使えることになります。

露出合わせ

マニュアル露出

オリンパスOM(一桁)は、機械式シャッター及び電子制御シャッターのマニュアルでは『定点合致式』により露出を合わせます。OM-1(N)・OM-2(N)は指針式、OM-2SP・OM-3(Ti)・OM-4(Ti)はバーグラフという違いはあるものの、ファインダー内の定点に指針またはバーグラフの先端が合うように、絞りとシャッター速度を調整します。

絞り優先自動露出

オリンパスOMの自動露出は絞り優先AEです。任意の絞りを設定すると適正露出になるようにシャッター速度が無段階に自動制御されます。ファインダー内には、その時のシャッター速度が示されます。これも指針で示すのか、バーグラフで表すのかという違いはあるものの、指針またはバーグラフの先端の指す数字が自動制御されるシャッター速度ということになります。

[2018.4追記]

実際のシャッター速度はTTLダイレクト測光で制御されますのでファインダー表示と異なることがあります。

スポット測光・マルチスポット測光

OM-3シリーズとOM-4シリーズは、スポット測光ができます。さらに、マルチスポット測光ができるのが特徴です。操作手順は、OM-4シリーズのマニュアル露出の方法とOM-3シリーズは同じになります。ハイライト撮影・シャドー撮影も同様です。

●OM-2SP

OM一桁シリーズでは唯一プログラムAEが搭載され、マニュアル露出時の測光はスポット測光のみと、他のOM一桁シリーズとは多少毛色が異なっています。露出補正量とかの違いはでてくるものの、操作手順自体は、OM-2NやOM-4に準拠しています。

リセット(ミラーアップの解除)

電子シャッターを搭載したOMは、電池消耗時などミラーアップしてシャッターロックがかかります。復帰方法は機種により違いますが下記の通りです。

OM-2
Bロックボタンを押し、シャッターダイヤルの『』マークをボディ側の指標に合わせる。
OM-2N
切替レバーを『CHECK/RESET』に合わせる。
OM-2SP・OM-4・OM-4Ti
Bロックボタンを押し、シャッターダイヤルを機械式シャッターのポジション(60B)に合わせる。

セルフタイマー

OM-1(N)・OM-2(N)のセルフタイマーは機械式、OM-2SP・OM-4(Ti)は電子式です。

OM-1・OM-1N・OM-2・OM-2N
セルフタイマーレバーを反時計回りに回して4~12秒の間で任意のタイマーをセットできます。セルフタイマー部に設けられたスタートレバーでスタートします。このレバーを戻すとタイマーが中断します。
OM-2SP・OM-4・OM-4Ti
セルフタイマーセットレバーを引き上げて反時計回りに回すとセルフタイマーがセットされます。タイマー間隔は12秒のみです。スタートはレリーズボタンで行います。途中解除はできず、セルフタイマーセットレバーを戻すと即シャッターが切れます。

巻き戻し

OM-1(N)・OM-2(N)は巻き戻しクラッチ、OM-2SP・OM-3(Ti)・OM-4(Ti)は巻き戻しボタンを操作した後、巻き戻しクランクで巻き戻します。

OM-1・OM-1N・OM-2・OM-2N
軍艦部前面にある巻き戻しクラッチを反時計回りに倒した後、巻き戻しクランクで巻き戻します。
OM-2SP・OM-3・OM-3Ti・OM-4・OM-4Ti
軍艦部上面にある巻き戻しボタンを押した後、巻き戻しクランクで巻き戻します。

視度調節

OM-3(Ti)・OM-4(Ti)には視度調節機構が内蔵されていますが、他の機種同様、アイカップ1+視度補正レンズ、ディオプトリックコレクションレンズ2による視度調節も可能です。

OM-1・OM-1N・OM-2・OM-2N・OM-2SP
視度補正レンズを装着したアイカップ1、または、ディオプトリックコレクションレンズ2で視度調節をします。
OM-3・OM-3Ti・OM-4・OM-4Ti
ペンタ部にある竜頭を回して内蔵の視度調節機構で視度調節ができます。視度補正レンズを装着したアイカップ1、ディオプトリックコレクションレンズ2でも視度調節ができます。

フォーカシングスクリーンの交換

フォーカシングスクリーン2-4・フォーカシングスクリーン2-13は、OM-2SP・OM-3(Ti)・OM-4(Ti)にしか使用できませんが、他のフォーカシングスクリーンは全機種で使用できます。2-4・2-13を含め、交換方法は同じです。

※OM-4(Ti)と表記されている場合、OM-4Ti BLACKも含みます。