これからもOM
中古OMガイド
■中古OMガイド
デジタル一眼レフの普及が加速された感のある現在、新品で入手できるフィルムカメラは限られてきました。OMは、既に生産が終了していますので、中古カメラとして探すしかなくなりました。戦後のカメラの歴史をひもといてみると、百花繚乱のごとく多数のメーカーが登場しては消えていった1960年代を経て、5大カメラメーカーがカメラの歴史を牽引する構図が固まった1970年代にオリンパスOMは登場しました。その後、カメラの電子化、多機能化、AF化という大きな節目でOMは進化しながらも、生産終了の時を迎えました。OMシリーズが健在な時は、新機種がでると新しい機能やスペックにもっぱら関心がありましたが、新機種など期待できない今日、OMシリーズを貫いているOMらしさが明白になり改めてOMシリーズのすごさを実感しています。
OMらしさとは ▲TOP
OMらしさとして「小型軽量」が一番にイメージされると思いますが、他にもいろいろあります。
布幕横走りシャッター
オリンパスは、かつて「コーホーシャッター」というシャッターを自社生産していました。また、ペンFシリーズにチタン幕製のロータリーシャッターを独自に開発しています。そんなオリンパスがOM用に選択したのは布幕横走りシャッターでした。シャッターは横走りに比し縦走りの方が走行距離が短く、シンクロ速度を速められるというメリットがありますが、M-1開発当時の縦走りシャッターはコンパクト化には向かず(特に高さ)、また、金属幕は布幕より耐久性が低かったようです。その後、シャッターの技術開発も進み、金属幕の耐久性も上がり、縦走りでも十分コンパクト化が実現できるようになったのですが、オリンパスはOM101とOM707を除き、布幕横走りシャッターを踏襲しました。ニコンがシンクロ速度を1/250まで高められたのは金属幕縦走りシャッターの改良に成功したからなのですが、オリンパスは「アパチャーが全開になるシャッター速度=シンクロ速度」という考え方を根本から変えるフルシンクロフラッシュによるFP発光を世界に先駆けて開発することになりました。
マウント部のシャッターダイヤル
オリンパスOMの大きな特徴のひとつには、マウント部のシャッターダイヤルがあります。ダイヤルというよりもリングといった方があっていると思います。これは、コンパクト化のためボディー底部にシャッター機構が収められましたが、軍艦部にシャッターダイヤルを配置すると連結が複雑になるため、マウント部にリング状のシャッターダイヤルを設けギヤで簡単に連結できるようにしたためです。左手だけでフォーカシング・絞り・シャッター速度の調整ができる優れた方式だと思います。絞りとシャッター速度を同時に調整したいという向きには合致しない方式ですが‥。
大型のクイックリターンミラー
OMには大型のクイックリターンミラーがついています。マウント部内部に占めるミラーの面積を同時代の多機種と比べるとふた回りほど大きいことが分ります。ミラーが大型でも単純な上下運動となっているため、ミラーボックスの容量も大きくなっています。記憶が定かではありませんが、OMのフランジバックは46mmだったと思います。
互換性の高さ
オリンパスOMは、アクセサリー類の互換性を保ったシステムカメラとして高く評価しています。機種ごとの専用アクセサリーもありますが、モータードライブ、ワインダー、エレクトロニックフラッシュ、フォーカシングスクリーンなど、30年以上前のM-1からOM最終型のOM-3Tiまで使用できるということは特筆すべきことだと思います。機種が違えばアクセサリーも異なることが珍しくなかった中、殆どのアクセサリーが共通アクセサリーとなっているのはオリンパスOMだけでしょう。
中古OMの販売状況 ▲TOP
2005年8月〜2006年7月の1年間、マップカメラの販売状況を振り返ってみます。
M-1
販売頻度の推移 M-1は、1〜2台コンスタントに販売されています。
販売価格帯の推移 良品(並品の上)クラスは7万円台。並品の下で5万円くらい。
OM-1
販売頻度の推移 OM-1シリーズでは最も多いのですが、2006年5月以降はあまり見かけません。
販売価格帯の推移 並品で12,000〜18,000円くらい。
OM-1N
販売頻度の推移 流通は少ないです。特に、使い込まれたものが多く、美品クラスは皆無。
販売価格帯の推移 メーター・プリズムOKで18,000円くらい。メーターまたはプリズムNGで12,000円くらい
OM-2
販売頻度の推移 2005年末までは、月に2〜3台は流通。最近、なかなか販売されません。
販売価格帯の推移 使用感のある並品クラスで12,000円〜16,000円くらい。(美品・良品クラス少ない)
OM-2N
販売頻度の推移 OM-2の販売頻度に比べると1/4くらい。
販売価格帯の推移 使用感のかなりある並品クラスで18,000円くらいでした。
OM-2SP
販売頻度の推移 OMの中ではOM-3に次いで流通量が少なく、約3ヶ月に1台あるかどうかという感じ
販売価格帯の推移 昨年中は5万円くらい。2006年に入ると4万円前後。
OM-3
販売頻度の推移 OMの中では最も流通量が少なく、1年間で3〜5台といったところ。
販売価格帯の推移 並品クラスで8万〜13万円。
OM-3Ti
販売頻度の推移 数台販売される時もあれば、まったくない時もあります。1年間で15台くらい。
販売価格帯の推移 2005年の夏は18万台でしたが、その後、20万円を突破して30万超もありました。
OM-4
販売頻度の推移 月に数台は販売されているようです。
販売価格帯の推移 1年前は4万台でしたが現在は3万円台になっています。
OM-4TI・OM-4Ti BLACK
販売頻度の推移 OMの中でも流通量が多く、コンスタントに4、5台は販売されています。
販売価格帯の推移 価格は7万円台で推移していますが、美品クラスは少なくなっているようです。
その他のOM
販売頻度の推移 OM10の流通量が多く、たまにOM40Pがありましたが、最近は見かけません。
販売価格帯の推移 OM10で12,000〜15,000円、OM40Pで14,000〜18,000円くらい。
オリンパスの修理対応
OM・ズイコーの生産終了後、部品交換を伴う修理を受けられるのは、OM-3Ti、OM-4Ti BLACKと一部のズイコーレンズのみです。多くの機種は限定修理・メンテナンスになります。
実際に修理を依頼する場合は、@東京・大阪・札幌・福岡のサービスステーションに持込む方法と、A岡谷修理センターへ送付する方法があります。岡谷修理センターへの直接持ち込みはできないようです。
限定修理にならざる得ませんが、できる限りのメンテナンスはしてくれます。修理相談窓口で確認すると、解決するかもしれません。
【修理相談窓口】
〒394-0083
長野県岡谷市長地柴宮 3-15-1
オリンパス岡谷修理センター
電話:0266-26-0330  FAX:0266-26-2011
【修理料金】
修理見積連絡がありますので、修理進行の可否を連絡して下さい。
修理完了品は代金引換えの宅配便で返送されますので、受領する時に支払うことになります。
【留意点】
部品交換を伴う修理は不可になる可能性が高く、限定修理になります。
十分な性能を維持できる調整ができない場合があり、修復は一時的にならざるを得ない場合があります。
他の部分を破損する恐れがある場合、修理・調整を行えない場合があります。
-2006年6月1日現在-
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