タイトル

わーーい、うれしいな

出題者

Tomoko.I

すずめ

絵の具

ケーキ

バラ


いたずら猫が庭に落ちた
すずめを狙って、抜き足、差し足 、忍び足・・・・
じゃれたい気持ちは分かるけど、かわいそうだよ。たー君は、ダメって猫を追っぱらいました。
「だいじょうぶ?」飛ぶ練習してたのかな?びっくりして動けなくなったみたいです。。
屋根の上でお母さんすずめが心配そうにちゅん、ちゅん、ちゅん。
たー君はそっと抱き上げておうちに連れて行きました。お水をあげて、やわらかくしたごはんつぶをあげて 「元気になーーれ」最初は小さく震えていたこすずめが元気に羽根を動かしたよ。
「ちゅん」もう大丈夫、たー君は窓をあけて、お母さんすずめを呼びました。
「今度は気をつけてね」そっと広げた手のひらの上で、少しだけ
たー君を見あげてから、子すずめは窓の外に向かって えぃっ って飛び出しました。おかあさんすずめもちゅん、ちゅん、ちゅん うれしそうです。たー君に頭をさげるようにうなずいてから
こすずめと一緒にどこかに飛んでいきました。
良かったね!

たー君は安心しておひるねです。「たー君、ありがとう。お礼にたー君の願いをかなえてあげる。
なにかお願いはないかな?」神様が夢に出てきました。たー君は「お母さんに会いに行きたい」って言いました。お母さんは赤ちゃんが生まれたの、けいたって言うんだ。
今鹿児島のおじいちゃんのうちに帰っているんだよ。もうすぐ、おかあさんとけいたは帰ってくるんだ。でも、おかあさんに早く会いたいもんね・・

「そうかい、ちょっとお待ち・・」神様はどこかに行きました。
神様も誰かに相談するのかな?たー君は首をかしげました。
その時、お空いっぱいにすずめの大群が現れました。
みんなで力をあわせて、えぃっ あれあれ不思議、たー君はお空に浮かんだよ。
すずめがみんなで大きな飛行機のように固まって飛んでいきます。
街も山も全部、ずーーっと下に見えてるよ。
原色の青い
絵の具で描いたようなきれいな海が見えてきました。わーーきれい・・・
「この海を越えたら鹿児島はもうすぐだ」ちゅん、ちゅん、ちゅん。みんなで力をあわせてお空を飛びました。ほーら、着いた。おじいちゃんのうちの屋根の上から、おかあさんの笑顔が見えたよ。おとうとのけいたが元気な声で笑ってる。きゃっ、きゃっ、きゃつ。
可愛いな〜、赤ちゃんを見れて、たー君大満足。。ちょっぴり疲れてうとうとしました。
あれれ?目がさめたら部屋の中。不思議だね。

パパが帰ってきました。
「たー君、明日ママがかえってくるぞ、一緒に空港に迎えに行こう」
「わーーい」たー君は大喜び、パお土産の
ケーキに目もくれず大喜び、浮かれて踊っています。

「けいたに会えるよ」パパと一緒に買った
バラを持って、たー君大興奮、の中でおおはしゃぎ。。
たー君は飛行場が大好きです。だって飛行機は、大好きな鹿児島のおじいちゃんに会いに行ける魔法の乗り物だもんね。たー君を抱いたママが現れました。

「わーい、お帰りなさい」みんな笑顔です。
「はじめまして、たー君だよ」ママがけいたを紹介しました。

本当は昨日も会ったんだよ。。小さな声でたー君は言ってから
「僕、たー君。これからよろしくです。ね、けいたん」大きな声で言いました。

もう神様の力はいらないよ。今日からずっと、みんな一緒です。