「精神障がい者は、今の社会を新しく変えて行く存在である!」          

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 運営者の日々是出会

<人・モノ・情報の出会いによって活動を展開>
2018/9/20
 知り合いから写真展を開催するので、できれば写真展に関する文章を書いてもらえないか、と相談があり、どうしようか考えた末に書くことにしました。  
 2000年に、息子が精神疾患に罹患したことで、今までの生活スタイルを変えなければならない状況になり、2005年からは私自身写真の世界から福祉の世界に身を置くことになり、今までやってきた自己表現としての写真の世界からは距離を置くことになりました。

写真展も定期的に開催してきましたが、1999年の「Bench」という写真展を最後に18年間開催していない現状です。

完全に写真から身を引いたわけではなく、自己表現としての写真制作に関して、時間的な余裕と発想力を集中できる環境ではないと言うことで、休止している状況で、精神障がい者への日中支援として写真を活用した支援活動は実施しているとこです。

そのような状況の中での、依頼だったので、今は福祉に関してや法人の活動などの報告や紹介や企画書などの資料を制作したりしているので、身近なこととして語ったり、書いたりできますが、写真に関しては、日々の生活の中で距離を置いているのでラジカルに書けるかが問われるのですが、ただ、30年ほど写真の自己表現を追求してきた者として、現代アートや写真の現状を客観的に見る目を持っていれば書けるのではないかと楽観的に引き受けたとこです。

それとアートも福祉も「今」を如何に捉えてイノベーションを起こすか、どちらの世界も保守的な世界であるのは同じで、すべては前例や既成といったものを規範として価値判断していくのが主流派といった人たちの評価なので、新しい試みに対して否定的であるのも主流派=守旧派の本質だと思えます。

アートにも福祉にも新しい試みが実践されることによって、イノベーションを起こし、今の現状から飛躍することによって新たな世界を体感させることを目指すのが、アーティスト及び支援者だと思っているとこです。

樋口 一美写真展「はぐれ雲」
日時:9月25日〜10月7日 10時〜18時
会場:ArtSpace色空 (宮崎市広島1丁目6−11−1)

2018/8/23
 9月から地域活動支援センターかふぇらてのプログラムに法律に関する講座を企画しました。
講師に金丸祥子弁護士(このはな法律事務所)を迎えて、地域生活でのトラブルに関して、法律上のアドバイスやハウツーとしての講座を実施します。

 また、NPO法人宮崎もやいの会の顧問弁護士として法人での法律的な問題に対して対応してもらうことになりました。

 まずは、人が生きていくうえでの初歩的な法律上の権利などを大枠な視点から講座で話してもらいます。

 講座としては、一方的に聞くというスタイルの座学ではなく、当事者から日常生活での問題を出してもらって、法律的に考えたらどうなるのかを話し合ってもらい、具体的に知っておくことが社会生活でのトラブルに巻き込まれなくて済む方法なので、今回、支援センターかふぇらてとしても当事者が社会生活するうえで必要な講座として位置付けて、金丸弁護士に是非講座の講師を引き受けてもらうよう依頼した次第です。

 法律的に見たらどうなのか、という視点は、精神疾患を知らないが故に発症に気付かず重症化して気付くということを避けるための予防として疾患の理解を優先するわけですけど、社会生活での色々な問題も同じく法律を知らないことで泣き寝入りすることになったり、被害者なのに加害者的な立場になったりということを避けるためにも法律をしっかり理解することが自分の権利を守ることにつながるし、トラブルに巻き込まれないための最大の予防的な効果があると思います。

地域活動支援センターかふぇらてのブログは以下です。
http://blog.canpan.info/nangoku/

2018/8/16
 またまた、やまゆり園での事件に関して、NHKのEテレで「障害者殺傷事件から考える 福祉現場で働く人たちの“本音”」という番組が放送されました。

 テーマは、相模原市の障害者施設で、19人の命が奪われた事件から2年。犯行に及んだのは、かつてこの施設で働いていた「元職員」でした。障害のある人と接してきた職員が起こした事件に対して、全国の福祉現場で働く人たちから複雑な声が寄せられています。今回は施設で働く人たちが集まり、それぞれの本音を語りあいました。
というコンセプトで番組を制作したということです。
https://www.nhk.or.jp/heart-net/article/85/

 職員にも感情があり、感情を押し殺した仕事に限界が生まれるのは当然で、如何に選んだ職業を楽しく継続していけるか、福祉関係者の課題です。

 福祉現場で働く職員が、障害者と向き合い疲弊せず支援をしていくには、何が必要なのか語り合っています。

 以前、私が事務局長をしていた家族会で、「ケアする人のケア」というタイトルで、講師に播磨靖夫氏(たんぽぽの家理事長)に来訪していただき講演会を催しました。

 ケアする人は、ケアを必要としている人に、何かをしてあげたいという、一方的な思い込みがすごくあるんです。ほっとけなくなるんです。何かしようと体が反応するんですね。熱心な人ほど、その思いにとらわれて、ケアから自由になれない。

  しかし、ケアというのは、癒す者が癒され、癒される者が癒すという存在の相互性。わかり やすく言えば「反転」があるということ。強い者が助けてあげるだけがケアではない。相手からも何かをいただけることもある。こういう循環が、「ケア」の本質なんです。

援助する者が援助され、援助される人が援助する。これがケアなんですね。
 ケアに熱心な人ほど、ケアから自由になれないと言いましたけれども、ケアをやっていると、 いろんな思いが湧いてくる。
 例えば自分の存在が、他人の中でポジティブな意味、つまり、 役に立ってないと気づくことほど辛いものはないんです。
 自分は、いてもいなくてもどっちでもいい存在だと、思い知らされることほど辛いものはないんです。
 ですから、「ケア」というのは、自分の存在を理解してくれる存在がお互いに必要なんです。 そこから一緒に生きよう、生きたいという能動的な思いが湧いてくるのです。

播磨氏の講演会の内容を記載した講演集は以下のページです。
http://www1.bbiq.jp/m-moyai/siryo.html

2018/8/3
 先日、NHKスペシャルで「津久井やまゆり園事件 2年の記録」が放送されたので見ました。
 
 宮崎でも事件発生年の9月に弁護士を講師に研修会を行い、この事件が投げかけた問題をみんなで考える機会を作った次第です。

 戦後最悪の大量殺傷事件”の教訓をどう受け止め、未来につないでいけばよいのか。
 きれい事ではない本当の意味での共生とは何か、考えていきたい、というコンセプトで番組を制作したということです。

 今回のNHKの番組では、やまゆり園にいた入所者のその後を取材して、容疑者が重度の障害者は意志を示すことがない心失者として決めつけていることをテーマに、大施設の特徴である管理する支援ではなく、意志を聞き取ることを積極的に実践している施設での生活に密着して、その人の意志が現れて来るのを気長に支援することによって表すことができる、という丹念な取材をしていました。

 また、容疑者と面会した方々の意見を聞いて、障害者とふれあったことのない人達には、容疑者の意見が一見正論を言っているように聞こえるとこに、生産性や成果・効率主義から脱落した人間は無用な存在と決めつける優生思想が人間の心の奥底に存在しているのかもしれないことを伝えていました。

 この優生思想が作り出す世界は、ヒットラーの独裁政治であって、ユダヤ人や障害者の虐殺につながる思想であったことを歴史が証明しているのですが、そのような考えを持った方がいるのも現実で、その考えをどのように乗り越えられるのか、今回の取材の中で、若い方が自問自答することによって、新たな人生を障害者支援の世界に求めている方を取材しているとこに、共生の可能性を感じた次第です。

 特定の人を排除するために優生思想を持ち出すこと自体、時代錯誤と言いたいとこですが、どこかにそれを受け入れる社会として変化してきているのかもしれません


2018/7/26
 精神疾患を患ってしまうと周りからダメという否定の言葉などを浴びせられる生活を強いられることで、当然、持ち合わせている関係性を失い、社会において他者と関わる時に良好な関係が築けず消極的になってしまい、ひきこもり状態で生活するか、攻撃的になって他者とトラブルを起こして過ごすか、という極端な生き方が身に付いてしまっている状態で支援施設に行ってもトラブルを繰り返してしまい行かなくなるという現状です。

 消極的であるが故に嫌なことや不愉快なことがあっても相手に伝えることができず我慢して過ごすことが、如何にストレスになるかということを知っているにも関わらず、一歩踏み出して相手に伝えることができないという現実を聞いたりして、如何に伝えることができる自己を取り戻すか、自己を変えることを日々の支援センターでの利用の中で実践していくことを促していくか、課題だと思っているとこです。


  先日、新幹線内での殺傷事件に関して、容疑者が精神科病院の入院歴があるとか、発達障害や自閉症などと報道されることで、全うに社会生活している精神疾患者に対して差別や偏見を助長する報道であるということを抗議した団体がありました。

 事件があるたびに精神疾患者だけがそのように記載されるのか、それだけ偏見(怖い・危険・何をするかわからない)が刷り込まれていて、蔓延しているということではないでしょうか。
 
 他の4大疾病「ガン」「脳卒中」「急性心筋梗塞」「糖尿病」などを持った方が事件を起こしたとしても、その病名を記載されることはないのに精神疾患に関しては記載される現状です。

 どのようにして、この根深い偏見を解消することができるのか、関係者にとって永遠のテーマです


2018/7/20
 近頃、精神疾患・障がい者に関した報道を目にすることが多くなりました。
時にはチョッと信じられないような記事が毎日新聞・朝日新聞に載っていました。

 先日、全国精神科病院協会会長が機関誌(5月号)に「精神科医にも拳銃を持たせて」というタイトルの文章の掲載に関する記事が掲載されました。

 朝日新聞の記事から、『全国の精神科病院でつくる「日本精神科病院協会」の山崎学会長が、協会の機関誌に寄せた文章で「精神科医にも拳銃を持たせてくれ」という部下の医師の意見を引用していたことが分かった。意見は医療現場での患者の暴力について言及したもので、患者や支援者からは「患者を危険な存在と決めつけている」などと批判の声が上がっている』

 精神科病院の患者に対する偏った認識がそのような言葉を書かせるのでしょうが、日本という国の中で犯罪者でもない患者を拳銃でもって押さえつけるという考え自体が時代錯誤であり、病院内で拘束したり抑圧したり厳しく管理されたりすることで、逆に患者が反抗的になる、というのは自然な反応だと思えます。

 イタリアでの精神病院廃絶運動のフランコ・バザーリオが言うように「鉄格子や鉄の扉の奥に押し込めることを正当化するような精神状態など、本来ないのだ。精神病者の、ときおりの暴力は、結果である。施設の中での抑圧で引き起こされた人間としての反応である。つまり、それは精神病院が引き起こす病気。精神病院などやめて人間的存在たりうる温かい状況に置くことができれば、精神病者の暴力などなくなるのだ」という言葉が真実だと思います。

 拳銃云々という文章が公然と掲載されるということは、社会が右傾化しているからであり、働かざるもの人に非ずという価値観が蔓延して、何も生み出さないと思われている障害者など弱者の人達が排除されることになり、精神病院という治療施設が収容上になり、拳銃を持った監視役がいる時代が来ないとも知れないということかもしれません。

2018/7/12
 随分と宮崎もやいの会のHPを更新しない日々が続きましたが、地域活動支援センターV型「かふぇらて」を開設してからそちらの業務に専念していたら1年が過ぎました。

近頃、気になるニュースを取り上がました。
先日、親が精神疾患者の娘や息子を監禁して衰弱死や失明させるという事件があり、NHKのEテレ「バリバラ」で「相次ぐ障害者監禁事件を考える」というテーマで放映されたのを見て、以前、「母よ!殺すな」(著者:横塚晃一、生活書院から再販)という書籍の中で、母親が脳性マヒ児の我が子を絞殺した事件を思い出しました。

 親が我が子を殺したり監禁したりすることが許されることでないのは当然ですが、切羽詰まってそのような行為に至ったのでしょうが、そのような行為に至る原因を解明しなければ同じことが繰り返されることになります。

 身体や知的の障害者に関しては、現在、公に認められてきて地域生活でのサービスも充実してきている現状ですが、精神障害者に関しては、社会の偏見によって公にすること自体避ける傾向が強く、家族が孤立化しているのが現状です。

 このような現状の中、家族に対して適切な支援がなされていないことで、家族がどこにも相談できず抱え込むことによって、監禁という最悪な手段によって同居するという結果を招いているのが現状です。

 そのような現状を憂いている医療者がいて、電話相談と訪問診療を実施することによって、家族の間に第三者が入ることでギスギスした親子関係にゆとりが生まれることで良好な関係を築くことが証明されているのですが、医療者が訪問するということに対して消極的な姿勢であるのも現実です。

 あくまでも病院に来て下さい、という旧来の医療の姿勢に固守することでよいのか、と疑問を投げかける真摯な医療者が独自の支援として、ACT(包括的地域生活支援)という、チームでの支援(医者・看護師・PSW・OTなど)を推進して、患者に取って地域で一番必要な支援をチームとして推進していき、地域生活する上で最善の支援を提供することが、家族に取って悲劇を生まない支援と思っています。

2017/5/2
 念願の街中の居場所としての地域活動支援センターV型「かふぇらて」を4月20日に開設することができました。

 ここに行き着くには、色々な方々にご協力していただいたお陰であると感謝しているとこです。

 大げさな開設式典もなく静かに開設しましたが、早速、新規の若い方が訪ねて来てくれたり、旧知の当事者が訪ねて来たりして、わいわい話していたら、それぞれの好みの音楽の話になり話が盛り上がっていました。

 気軽に出入りできる場所があって、知り合った仲間と話すことができる場所を以前から求めていました、という話を聞いて、街中での支援センター「かふぇらて」の存在意義があったと思った次第です。

 夜のプログラムは、夕方の食事を自分たちで買い出しに行き、調理して、皆で食べて、食後和気あいあいと話合うというスケジュールで進むことになっているのですが、今日は皆で料理を持ち寄ってお祝いしましょうという声があったので食事会をしました。

 それぞれ自慢の料理を作って持って来たのを見て、作り方や味の決め手などをお互いシェアしているのを聞きながら、これもひとつのピア活動としての支え合いだよな〜と思った次第です。

 支援センター「かふぇらて」の色々な活動を通じてお互いが支え合う関係を作りながら地域にも広がって行くとよいと妄想した一日でした。

 やっと、地域活動支援センター「かふぇらて」が始動することができましたが、あくまでもソフトウエアのオープンソースと同じで、誰もが関われて地域での最善の支援システムを作り上げていってもらうことを願っていますので、気軽に関わってもらうことも願っています。


日々の支援センター「かふぇらて」での活動は、ブログで発信しますので、以下のページで見て下さい。

「南国の陽気な風:支援センターかふぇらて」


2017/3/12
 214日から19日まで急性肺炎ということで30年振りぐらいに入院しました。
 
 坂東玉三郎さんが、肺炎予防のテレビCMに出て「65歳過ぎたら、あなたも私も肺炎予防」というセリフを言っていて、日本人の死因の3位だそうです。 

 そのような経験をして、何とか、活動をセーブしながらいつもの日常生活を送っているとこです。
 

 本来なら今日は、精神障害者自立支援ネットワーク宮アの定例会の日で、1月の定例会では、障害者差別解消法を事例を通して学ぶといったことで、講師依頼や配布資料の準備や会場の準備など色々と事務局としてやらなければ成らないことがあるのですが、今回は、入院したりインフルエンザの流行などで中止になったことで、無理な活動をしないで、自己セーブしながら生活することで体調に異変もなく過ごせているのかもしれないと思っているとこです。

 1月の定例会での参加者の方に感想レポートを依頼したら13名の方が寄せて下さいましたので、宮アもやいの会のHPに随時掲載しています。

 昨日は、若草病院デイケアで、清武の安井息軒旧宅と歴史館に伺って写真WSを実施してきました。

 天気も快晴で安井息軒旧宅の庭には、梅の花が咲いて苔の上に散っていたり、裏には竹林があったり、椿が咲いていて散っていたり、石垣に苔や蔦が固着していたりして、とても素敵な被写体が満載の安井息軒旧宅でした。

 歴史館の方にも茶室みたいな建物があり風流な庭づくりの中につくばいがあって水滴が時々落ちて波紋をつくるところなどを狙って撮ってきました。

 また、歴史館は高台にあるので遠くは高層リゾートホテルと一ツ葉の海が見えるぐらい見晴らしのよい場所でした。

 行ったとこで会った人に、体調は大丈夫ですか、と声をかけていただく度に、いつどのような病気にかかるかわかりませんので、チョッとした体調の異変に適切に病院に行って診てもらうことが大事ですし、30年振りに入院といういい経験をさせてもらったことを話したりしている、今日この頃です。


2017/2/22
 先日、江南よしみ支援センターの写真WSで、青島神社に行って来ました。

 青空の快晴ではあったのですが、強風が吹いて寒いなか参道を歩いて海岸に出たら海水浴場の方から強風が砂を巻き上げて吹いてくるので口など明けていると砂が入ってくる状況でした。

 急ぎ足で神社の境内に行き手を浄めて本殿で手を合わせてから、本殿やヤシが繁茂した先にある本宮など神社や風景などを好みのフレームに切取って撮ってきました。

 メンバーも神社の境内や通り道での海と青空と洗濯岩などを一緒にフレームに入った風景を強風に煽られながら撮っていました。

 正月に来た時は、穏やかな天気でしたが、参拝客が多くて長蛇の列だったので参拝を諦めて灯台のあるとこまで散策して引き帰したので、今日はしっかり手を合わせて来ました。

 昨日、写真教室の作品展も終わったのですが、参加者の方から写真の面白さがわかってきたので、できれば継続して写真WSをやっていただけないでしょうか、ということで定期的に実施することを計画中です。

 私自身、写真教室で出会った方々が写真の面白さを知る切っ掛けになり、より写真の可能性を実践していくことをサポートすることを考えていなかったのも事実で、参加者とはそれっきりという関係で毎年のスケジュールとしてやってきていたことを気づかされたというとこです。

 そのような内省を含んで、継続していくことを考える時機であることを参加者の声が後押ししてくれたことに感謝しているとこです。
 一過性でない、継続した写真活動が面白さや可能性のうねりを作り出すと思うので、そのためには常に新鮮な風が吹き込んでくる写真活動であるとよいと思っています。

2017/2/10
 精神障害者自立支援ネットワーク宮アの定例会での意見や感想を参加者の方に送っていただいているのを、HPに掲載して発信しているとこです。

 精神障害者の一般就労や社会参加が増えてくることで、差別事例も増えてくることが必然なので、それに対して障害者差別解消法の合理的配慮の事例をしっかり学習することで適切な対応をすることになり、お互い良好な関係を作ることで問題があっても解決がスムーズに図られることが見える化できたことはよい研修でした。

 研修会に講師として、県の担当者に出席してもらって精神の個別性を認識してもらい、身体や知的障害は、見える障害ですが、精神障害は、見えない障害であることで、配慮が他の障害者とは違うことを感じてもらうことが出来たこともよい機会だったと思っています。

 また、岩切達哉県議・嶋田喜代子市議にも出席していただき精神障がい者の現状を直接グループでの当事者との意見交換で声を聞いていただき感じていただいたことは、有意義なグループワークだったと思っています。

 先日、「NPO法人宮崎こころリンク」を広報誌「すてっぷ」で紹介するので、取材担当のピアサポーターの兒玉さんと集まりの場所である市民プラザ4階の小会議室に伺って、代表の日高信明さんや参加メンバーに取材させてもらいました。

 また、高鍋で居住支援をしている「アーバンエチュード」の運営者の中武功見さんと利用者さんを取材した時の原稿が兒玉さんから送られてきたのを中武さんに確認してもらったら、「さすがですね!」という納得のいく返事をもらい、掲載OKをもらったとこでした。

 兒玉さんには、当事者目線から取材してもらうことをお願いしていますが、書かれた文章を拝読すると兒玉さんのパーソナルな思いや視点をもとに書かれているので、読み手として非常に事業所や施設の雰囲気が伝わるし、行ってみたい気持ちにさせる文章になっているとこに感心しています。

 写真も文章も撮影者及び取材者の持っているパーソナルな思いや視点が発揮されることで、人にアクションを促すことになることが大事と思っているとこです。


2017/2/06
 先日の障害者差別解消法を理解するための定例会を実施したので、参加者の方に感想といいますか、その場のこととして流していくより、気づきや学びを振り返ることで改めて自分自身に投げかけることで、社会に具体的な働きかけを起こす動機になればと思い振り返りをお願いしているとこです。

資料の収集に尽力していただいた理事の瀬戸口氏がブログに横浜市の「障害者差別に関する事例の募集」の実施結果の追加分の項目を掲載されました。
 追加として、「福祉サービス」「病院等」「役所」「公共施設」「その他」です。https://www.facebook.com/yasunari.setoguchi.7?fref=ts

 その追加項目を掲載した時に、思った憤りを書かれていたので再録します。

『残念なことに、「病院等」で、精神の事例が最も多いのです。
「福祉サービス」や「役所」でも多く、哀しくなりました。
障害者差別が少ないと思われる場所で、精神への差別が多い。
ケネディ大使は「さよなら」を言わなかったけど、
日本社会は、ライシャワー事件(1964年)に「さよなら」していないのだと思いました。』

 このような現実は、横浜に限らず宮崎でもあることなので、しっかり受け止めて関係者の意識改革を進めていくことも求められている現状です。

 また、今回のグループワークで、一人の人間としての障害者に対する配慮が地域生活において、あまりにもなさ過ぎるという意見も多く出ましたが、それは障がいの特性を知らないことで起きているということでもあり、まずは、知ってもらうために障がい特性を伝えることで、配慮を考えてもらう働きかけをすることが大事であり、具体的に改善したり解消することにつながるので、勇気を持って伝えることが大事ですが、勇気を持って伝えることに対して、諦めや我慢するという消極的な生活を強いられていたことでもあり、伝えるツールが必要かもしれません。

 いずれは、障害者に対する配慮が行き届くような社会を目指して、私達の地域を障害が有る無しに関係なく誰もが安心して住みやすい地域にすることを、誰に委ねることなく私達自身の思いを強く打ち出して、全ての住民のコンセンサスとして地域社会を作り上げていくことを地道に働きかけていくしかないと思っているとこです。

2017/2/03
 昨日、市に申請していた、支援センターV型の開設が決まりましたと担当者から電話で知らせがあり、法人の念願だった街中に居場所を確保できることになりました。
 関係者、皆さん喜んでいるとこです。
 その件で以前、協力をお願いするために会った時のFBの再録です。 

 今日の午前中、ひむか村の宝箱で池辺さんの紹介していただいた方に会って、来年度から実施するプログラムの支援に関して協力をしていただけないか話をさせてもらいました。

 宮アもやいの会がどのような法人か、どのような活動をしてきたか、どのような方を支援しているのか、など話して来年度の支援プログラムに関した内容を説明して、支援者としてどのような役割を担ってもらうか理解していただきました。

 プログラムの説明の中で、支援の在り方に関した話しになり、以前、社会的課題をビジネスとして解決する社会起業家の事例を特集した書籍などを読んだ時にリアルに感じる言葉として「魚を与えることではなく、魚の釣り方を教えることが重要だ」という言葉に突き動かされたことが、今の支援につながっていると思っています。

 援助する者は、目先の今日を生き長らえさせる手段としての援助に囚われているし、援助される者も今日を生き長らえればよいという依存的な生活に満足するという希望のない刹那的な生き方になっているとこを改革するには根本的な意識改革を実行することが求められている現状だと思ています。

 精神障がい者を支援している立場として、与える支援では当事者は依存的になって自分の持っている力を発揮しない生活に満足してしまうので、如何に力を発揮するプログラム内容にするか、自活のための支援として位置づけて実行するか、「魚を与える支援ではなく、魚の釣り方を教える支援」が最終的には生きるための必要な支援だし、社会で活躍できる支援につながっていると思っています。

 今日の出会いの中で、以上のような支援の核心をふりかえる時間を平和台の秋晴れの中で過ごさせてもらったことに感謝する次第です。


2017/1/26
 実は、去年の年末に電話で2017年に宮崎もやいの会と共催で相模原事件に関するフォーラムを開催したいと思っているので、正月明けにでも事務所に寄って下さいという連絡があったので、今日伺った次第です。

 山之内さんは、仕事で延岡に行っていたので会えませんでしたが、永山さんと今回のフォーラムの開催に関して忌憚のない意見交換をして、実現に向けて動いて行くことを決めました。

 模原事件が投げかけた課題を、措置入院の問題としてだけではなく、誰もが潜在的に持っている優生思想を如何に問うていくか、そのためには、どのような活動を実施すべきか、という視点で考えることが、宮崎という無風地帯で保守的な地域でやるべき課題ではないかということを共有した次第です。

 フォーラムの講師に、相模原事件に関して真摯に所見をメディアから発信している当事者の東京大学先端技術研究センター准教授の熊谷晋一郎氏や、新聞記者でしっかり覚醒した視点から記事を書いている記者を招いて実施したらよいのではないかという話になりました。

 また、あらゆる障害者を巻き込む活動、働くことを最上の価値とする考えでよいのか、人間の価値をどのように位置づけるか、これからの社会の在り方、障害者が成熟した社会への提言者である、障害者が社会を変える先駆者である、といったことを話した結果、課題が多いことをお互い自覚して、身体が持ちますかね、と話して、バトンを引き継いでくれる若手の人材育成も課題であることを共有した次第です。

 正月早々に2017年度のやるべき抱負を話すことができて、テンションを高めてヤッドみやざきの事務所を後にした次第です。

 
 障害者に限らず「働かざるもの人に非ず」という既成の価値観から如何に解放されるか!


2017/1/1

明けましておめでとうございます。
旧年中は、法人に対して色々とご支援、ご協力をいただき有難うございました。

今年は、より一層の飛躍の年にしたいという思いを持って活動に取り組んでいくことを、関係者一同、新年早々の願いと思っているとこです。

皆様のより一層のご支援・ご協力をお願いをする次第です。



今までの日々是出会は、以下に保存しています。

・日々是出会:2016年

・日々是出会:2015年
日々是出会:2008〜09年
・日々是出会:2007年


   
 
特定非営利活動(NPO)法人 精神障がい者自立支援ネットワーク・宮崎もやいの会
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