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Since: 2007/08/24

【ご家族の理解と協力】

ご家族の不安とストレス

 統合失調症にかかわらず、家族が心の病にかかると、大変な不安に見舞われ、大きなストレスになります。大切なことは、病気や治療、そして対応の仕方についての正しい知識を得ることです。

ご家族の患者さんへの対応は、病状に大きな影響を与えます。 

 < 陥りやすい対応は次のようなものです。>

患者さんの変化

ご家族の反応
                 

 <ご家族の患者さんへの対応で知ってほしいこと>

    1. 病気の回復は、ゆっくり急がずに長い目で見守っていきましょう。
    2. 患者さんの話は最後まで聴くようにしましょう。
    3. 患者さんがわかるように簡潔にはっきりと話しましょう。
    4. 患者さんと一緒になって興奮しないようにしましょう。
    5. 患者さんが言動を変えることが難しい時には無理な矯正をしないようにしましょう
    6. ご家族が一息つける時間や場所をつくるなど、ご家族の生活を大切にしましょう。
    7. 再発のサインを知るようにしましょう。
    8. 様子がいつもと違うときには早めに主治医に相談しましょう。

ご家族が家族会とか趣味のグループ活動とかで交友関係を保つなどはストレスを溜めない工夫が患者さんへの良い対応になります。ご家族の生活が大きな犠牲にならないようにする工夫もご家族の役割といっていいでしょう。そのためには、病院の専門職員や市町村役場の相談窓口を利用するようにしましょう。

<サインには次のようなものがあります>

    1. 眠れていない  
    2. イライラしている
    3. 食欲がない  
    4. 感情が表面に出てきた
    5. 幻覚などの体験をいきいきと話すようになった 
    6. そわそわして落ち着きがなくなってきた
    7. 元気がなくなり、ぼんやりしていることがみられるようになった
    8. 被害的に受け取るようになった    
    9. 難しい仕事をやろうとしたり異性にアタックするようになった
    10. 作業所やデイケアを急に辞めて仕事探しに出かけるようになった

● ご家族の方へ 〜患者さんへの配慮

回復を焦らないこと
回復を焦らせないこと

 

 

回復過程は一直線ではありません。良い状態と悪い状態を繰り返しながら少しずつ回復し安定していきます。
患者さんの興味のあること出来ることから始めるのが良いでしょう。

服薬を自己判断で中止したり調整したりしないように見守ってください。

 

 

良い状態で安定した人でも、服薬を中断すると1年以内に60〜70%の人が再発すると言われます。医師の指示通りの服薬を継続することが大切です。もし薬が合わないと患者さんから言われたら、医師に相談するようにしてください。

定期的な通院をするように見守ってください。 

 

 

定期的な受診によって再発は防ぐことができます。もしも再発したとしても対処が遅れずにできますので、病状が長 引く心配はなくなります。

● 再発予防のために

 治療中の方へ〜日常生活で気をつけること

  ● 定期的な通院を忘れずにしてください。

   受診できない事情が起こったときは、病院に連絡をして、次の受診日時を決めるよう
   にしてください。
   

  ● 薬をきちんと服用するようにしてください。

   自己判断で服薬を中止したり調節したりしないようにしてください。
   薬を服用することで具合が悪くなるようなら、医師に相談してください。

  ● 無理することなく少しずつステップアップしようという考え方が大切
   です。

   焦ったり無理したりしないようにしましょう。

  ● 親しい友人に会ったり、散歩しながらの買い物などで外出してみるの
   もよいでしょう。

   いろんなことを話すことのできる友達がいることはとても重要なことです。家から出る
   ことができない人は無理せず少しだけ頑張って外の空気を吸うようにしましょう。
   

● 精神障がいをもつ人の福祉制度
 
都道府県や市町村によってサービス内容が異なる場合があります。

名 称

申請窓口

対象となる人 

主なサービス内容

精神障害者保健福祉手帳

市区町村

病名・年齢の別なく精神科の病気があり生活に一定の障害がある人

公共施設利用料減免、所得税・住民 税などの控除、相続税の控除など

障害者自立支援法による自立支援医療制度

市区町村

精神疾患により外来通院する人

原則として通院医療費の自己負担が10%

特別児童扶養手当

市区町村

20歳未満の精神障害をもつ児童の父母または養育者

重度・中等度別に支給される(所得制限あり)

特別障害者手帳        

市区町村

20歳以上の障害者のうち特別な介護を必要とする人

手当ての支給(所得制限あり)

生活保護             

市区町村

生活に困窮する人

生活扶助・医療扶助など

 

心身障害者扶養共済制度             

           

市区町村

将来自立生活が困難な心身障害者を扶養する65歳未満の者が保護者、加入者となる

掛け金を納めていた加入者が死亡したとき、または重度の障害者になったとき、障害者本人に支払われる(終身支給)

障害年金                                                                                                                                       

市区町村
社会保険事務所
共済組合

年金に加入し、一定の要件を満たした障害者    

障害の程度により年金が受けられる

          

特定非営利活動(NPO)法人 精神障がい者自立支援ネットワーク・宮崎もやいの会
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