ようこそ、NPO法人メダカの学校かごしまのホームページへ。
informationお知らせ
-
メダカの学校ニュース
HPリニューアルしました。
-
写真をFacebookへ移動しました
(Facebookのページへ飛びます) -
アドレスが新しくなりました。
あたらしいサイトも引き続きよろしくお願い申し上げます。
『岳の池日記』
この春も出てきてくれました。わが家の水槽で飼っているシマドジョウです。かれこれ7、8年になるでしょうか。友人が川薩方面でゲットしたという2尾を貰いました。1尾は3年ほどで姿を消したものの、残りの1尾はなかなかしぶといのです▼水槽のサイズは60㌢、元もとメダカ飼育専用で、底に厚さ5㌢ほど砂が敷いてあります。特段、ドジョウ用のエサをやるわけでもなく、メダカの食べ残しを漁って成長しました▼わが家へ来たとき体長4、5㌢ほどでしたが、今では13㌢ほどに育ち丸々と肥っています。聞くところによると、自然界での寿命は1、2年とやら。そんな常識を軽々と超えて、この先まだまだ最長不倒年月を伸ばしそうな元気ぶり。ひょっとしたらギネス認定もの?と、気を回してみたくもなるのです▼冬籠もりに入ると何カ月も姿を見せません。結構な寝坊助で春の目覚めもゆっくりです。今度こそ寿命が尽きたか、と何度か諦めさせられました。そこへある日、泥を巻き上げてブルルンと身悶えしながら姿を現わします。まさに命の覚醒と再起への躍動―。水中で繰り広げられる晩春の風物詩を、あと何年楽しませてくれるでしょうか。 (たけ坊)