質問: 新築かリフォームか?
Tさん [熊本県]
1950年築の約25坪木造2階建て、敷地面積約40坪です。2000年に外壁塗装および屋根瓦の塗り替えをしました。老朽化のため台風と地震のときが一番心配。南側に隣家があるのと2階へ続く階段が南側にあるため1階部分の採光が悪いので階段を別の場所に移設したい。居住部分、キッチン、バス、トイレすべてリフォームの必要あり。駐車場がないため家屋を削っ
て駐車スペースを確保する必要がある。2階部分が狭いので、さらに約10坪の増築をしたい。40坪2階建て新築の場合、解体費用と新築工事ほかで2000万円程度が見込まれる。25坪の家をリフォームおよび2階を増築して1000万程度の予算で可能であればリフォームも一考かと思っています。
回答: コストパフォーマンス
耐震強度を含む現行建築基準法への対応は重要であり、その必要性は他の方も指摘していますのでここではコストに対するひとつの考え方を紹介して見たいと思います。
建築費はその耐用年数によって決まります。一万円/坪とその2倍長持ちする2万円/坪ではコストパフォーマンスは同じとする考え方です。今回のご相談の場合、新築はさておき増改築に要する費用が実際提示されている金額かどうかは詳しい調査結果を待たないとわかりませんが仮に1000万円掛けたとしてその対価が得られるかどうかの判断ということになります。第一に考えなければならないと思うのは1000万円で家全体が新築の場合の半分の耐用年数を確保できるかということ。第二に現在の状況を基盤に対処方法を計画していく方法と、或いは自由に計画をして希望どおりの家で今後生活していく方法との二つの違いを予算枠の中でどうご判断されるかだということになります。何れにしても難しいご決断になりそうですが私の印象ではたとえ半分とはいえ増改築ではその投資が充分に生かされないような気がしますので新築の予算が可能であればそのようにしたほうが良いのではないかと思います。(これは一般的な状況の中で申し上げています。個々人の特別な事情がある場合等を想定していません。)(松田信幸)
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