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ダンボール箱生ゴミ処理
北海道のNPO団体が考案した、ダンボール箱の中に 二種類の土壌改良剤を入れた物に、生ゴミを投入し、 よく攪拌するだけのものです。
生ゴミがダンボール箱一杯になることはなく、 生ゴミの腐った匂いはしません。 しかし、濃い土の匂いはします。
室内で出来るため、雪の多い地域では便利でしょう。
ゴミ減量効果は素晴らしいものがあります。 福岡県中間市の平成13年度の家庭から出た燃えるゴミの量は、 14,304トン。家庭から出る燃えるゴミの3割とも4割とも 言われる生ゴミをゴミに出さず、25%家庭で処理できたとして 試算すると、14,304トンの25%は3,576トン。
平成13年度の中間市の家庭から排出されたCO2は50,339トン。 25%の3,576トンに対するCO2排出量は3,003トン。
この3,003トンは、平成13年度の中間市の家庭から排出されたCO250,339トンの 5.967%に当たります。燃えるゴミを25%削減すればCO2排出量マイナス6%が 達成できることになります。
さらに、平成16年度の燃えるゴミ処理費用は1キロ26円。 これには私たちが購入する指定ゴミ袋代は入っていません。 そして、3,576トンのゴミ処理費用は約9,300万円にもなります。 ゴミ減量で、CO2削減、税金節約となります。

ダンボール箱の組立
さて、ダンボール箱の組み立てです。ホームセンターなどで ダンボールの層が2重になった30センチ×40センチ×高さ30センチ程度の物を用意します。 福岡県内でしたらホームセンターグッデイにあります。
2重段ボール(中)
ダンボールのふたの部分は立てたままで紙テープで四隅をとめ、 底の部分には補強に別のダンボールを敷き、その4辺もテープで とめます。
底の部分を補強
別のダンボールで、容器になるダンボール箱に合わせて型をとります。
別のダンボールで蓋を製作
容器に合わせてふたの部分をテープでとめます。
容器に合わせてテープでとめる
出来上がった容器です。棚のような物は百均で購入した物で この上に容器を置き、通風をよくします。
出来上がった容器
次に、ダンボール容器に入れる基材です。土壌改良材ピートモス15リットルと もみがらくん炭10リットルを用意します。ただ、メーカーの袋詰めの関係から 画像のように二回分を用意しました。 ピートモス10リットル3袋、くん炭20リットル1袋。
出来上がった容器
ダンボール容器にピートモス1袋と残りの2袋のうちの1袋の半分と、 くん炭1袋の半分を入れます。残りの基材は虫が入らないように注意して保管して下さい。 湿気がくる分はかまいません。
出来上がった容器
出来上がったダンボール容器に生ゴミを入れ攪拌するだけですが、 生ゴミの水分が基材に充分に浸透するまで日数がかかりますので、 あらかじめ米のとき汁や水道水を、この、計25リットルの基材に対し 2リットル程度入れ水分調節をするとよいでしょう。
この時、一度に水分を入れず、徐々に攪拌しながら入れて下さい。 後は毎日生ゴミを投入し、よく攪拌して下さい。 水分が蒸発し、不足してくると基材が舞うようになりますので、 適当に水分調節をして下さい。ラーメンの残り汁、味噌汁の残り、 ビール、コーヒーの飲み残しなども処理できます。
頻繁に、飲料の飲み残しなどを投入すると、今度は水分過多になりダニの発生の 原因になることがあります。
使用済みのテンプラ油も日にコップ1杯程度処理出来ます。 この時基材の中央に入れ、軽く攪拌します。ダンボールに直接 油がつくと、油ジミが出来てしまいます。
油がダンボールに付くと水分蒸発の面積が減ることになります。
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その後の様子
その後の我が家の様子です。ダンボールの下の容器は ご覧の様に百均でカゴを購入して、使用しています。 上の画像の物では攪拌の時足がぐらついて壊れた物も ありました。
左のダンボール箱にはここで紹介している物。 右のダンボールは藤本式生ゴミ処理の中身を ダンボールに移した物です。藤本式では、 容器(バケツ)を密閉しないためか、容器の周りをウジが数匹、ウロウロ。 ダンボールに移してから数匹の成虫が飛んで行き、その後は ウジはいないようですが、今度は両方共にダニが発生。
最近の藤本式の容器には上部に通気性の有る覆いが付いています。
ダニの発生源が特定できず、左のダンボール生ゴミ処理では、 一度に500グラムのヌカを入れ、基材を高温に2日ほど保ち、 ダニをずいぶん少なくは出来ました。
一方、右の物は熱をあげなかったせいか、箱の外にも ダニが俳諧。とうとう、屋外へ出しました。 このダニの発生の方がハエよりは始末が悪いようです。
後から紹介する市販ダンボールコンポストのメーカーが、 除虫剤を 開発しています。試してみるのも良いかもしれません。
出来上がった容器
画像のゴミ袋は我が家の2週間分のゴミ出しの袋です。 生ゴミは一切無く、袋一杯ですが片手で楽に持てます。 生ゴミ処理をすると、なんと言ってもゴミ出しの回数が 減り、出しても軽いというのがよく分かると思います。
その後、この2週間分のゴミの大半を占める廃プラのリサイクルが 始まり、燃えるゴミ出し量はさらに減ることになりました。
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テレビ放送で紹介されました。
「ボランティアとエコライフのすすめ」というテーマで、 2007年4月23日に放送された内容を紹介します。ダンボール生ごみ処理は後半の部分で出てきます。
事務局長
「福岡県中間市遠賀川河川敷にやって来ました。」
遠賀川河川敷
「ここで清掃のボランティアをしていらっしゃる方がいると聞いて、来たんですけれど・・・」
キャスター
「こんにちは、清掃のボランティアの活動をしている団体が、今日メンバー全員揃っていると聞いて 伺ったのですが・・・」
キャスターに聞かれる代表
「はい、家族3人で全員です。」
キャスターに応える代表
「そう、こちらの佐藤さん一家は、遠賀川ボランティア清掃の会という親子3人の小さなボランティア団体を されているんです。」
代表一家
「メンバーは代表のお父さん、副会長のお母さん、そして、息子さんの敬太くんは、なんと事務局長。」
代表・副会長・事務局長
「そんなご家族と一緒に私もゴミ拾いをしました。」
一緒にゴミ拾い
「ゴミ拾いをして楽しいことは何ですか。」
楽しいことは
「タバコのポイ捨てを拾って、数を数えることです。」
「今まで、一番多かったのは何個?」
500何個!!
「えっ500何個?」
「はい」
「熱心に拾うこと約20分。」
清掃の様子
「拾ったゴミは、ご家庭に持ち帰り家庭ゴミと一緒に捨てるそうです。」
回収したゴミ
「何で、家族でボランティア清掃を始めたのですか?」
家族でのゴミ拾いの様子
「河川敷では、ゴミが多いと聞いていましたが、ゴミが多いことを批判するのも正論ですが、汚いと思う自分達からゴミを拾うのも間違いではないと思い、始めました。」
家族でのゴミ拾いの様子
家族でのゴミ拾いの様子
「3人揃えば家族でのレクレーション感覚。無理なく楽しみながら6年間続けてきたそうです。」
「ご自宅の方でもゴミを減らす工夫をしていると聞いてお邪魔しました。」

「あっ、これは何ですか?」
自宅での様子
「ダンボール生ゴミ処理です。」
ダンボール生ゴミ処理
「ダンボール箱に専用の土を入れてかき混ぜると生ゴミを分解してくれるというものです。」
ダンボールに専用の土を入れる
作り方
「費用もかからず、簡単にできるということなので教えてもらいました。」
材料
「二重になった、ダンボール箱。ホームセンターで売っています。」
二重のダンボール
「園芸コーナーで売っているくん炭が10リットル。」
くん炭10リットル
「土壌改良剤のピートモスが15リットル」
ピートモス15リットル
「先ずは、底を補強をするための別のダンボールを入れます。」
補強のダンボール
「そして、蓋の部分を立てて、テープで止めます。」
蓋を立てテープで固定
「出来た箱にくん炭10リットル、ピートモス15リットル、そして水を約1リットル入れ、よくかき混ぜます。」
くん炭、ピートモスを入れる
水を入れる
「湿気を避けるために籠の上に置いて、別のダンボールで蓋を作って出来上がりです。」
ダンボールを痛めないようにスコップの先をカットしています。
出来上がり
「実はですね、このダンボール生ゴミ処理を私も1週間試しに使ってみましたけれど、生ゴミの臭いはしません。 中には生の魚は入れてはいけないとか、たまごの殻は分解しないとかあるので、100%の生ゴミを 処理できるわけではありませんが、確実に我家の生ゴミは減りました。」
キャスター
※レポートしてくれた女性キャスターは元ソフトバンクホークス選手の奥様。中央の男性キャスターは 現福岡市長。(その節はお世話になりました。)
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市販ダンボールコンポストの改造
最近ではホームセンターでもダンボールコンポストが市販されるようになりました。(約1000円) ネットでも購入できます。
そのまま説明書に従い使用されても結構ですが、ガムテープでの補強をお進めします。
市販のダンボールコンポスト内部
市販のダンボールコンポストの内部の様子です。付属している底の部分の ダンボールも入れた状態です。
改造後
改造後の画像ですが、ダンボール箱の継ぎ目部分と底の部分を布製ガムテープで補強します。(赤点の部分)
改造後
深めのフタが付いていますのでそのすぐ下に持ち運び用の取っ手となる部分を 切り抜き、四角い穴を開けます。
カッターで切り抜く
カッターで切り抜く
適当な大きさに切り抜き(私の場合は4×2センチ程度)、箱の中の縦の継ぎ目の部分、底の部分の 補強用のダンボールの四辺も布製ガムテープで補強します。
内部の様子
切り抜いた穴は内側からガムテープでふさぎますが、 テープの接着部分が指に当たりますので、その部分は 接着面の方に、切り抜いた穴に合わせたテープを貼っておきます。
過去にダンボールの縦の継ぎ目の接着が弱く、剥がれた経緯がありました。 また、底の部分の補強用のダンボールは補強しないと、基材を撹拌するとき スコップでめくってしまうことがあります。
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ダンボール生ごみ処理での注意点
基材の温度が上がらなくてもゆっくりと分解します。(温度に拘ることはありません)
水分調節が重要です。初めは水分(1〜2リットル)を補給する。後は生ごみの水分のみの方がよいでしょう。
魚介類の投入はしない方が虫の発生を防ぐ意味ではよいでしょう。 しかし、それでは魚介類生ごみの臭いが嫌でダンボール生ごみ処理をするという 意味がないと言われればそれまでですが、それでもゴミ減量の意味から言えば、 他の生ごみは処理できるわけですから、ゴミ減量の効果はあります。
羽の有る虫が発生した場合は屋外に置き、ふたを開けて虫を逃がす。殺虫剤をふりかけふたをする。 ダンボール箱やふたに白く粉を噴いたものが現れたらダニの発生です。
条件が整うと温度が急上昇、ダンボールがぐっしょりなるくらい水分が出て、その後 ダニの発生が多く見受けられました。
しかし、1回目から温度が低いままダニが発生する場合もあれば、3年続けて一度もない場合もありました。 要するに発生メカニズムは分かりません。
最悪ダニが発生した場合は、すぐに破棄した方がよいでしょう。 ダンボール箱ごと燃えるゴミに出すしかありません。
様子を見ている間に瞬く間にベランダ中ダニだらけ、キッチン中ダニだらけの 事例もありました。 虫の発生が怖い方は10月頃から始めたらどうでしょうか。
上記の市販ダンボールコンポストのメーカーが、 除虫剤を 開発しています。試してみるのも良いかもしれません。
2〜4ヶ月しますと基材の水分が多くなり、基材がゴロゴロと撹拌しに難くなります。 堆肥作りが目的の方はこのタイミングで新しいダンボールコンポストに切り替えるようです。 ダンボールも痛まなく、水分調節がうまくいくと6ヶ月、半年以上 続けられた事例もありました。
堆肥にしないでダンボールのまま基材の水分が完全に無くなるまで 寝かせ、乾燥した基材を篩にかけ分解していない物を取り除き、 再度、生ごみ処理の基材に使えます。
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