シソ科の仲間

野の花や花壇の花など、身近な散策路でよく見かける植物である
属名の異なるものが多いが、属名別(オドリコソウ、ラバンデュラ、
サルビア、ハッカ、タツナミソウ、アキギリ、キランソウ、その他の属)に掲載

 
   

 オドリコソウ属    
     
ホトケノザ(仏の座)
シソ科・オドリコソウ属 日本原産
唇形花 輪生する花は3〜4段になる 通常の花(左)&それに点在して咲いていた白花種
葉が段々につくことから「三階草」(サンガイグサ)とも呼ばれる
春の七草の「ホトケノザ」は別種で、「コオニタビラコ」(or単にタビラコ、キク科)のこと
2006年2月/ 2007年3月撮影 散策路にて
  
     
オドリコソウ(踊子草)
シソ科・オドリコソウ属 東アジア原産
ヒメオドリコソウやホトケノザの仲間 茎を取り囲むように淡紫色の唇形花を輪生 花名は笠を
かぶった踊子が輪になって踊る姿にたとえたもの 通常見かけるのはピンク色(左)であるが、右は白花種
2005年3月/2008年5月撮影 散策路にて
  
     
オドリコソウ(踊子草)
  輪生してつく小花が可愛いが、下(裏側)から覗く姿(右)も可愛い…虫が這ったように種子が綺麗に並び
    ヒメオドリコソウ(姫踊子草)
シソ科・オドリコソウ属 ヨーロッパ原産

ピンク色の小さな花が、葉の下から顔を覗かす姿
が可愛らしく感じられる 上部の葉は紫がかった緑色
2007年3月撮影 散策路にて
 

 
   
  ラバンデュラ属    
     
ラベンダー・デンタータ
シソ科ラバンデュラ属 地中海沿岸原産
ラベンダーは初夏の花だが、本種は四季咲きで
秋の終わりから春に咲く 全体に白い毛に覆われる
2010年1月撮影 散策路にて
 
   ナガサキラベンダー(長崎ラベンダー)
シソ科ラバンデュラ属 園芸品種
長崎生まれのラベンダー(長崎の高校生が育成)
JFS(ジャパン・フラワー・セレクション)受賞作品
2012年6月撮影 散策路にて
 
    フレンチラベンダー・ワタボウシ 
シソ科ラバンデュラ属 地中海沿岸原産

紫色の花穂の先につく
花びら状の苞が白色であるのが特徴
2013年3月撮影 散策路にて 
 

 
   
  サルビア属    
     
サルビア・レウカンサ
シソ科アキギリ属 メキシコ原産
赤紫の萼に白色の花(紫のものもある) メキシ
カンブッシュセージやアメジストセージとも呼ばれる
2014年9月撮影 散策路にて
   
  サルビア・レプタンス
シソ科アキギリ属 メキシコ原産
濃いコバルトブルーの花色が美しく印象的
コバルトセージ(英名)とも呼ばれる 
最近は
アキギリ属のことをサルビア属ということも多いようだ

2014年9月撮影 散策路にて
  
     
 チェリーセージ・パープルストリーム
シソ科サルビア属 園芸品種
チェリーセージピナフォアシリーズとして流通
しているものの一つ 本種の他にストロベリーや
サンライズ、ピュアホワイトなどがあるようだ
2013年11月撮影 散策路にて
  サルビア・ガラニチカ 
シソ科サルビア属 南米原産
黒色の萼に濃紺の花びらが特徴
メドーセージの名前で流通しているが、これは
別種(メドーセージはサルビア・プラテンシスを指す)
2014年8月撮影 散策路にて
     
ラベンダーセージ
学名 Salvia cv. Indio Spires
シソ科サルビア属
長い花穂をつけるが、名前はこれがラベンダーに
似ていることに由来(ラベンダーより大柄) 宿根サル
ビアの仲間でブルーサルビアと他種との交配種
2012年8月撮影 散策路にて
 
  サルビア・コクシネア
シソ科・サルビア属 北米〜南米原産
ハーブの一種 赤色のものが多いが
花の上側が白色または薄ピンクで下側の
花びらがサンゴ色の美しい品種「コーラルニンフ」
2010年8月撮影 散策路にて
 
     
 チェリーセージ・キルシェレッド
シソ科・サルビア属 メキシ原産
大輪で色鮮やかな赤い花 トヨタ自動車で開発
キルシェピンクも3月から販売されているようである
2006年12月撮影 散策路にて
   チェリーセージ・ホットリップス
サルビア・ミクロフィラ
シソ科・
サルビア属 アメリカ〜メキシコ原産
夏は赤が多く、気温が下がると2色咲きが増える
2006年12月撮影 散策路にて
     
アキノタムラソウ(秋の田村草)
シソ科・アキギリ属
青紫色の唇形花を数段輪生して咲かせる
のが特徴 名前の由来は不明とされているが
学名は「Salvia japonica」(日本のサルビア)
2009年10月撮影 散策路にて
  
   ローズリーフセージ
別名「サルビア・インボルクラータ」
シソ科・アキギリ属 メキシコ原産
桃色の苞に包まれた蕾の中から鮮やかな
桃色の花が顔を出す大変ユニークな形の花
2008年12月撮影 散策路にて
     
 (注)アキギリ属をサルビア属にまとめた。理由は下記の通り。
 
 アキギリ属の内、観賞用のものをサルビア、薬や香辛料として使用できるものをセージといって区別することが多い
  ようであるが、一方で、最近はアキギリ属をサルビア属とすることも多い。 
 
     
  ハッカ属    
     
ハッカ(薄荷)
シソ科・ハッカ属
葉は対生、長楕円形で先が尖り縁には
鋭い鋸歯がある 淡紫色の唇形花を輪生させる
別名「ジャパニーズミント」とも呼ばれている
2009年9月撮影 散策路にて
 
   マルバハッカ(丸葉薄荷)
シソ科・ハッカ属 地中海沿岸原産
葉は十字対生、葉脈は凹んで網目状の皺がある
丸い葉をもつ薄荷ということで、この名で呼ばれる
別名「アップルミント」(英名)とも呼ばれている

2009年9月撮影 散策路にて
     
 セイヨウハッカ(西洋薄荷)
シソ科・ハッカ属 欧州原産
ハーブの代表的なもの ペパーミントとも呼ばれる
ベニシジミもひっきりなしに 葉は狭い卵形
2005年7月撮影 散策路にて
 
  スイートマジョラム
シソ科ハナハッカ属 地中海沿岸原産
ハーブの仲間(料理用ハーブとして有名)
長い茎の先に瘤がつき、それに白色の小さな
花を沢山咲かせる 別名ノッテッド・マジョラム
2014年7月撮影 散策路にて
 
     グレープフルーツミント
シソ科ハッカ属
穂状花序に円錐形に薄紫色の小花が密集して
つく 葉は卵形でシワシワが入る アップルミントと
ペパーミントの交雑種 ハーブティーやサラダに
 2014年9月撮影 散策路にて 
 
   
 タツナミソウ属    
     コガネバナ(黄金花)
シソ科タツナミソウ属 中国原産

透明感のある青色がとっても印象的だが
名前は黄金色の根に由来 漢方薬の原料にも
2011年9月撮影 散策路にて
 
     
     
 タツナミソウ(立浪草)
シソ科・
タツナミソウ属(スクテラリア属) 日本原産
唇形の花を穂状に咲かせるのが特徴
花名は、その姿を寄せる波の砕ける光景に見立てたもの花色は青紫で白色もある
2005年4月撮影 散策路にて
 

 
   
 キランソウ属     
    キランソウ(金瘡小草)
シソ科キランソウ属

地面にはりつくように伸ばした茎に唇形花をつける
葉や茎に縮れ毛が多い 「地獄の釜の蓋」とも呼ばれる
2011年4月撮影 散策路にて
  
   
     
アジュガ
シソ科・アジュガ(キランソウ)属 ヨーロッパ原産
通常目にするのが青紫色(左)&殆ど見かけることのないピンク花(右)
日本在来の野生種「十二単」に似ていることから「西洋十二単」と呼ばれる 西洋キランソウとも呼ばれる
2005年4月/2011年4月撮影 散策路にて
  

 
   
 その他の属     
   
 ミカエリソウ(見返草)
シソ科テンニンソウ属 日本原産
木本 直立した茎先に淡い紅色の唇形花を穂状に
つける 突出した雄しべ、雌しべを見立てイトカケソウ
(糸掛草)とも呼ばれる 似ているものにテンニンソウ
2014年10月撮影 散策路にて
 
   バジル
シソ科メボウキ属
香辛料理としてイタリア料理に使われている、
また家庭用乾燥ハーブとしても利用されている

可愛い花をつけていたが、花が咲くと葉が
硬くなってしまうので、咲く前の摘芯が必要
バジリコとも呼ばれている(イタリア語)

2015年11月 
     
 セイヨウニンジンボク(西洋人参木)
シソ科(旧クマツヅラ科)・ビテックス属(ハマゴウ属) 地中海沿岸〜西アジア原産
枝先に淡い紫色の花穂を沢山つけるのが特徴 青空に映えてとっても美しかったが
爽やかで涼しげなその姿は、夏を彩るにふさわしい花である 人気種で、庭木として多く植栽されている
2008年7月撮影 散策路にて
  
     
イヌコウジュ (犬香需)
シソ科イヌコウジュ属 日本・朝鮮半島原産
淡い紫色の唇形花をつける 同属のヒメジソに非常によく似ており、判別が難しいとされている
花色や葉の形、鋸歯の深さなどから一応標記名としたが、ヒメジソかも知れない(見たことはないが)
2011年9月撮影 散策路にて
   
     
 レオノティス
シソ科・カエンキセワタ属 南アフリカ原産
草本と木本の2種があるが、本種は木本の「レオノティス・レオヌルス」(Leonotis leonurus)
高さ2m程度で、鮮やかなオレンジ色の花を段状につけ見栄えがする 花は茎を取り巻くようにつける
和名ではカエンキセワタ(火焔着せ綿)、英名はライオンズイヤー(lions ear)と呼ばれている
2007年6月撮影 散策路にて
 
     
オレガノ・ケントビューティー
シソ科・オリガナム属 地中海沿岸〜中央アジア原産
オレガノの園芸品種で、優しい色合いがとっても美しい
花のように見えるのは苞で、本当の花は重なり合う苞の間から顔を覗かせている紫桃色の小さな花
2008年6月撮影 散策路にて
  
   
オレガノ プルケラム
シソ科オリガナム属 ギリシャ原産
常緑系の交配種でアマラクス類の仲間
花や苞が綺麗で花オレガノと呼ばれている
2014年7月撮影 散策路にて
  
  メハジキ(目弾き)
シソ科メハジキ属 日本・台湾・朝鮮など原産
唇形の花が上部の葉のわきにつく
薬効があり、ヤクモソウ(薬母草)とも呼ばれる
2014年8月撮影 散策路にて
  
     
ヤブチョロギ(藪長老喜)
シソ科・スタキス属 ヨーロッパ原産  
花は淡いピンク色で目立たないが、濃紫色の萼
が非常に目立つ 日本では戦後長崎で発見されている
2008年3月撮影 散策路にて
  
  普通種は濃紫色の萼が目立つが(左)
本種は花は白色で、萼は緑色で目立たない
2012年4月撮影 散策路にて
   
     
ウツボグサ(靭草)
シソ科・ウツボグサ属 日本原産
真夏に花穂のみが枯れて褐色になる このためカゴソウ(夏枯草)とも呼ばれる…生薬名
唇形花も上部から見ると趣が大きく変わる 2005年6月撮影 散策路にて
  
     
 カキドオシ(垣通し)
シソ科カキドオシ属 北半球原産
淡紫色の唇形花で斑模様が入るのが特徴
別名…レンセンソウ(連銭草)、カントリソウ(疳取り草)
2011年5月撮影 散策路にて
 
   カキドオシ(垣通し)? 
葉に霜が降り、まるで花のような美しさを見せて
いた 地面を這うように茎を伸ばしていたが、葉の
特徴などからカキドオシではないかと思われれるが
定かではない 2012年12月撮影 散策路にて
     
ローズマリー
シソ科・マンネンロウ属 地中海沿岸地方原産
ハーブで青紫色の花をつける 花も葉も
仲間(シソ科)ウエストリンギアに似ているが別種
2010年11月撮影 散策路にて
 
   ウエストリンギア
シソ科ウエストリンギア属 オーストラリア原産
花も葉もローズマリーに似ているが別種
オーストラリアン・ローズマリーとも呼ばれている
2010年9月撮影 散策路にて
    ヒロハ(広葉)マウンテンミント
シソ科ピクナンテムム属 北米原産
小さな淡桃色の花は目立たないが、花の下の葉(苞葉)
は白くなり目立つ ハーブで最近注目されているようだ
2011年7月撮影 散策路にて
  
   
     
プレクトランサス・モナラベンダー
シソ科プレクトランサス属 南アフリカ原産
ラベンダー色の筒状花で紫色の斑模様が特徴
葉は表面が濃緑色で裏面は紫色 常緑多年草
2011年10月撮影 散策路にて
 
  プレクトランサス・ピンククリッカー
シソ科プレクトランサス属 南アフリカ原産
鉢植えされていたが寄せ植えなどに利用される
細い花茎に可愛いピンクの小さな花を沢山つける
 
2014年12月撮影 散策路にて
     
チョロギ
シソ科イヌゴマ属 中国原産
長い穂状花序を出して紅紫色の花をつける
野菜の花で、秋に出来る塊茎を収穫し食用にする
2012年7月撮影 散策路にて
 
   モナルダ
シソ科モナルダ属 北米原産
沢山の別名をもっている…タイマツバナ(松明花)
やベルガモットと呼ばれることが多いようである
2012年6月撮影 散策路にて
 
     
スエーデンアイビー
シソ科・プレクトランサス属 南アフリカ原産
観葉植物として多く植栽されている 花には
紫色の小さな斑が入る 別名「プレクトランサス」
2008年12月撮影 散策路にて
  ネコノヒゲ(猫の髭)
シソ科オルトシフォン属 インド、マレーシア原産
メシベよりオシベが長い 本来は薬草であるが
そのユニークな姿…今は観賞用に植栽されている
2009年8月撮影 散策路にて
ヤマハッカ(山薄荷)
シソ科・ヤマハッカ属
淡い青紫色の唇形花でヒキオコシに似ているが
雄しべ、雌しべが花冠から出ず目立たないこと
葉の鋸歯の数が5〜10とそれより少ないのが特徴
2008年10月撮影 散策路にて
トウバナ(塔花)
シソ科・トウバナ属
枝先に淡紅紫色の唇形花が数段に輪生する
名前は段状に輪生する花穂を塔に見立てたもの
2010年9月撮影 散策路にて
カラミンサ・ネペタ
シソ科・カラミンタ属 地中海沿岸原産
花びらに小さな斑点がある可愛い花で多花性
名前は学名で和名はないが、カラミンサで流通
2009年10月撮影 散策路にて
ハナトラノオ(花虎の尾)
シソ科・ハナトラノオ属 北米原産
花が沢山並んで尾のような花穂に
茎が四角形なので「角虎の尾」とも呼ばれる
2006年8月撮影 散策路にて
     
コリウス
シソ科・コリウス属 熱帯アフリカ・アジアなど原産
園芸品種も沢山作出されているが、葉の表面の
様々な色模様が美しい 花は見栄えもしないが
葉の色があせるので直ぐに摘んだ方がよいとされて
いる ニシキジソやキンランジソとも呼ばれている
2014年8月撮影 散策路にて

オルトシフォン・ラビアツス
シソ科ネコノヒゲ属 南アフリカ原産
ネコノヒゲの仲間 ピンク色の花を一杯つける
ピンクセージ(英名)とも呼ばれている
  2014年9月撮影 散策路にて