2006年9月22日(金)牧の戸
秋の長雨もやっと終わり久しぶりに天気が回復しましたので、友人と2人で牧の戸に出か
けました。仕事を早めに切り上げるつもりがあれやこれやで結局現地に到着したのは23時
30分です。到着してみると友人の機材周辺に猪がいて、それの後を別の車が追跡していま
す。約30分くらいで猪と車は自分達の場所を通過してその先へ行ってしまいました。いやー
大変でしたねえーなどと話しながら機材を設置していると、再び猪と車が戻って、近くをうろ
うろしています。そのうち追跡していた車の人は”たぶん大丈夫と思うけど、おそってきたら
逃げてくださいね”と言い残しどこかへ行ってしまいました。猪の方はというといつまでもあた
りをうろうろしています。自分達がいるせいでもと来た方向へ帰れないようです。そこで車二
台で押し返してやることにしました。ライトには全く反応しませんので、車でゆっくり押し出し
ます。車で圧力をかけてもゆっくりゆっくり、あたりをうろうろしながらしか進んでくれません。
望遠鏡を設置している所にさしかかると近づくのをいやがって引き返そうとします。そこを車
で誘導しながらやっと通過。もと来た方向へ200mほど行ったところで、もう大丈夫だろうとい
うことでこの件は解決しました。このとき実に1時30分。2時間も付き合わされてしまいました。
10年近く、この場には通っていますが猪に遭遇したのは初めてです。向こうから近寄ってくる
ことは普通はないと思います。
気を取り直して観望を始めます。透明度は今一つですが、シーイングはかなり良いようです。
早速、スカイクオリティーメーターで明るさチェックします。時間を空けて何度か測りまし
たが21.1〜21.2等/平方秒くらいの値です。気温は11℃から明け方は7℃くらいまで下がり
ました。参考までに自宅周辺が18.4等/平方秒、先日行った五ヶ瀬が21.5等/平方秒でした。
以下、観望記録です。詳細はおいおいスッケチにて公開します。
N175/210:X70で二つ同時に見えました。
N450:淡く大きい。明るさが片寄っています。
HCG21:とっても淡い。なんとか見えました。
HCG22:明るいのが1個と微光星状なのが一つ。
N1209:棒状の構造らしきものが見えます。
今回は惑星状星雲にトライしてみようということで、YAMASHITAさんのサイトに載っている
対象を星図に書き込んできました。一般に10"以下の小さな惑星状星雲は見つけるのが難し
く、見えても恒星状です。それはそれで面白いのですが、見つけられないとストレスがたま
ります。一方、OIIIフィルタを使うとNGCナンバーが付いていないような対象も結構見えた
ります。その点、YAMASHITAさん作成のリストでは15”以上の対象が幅広くリストアップさ
れていてとっても便利です。
Abell82:見えません。星図に記載した位置が1〜2mmずれていたのが原因です。
Abell84:薄っすら見えています。
IC1454:小さく見えています。
突然、北東の方から星が消えていきます。ガスが広がってきたようです。ほぼ全天、ガスに
覆われていまいましたが、比較的短時間で回復しました。しかし薄明まで時間がありません。
最後にオリオン座の惑星状星雲を見ました。
N2022:かなり明るくフィルタ不要です。これはおすすめです。
夜露がひどかったですが、なかなかの収穫でした。