観望日記
小石原 2006.11.12

11月12日の日曜日はとても透明度が良い日でした。翌日は仕事ですが、この季節は夕暮れが早いので、23時までとしてもたっぷり4時間は観望できます。近場の小石原へ出かけることにしました。片道1時間の距離です。お手軽機材というとこで経緯台に載せたFS78を持ち出すことにします。

19:00に設置が完了。ますは、スカイクオリティメータでの測定から。20.0等/平方秒と出ました。まだ、日が暮れたばかりなので、こんなもんでしょう。

南北にならんだM30,M2,M15をスケッチすることにします。倍率はX60です。
M30は扇形に開いた星列がうっすら星雲状に見えています。残念ながらスケッチに描くのは困難です。周辺部がざらざらした感じに見えます。
M2の前にいるか座の球状星団、N6934を見ておきます。メシエ天体に較べると小さいですが十分明るく見えています。
M2は明るいコアが目立ってます。コアの周辺部がブツブツと分離しかけた見え方です。
M15は鋭い中心核が明るく見えています。これもそらし目で分離ぎみです。M2もM15も淡い部分まで含めるとかなり広い範囲まで見えています。
この口径でも中心部の見え方が異なっているのが確認できて大満足です。

次ぎにN7000、北アメリカ星雲をスケッチします。フィルタなしでもメキシコ周辺のアーチが薄っすら見えています。カナダのあたりには微光星が密集していて明るく見えています。OIIIフィルタを使うと星雲の広がりがはるかに良く見えます。北アメリカ大陸らしい姿が十分確認できました。

前回スケッチしたIC1396を再確認します。OIIIフィルタを付けて見ると中心部の三つ並んだ恒星の周辺と、ガーネットスターの北東側がぼんやり明るく感じられます。写真と比較するとこれらは恒星の密集領域のようです。星雲を見るにはもう少し大きな口径が必要なのかもしれません。

早くも時刻は21:00です。ここで、再び暗さの測定です。今度は20.3が出ました。

後半はまずM52から。明るい星が一つに暗い星が20個ほど見えています。背景は三角形の星雲状です。近くのCz43も見えています。隣のN7635、バブル星雲はOIIIフィルタを使うと南北に長い形がかすかにわかりました。
次はN7789です。この口径ではさすがにぎっしり分離した姿とは行きません。それでも薄っすら広がった星雲状の表面が細かく分離しています。南西側の輪郭が明るく感じられます。
星団はスケッチに時間がかかります。残り時間も少なくなってきましたので
小さな対象に切り替えます。
N1535、エリダヌス座の惑星星雲です。カタログデータでは21"。X60では小さすぎです。X130まで拡大すると惑星状らいしい姿が見えました。
最後にN1999を見ます。オリオンの三ツ星のすぐ南です。これも小さいのでX130で見ます。暗黒帯はさすがにムリでしたが、恒星を中心として丸く広がった淡い姿が確認できました。

ちょうど23:00となりましたので、撤収ですが、その前にしつこく暗さを測ります。今度は20.6が出ました。町明かりも徐々に減ってきたようです。気温は0℃で霜がおりてます。