観望日記
牧の戸 2007.05.19

ついに50cmを持ち出す条件がそろいました。行き先は牧の戸。天気は曇りから晴れへの移行パターン。山なので回復は多少遅れるでしょうが時間の問題でしょう。現地に近づくと案の定、久住連山にだけ雲が掛かっていますが強行します。到着してみると久住連山の西端部なので雲の影響はあまりありません。透明度も良好です。まだ月がありますが、21時には観望を開始しました。

HCG41:2つがなんとか見えています(x220)。以前32cmでは全く見えませんでした。
UGC:4869:HCG37を導入したつもりが隣のU4869をスケッチしてしまいました。二つ見えています(x280)。HCG37は次回のお楽しみに。
HCG51:これはすごい。正三角形にあつまった3つと、少し離れて接近したペアが見えています(x280)。
HCG53:導入すると同時に雲が発生しました。30分近く、雲に出たり入ったりでスケッチできません。ようやく雲が消えた後は透明度が少し落ちた感じでちょっと残念です。楕円形と小さな斑点。楕円形の方は二つに分離して見える時があります(x280)。
AGC1367:x220の視野に7個の系外銀河が見えています。写真では一面系外銀河だらけのすごい領域です。32cmでもそこそこ見えた記憶があります。
N3766/88:ほとんどくっ付いたように見えるペア。N3788にはそらし目でかすかな斑点が感じられます。MegaStar+RealSkyによるとMAC1139+3156というカタログナンバーのついた領域です。(x280)
N3395/96:これも接触したように見えるペアです。(x280)
N3424/30:M81/82を小さくしたように見えるペアです。ほんとにそっくり。(x160)
N3504/12:やや離れたペア(x160)。
N3675:楕円形のりっぱな姿。周辺光芒が片寄っていて暗黒帯の存在が伺えます。(x280)
N3938:M101を小さくしたように見えるフェイスオンます。写真でもそっくり(x220)。
N3995:三つの系外銀河がコンパクトに集まっています。(x280)
N4676A/B:TheMice(ねずみ)という呼び名あり。特異な姿をした相互作用銀河です。小さな楕円体が二つ並んで見えます(x220)。難しくはありません。
N5296/97:細長いのと小さな斑点(x280)。
N5371:大きな(x280で)楕円形。渦巻きが見えかけています。
N5394/95:資料では特異な姿が印象的ですが、そこまでは見えませんでした(x280)。先入観を持って再トライが必要でしょう。
N5318/21:暗いペア(280)。
N5893/99/5900:明るい恒星のまわりに三つ見えています(x110)。
N6369:惑星状星雲です。x450まで拡大すると大迫力です。みごとにまん丸なリング状です。

以上でスケッチは終了し、自由観望に入ります。
B90:暗黒星雲です。x110で見ましたが、銀河が黒く抜けているというレベルでありません。黒いガス雲が浮かんでいるのが感じられます。すごいです。
M17:おなじみの白鳥星雲ですが、シャープな筋状の濃淡の集合体であるのがはっきりわかります。フィルタなしでもはっきりとオメガ状に見えます。
かんむり座銀河団:x280でも見えません。

振りかえってみますと9日間の間に4回出動。スケッチは42枚。これで心置きなく梅雨を迎えることができそうです。