M42 Ori 散光 L1
1998/10/31 03:33
1998/11/21
星野村
2/4/3
32cmDob TPL10.5
X150 0.3度
M42の中心部です。
かなり昔のスケッチです。2回のスケッチをアレンジしましたが、雰囲気が出ないので、
さらに記憶にある印象もかなり大胆に描き加えています。正確性もなく、満足できる出来で
はなかったので公開していませんでしたが、これ以上のものが描けませんのであきらめて
公開することにしました。
構造は非常に複雑で、スケッチが最も困難な対象です。中心の明部は複雑な立体オブジェ
を見ているような印象です。掃除していない倉庫などの角に見られるクモの巣の重なり(シート
状に
重なったタイプ)に似た感じです。
トラペジウムは明るい四つの恒星に加えて二つ微光星がはっきり見えています。
トラペジウムの南東部には明るい恒星が三つ、東西方向に並んでいます。この恒星列と
平行にトラペジウムへ向かってはっきりした暗黒帯が入り込んでいます。この部分は"魚の
口”と呼ばれています。この暗黒部の両側から突起のような小さな構造が飛び出しています。
トラペジウム周辺はM42の最も明るい領域で、特に北東部の輪郭がシャープです。
トラペジウムの背景が少し暗くなっていること、トラペジウムの南部にはかなり目立つ暗黒帯
が隣接していること、その反対側からも弱い暗黒帯が入り込んでいて、明るい領域がその
南西部に孤立していることなどが分かります。