スピリチュアリスト日記


スピリチュアリスト日記

<過去ログ・2016>



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スピリチュアリズム・FukuokaCircle



’16/12/15
「2016年の終わりに・・最高の死生観」」


11月の読書会は「スピリチュアリズムの死生観」について学習しました。
「死」は全ての人間に確実に訪れるものです。人類は「死」の恐怖から何とか逃れようとして宗教にすがってきました。そのために古来より宗教が存在してきました。しかし、結局のところ、宗教は真実の死生観を示すことはできていません。それは「死」を恐怖、悲しみ、永遠の別れ、と捉えていることで明らかです。
19世紀の半ばに優れた科学者によって「霊魂説」が証明される中で、スピリチュアリズムは死後も人間は霊界で生きていることを明らかにしました。それ故に死を恐れることも悲しむ必要もないことを地上人に示したのです。スピリチュアリズムの死生観によって人類は死の恐怖から救われました。しかしシルバーバーチはさらに高次元の死生観を語りました。それは「死」は喜びであり、希望であり、地上人生を生きたご褒美であると言ったのです。さらに死別は新しい人生の出発であって祝福すべき時、とまで明言しています。愛する人と地上では別れることになったとしても、必ず霊界で会うことができるのです。

「死」を恐怖、悲しみから、喜ぶべき、祝福すべきこと、というシルバーバーチの死生観は、これまでの死生観と比較した時、最大の転換とも言うべき内容です。人類にとって本当に大きな福音です。スピリチュアリズムの思想がいかに卓越したものであるのか、最高次元の死生観であることをあらためて深く実感します。


身近な人の死に直面した時、あの馴染の顔、あの言葉、あの笑顔がもう見られなくなったことを悲しむのではないと断言なさるのなら、あなたは絶対に悲しむべきではありません。この交霊会での知識は週に一度わずか一時間あまりの間だけの知識として取っておいていただいては困ります。皆さんの日々の生活の中で使用していただかないと困ります。その霊的な価値は工場において、仕事場において、事務所において、商いにおいて、専門職において、天職において、奉仕的仕事において、家庭内において、その絶対的基盤としなければなりません。あなた方の生活のすべての行為における光り輝く指標とならなければなりません。それが知識というものの存在価値なのです。

[シルバーバーチの霊訓・3-41]



2016年もあと2週間あまりです。皆さんのこの1年はどのようなものであったでしょうか。様々な思いが去来する中、新しい年もまたシルバーバーチが語っているように、霊的真理を生活のすべての指標とし、常に霊的観点から見る霊的人生の歩みを重ねた1年としたいと願っています。

2017年も多くの方が最高の霊的真理と出会うことができますように心からお祈りいたします。
(S・S)




’16/11/17
「悲劇を一掃するために」


自分の周りに日々実感できる自然の営みを、自分自身に備わっている霊的な感覚を持った確かな目で観察すれば、シルバーバーチが語っているように、神の創造の御業を誰もが見出せるのではないでしょうか。けれど、私たち地上人類はいつの間にか物質の重みに押しつぶされるように、霊的な感覚を失ってしまい、地球上には多くの悲劇が生まれることとなりました。悲劇は悲劇を生み、その連鎖の中で現在の世界は、いつしか目を覆いたくなるような惨状を呈しています。
多くの先人、聖人たちが悲劇を無くすにはどうしたらよいのか、その答えを求めつつも、暗闇の世界で生きることが当たり前となってしまった地上人にとって、神が願われた本来の世界など知る術もなく、有史以来現在に至るまで悲劇は終わることなく続いています。

暗黒の地球で嘆き、悲しみ、苦しんでいる地球人を何としても救わなければならないと、霊界の高級霊が一丸となっての働きかけが、170年前に具体的にスピリチュアリズム運動となって開始されました。そして悲劇の原因である霊的無知を一掃するべく、霊界から霊的真理がもたらされました。
私たちスピリチュアリストは霊的真理を今現在地上に生きている72億という人類に、先駆けて真っ先に知ることになりました。霊界からもたらされた霊的真理を人生の最高の指針とできることの価値を、霊的に未熟な私たちはまだまだ十分に体得しているとは言い難い面はありますが、手にした真理を学ぶほどに、地上における最高の叡智であるという認識を深めています。真理を知り得たからこそ、地上人生の目的や、人生で起きて来る様々な出来事の意味を正しく正確に理解することができるのです。それを思うと、知り得た真理を何としても周りの人たちに伝えていきたい、伝えなければならないという気持ちが募ってきます。

高級霊の方々の献身的な愛から始まったスピリチュアリズム運動によって地上にもたらされた真理は、真っ先に手にした私たちが次の人に手渡すという確実な方法で、全世界の隅々にまで広がり、遠い将来、必ず霊的同胞世界が確立されて行くはずです。人類を救うというこの大プロジェクトは、そのほとんどが霊界の人々によって成されています。しかし、地上人が成さなければ成就できないことでもあります。地上の道具がなければ霊界人も成す術がないとシルバーバーチは常に述べています。

私たちスピリチュアリストは決意一つで地上の道具として、働くことができます。限られた地上人生を最高の人生にすることができます。本当にうれしいことです。そのためにも学ぶことはまだまだ多くあります。階段を1つ1つ上るように確実に得られた知識を自分のものとすることができるよう努力を重ね、役立てていきたいと思います。
(s・s) 




'16/10/20
「人間観」の学習


福岡サークルの読書会では、9月と10月にスピリチュアリズムの思想体系1から、スピリチュアリズムの「人間観」を学習しました。また、膨大なスピリチュアリズムの霊的真理を正しく理解するためには、どうすればよいかという所から、真理の理解をするために必要な軸となる思想体系についても学習しました。
スピリチュアリズムの思想体系は3つあります。そして人間観は思想体系1に属します。思想体系については、これまでも時々学んでいる内容ですが、先月と今月の2回に亘って、真理を体系的に理解するという意味や、真理を整理するために人間を出発点とする3つの中心軸の設定など、基本的な事柄をあらためてしっかりと学習することができました。

その中で大切なことは、思想体系3つが全て、人間が出発点であり、人間とは紛れもなく自分自身であるという事実です。出発点となっている人間という存在は、自分から離れた、他人事ではなく、自分自身であるということです。人間=自分自身ということで、霊的真理そのものが自分に深く関わっていること、真理はどこかに存在しているのではなく、現実に自分自身と繋がっていて、密接で身近なものであるということを再確認した思いです。

人間観で学ぶ人間は霊肉2重構造であり、重複構造であるということは、私自身、もう何十年も前の信仰当初に学習した内容です。しかし、真理が密接に自分とつながっているという自覚の下で学習するとき、人間観についての理解も、以前に比べより深く自分の中に入ってくることが実感されます。霊的真理を日々実践するという霊的人生を送っている私たちですが、時間をかけた真理実践の歩みの中で少しは成長できているかなと思ってはいても、確信は持てないのが現実です。しかし少しずつではあっても、日々の悪戦苦闘、実践を積み上げる毎日の信仰生活は、確実に以前とは違った心の状態をつくり上げてきていることが感じられます。

今までもそうですが、これからも自分の決意1つで最高の貢献の道が準備されていきます。未熟ではあっても、純粋な決意があれば本当に霊界の応援は得られます。霊界の道具として、もっと使っていただけるよう知識の理解をさらに深め、実践する努力を重ねていきたいと思います。
そして、同時に、真摯にシルバーバーチの霊訓を読み、自分のこととして実践に取り組もうとしている人は日本の各地に現実にたくさんいる筈です。そうした人と一日も早く出会うことができるように心から願います。(S・S)




16/9/15
「最高の心霊現象論」


スピリチュアリズム普及会の第3ホームページに、スピリチュアリズムにおける心霊現象論が掲載されています。
この心霊現象論は、これまでの地球上における様々な霊的現象の意味、あるいはその意義・メカニズムなどあらゆる点から整理・解明する画期的な内容となっています。現在地上にあまたいる霊能者を、本物か偽物かの識別をなして偽霊能者を追放し、多くの人を悩ませてきた霊現象・超常現象を解明し、古代から脈々と流れてきている神秘主義思想をスピリチュアリズムの霊的視点から歴史上初めて明らかにしたものです。

サイトの最初に書かれてありますが、このサイトの目的は「正しい霊的知識の紹介」すなわち正しい霊的知識と霊的情報をできるだけ多くの人々に紹介するということです。これまで地上人類は様々な宗教や思想を通じて多くの霊的知識を得てきました。霊界があり人間が霊的存在である以上、心霊現象は特別なものではなく当たり前の現象ではあっても、目に見えない現象であるゆえに、多様な解釈のもと、正しく捉えることができないでいたのが現状です。霊現象を受け入れてもそこに霊に関する正しい知識が無かったならば、ただ現象に振り回されてしまったり、俗に言う、偽霊能者に騙されてしまうのは火を見るより明らかです。今自分の目の前で起きている霊的現象が本物かどうかを見極めるためには、正しい本物の霊的知識が不可欠なのです。

現在はスピリチュアルブームということで、書店に行けば心霊現象や霊能力に関する書物を必ずと言っていいほど目にします。またテレビでもそれらを扱った番組が高視聴率を取っています。しかし、こうした巷に溢れている心霊現象の真偽や、霊能者や宗教の教えのウソはスピリチュアリズムの霊的知識によって初めて明らかになるのです。それはスピリチュアリズムの霊的知識を得ることによって人々が偽霊能者に騙されることもなく、多くの間違った霊的知識をしっかり見抜くことができる力を与えられるということです。

私たちスピリチュアリストには今、最高の霊的知識が与えられているのです。と同時に最高の責任も負っていることをあらためて実感します。(S・S)




’16/8/18
「スピリチュアリズムの戦争観・平和観」

7月の読書会では、「スピリチュアリズムの戦争観・平和観」について学習しました。
その概要ともいえる内容が、「スピリチュアリズムは、人類史上“最高にして最大の平和運動”」というタイトルで、スピリチュアリズム普及会のホームページ、インフォメーション上で公開されています。

私たちスピリチュアリストは、真っ先に霊的真理という地上人として知り得る最高の真理を手にしています。最高の生きる知恵を手にしている私たちは、現実の地上世界の政治や戦争という問題にどう関わればよいのか。どのような対応が最も相応しいのか。そうした事柄にしっかりと向き合った考え方が示され、スピリチュアリストとして取るべきスタンスが明確になっています。

スピリチュアリズムは永遠という視点に立って、人類が生きるべき方向、目的を明らかにしています。地上人が全てと思っている地上世界は、本当は人間にとって一瞬にも等しい時間を生きる有限の世界です。地上人の本来の世界は永遠、無限の霊界です。霊界は争い事など無縁の理想の世界です。
しかし、地上世界は人類の霊的無知故に、理想とはかけ離れた、戦争を始めとする様々な悲劇に覆われている地獄といってもよい暗黒世界です。地上に蔓延する悲劇を一掃できるのはスピリチュアリズムの霊的真理の普及以外にはありません。けれども全宇宙の中で下から2番目という霊性の低い地球では、真理の普及によってのみ得られる理想の世界の実現にはまだまだ何千年という時間がかかるのです。

「戦争・平和観」の学習では、この世界は唯物主義が土台となっていること、私たちが暮らしているこの地球上には、物質中心主義と利己主義がはびこっているということをあらためて強く再認識しました。全ての国の根本に流れているもの、土台となっているものは利己性であり、それ故に国家間での争いが絶えることはないのだということ、信頼できる国は1つもないことなど、衝撃的ではありましたがはっきりと納得、理解できました。
戦争は決して行うべきではありませんが、他国から侵略を受けた場合、国防のために、軍事力によって自国を守る行為は正当防衛として神の摂理にあった行為であると、インフォメーションで明らかにされています。


真の平和を招来するためにスピリチュアリズム運動は始まったばかりです。地上世界の現実に身を置く私たちスピリチュアリストは、理想に向かって真理普及という歩みを全力で成しつつ、しかし現実もしっかりと捉えていなければならないのです。(S・S) 




’16/7/21
「永遠の霊的成長」

私たち地上人が、今この地球で生きている目的、様々な場所で様々な体験をしながら人生を歩んでいる目的は、ただ一つ、霊的成長のためです。一人一人が神から授けられた自分自身の霊を成長させていくためです。霊的成長のための歩みは地上だけに止まるものではなく永遠に続きます。今、地上で生きているのは、地上の行為によってのみ成長に結びつく内容や理由が地上人それぞれにあるからです。
私たちスピリチュアリストにとって、霊的成長を成すために必要なことは「霊主肉従」と「利他愛」という2つの摂理の実践であることはすでによく知っています。その中でも、自分を捧げ、犠牲にして周りの人に奉仕する、尽くし与えるという利他愛は、神がこの宇宙を創造されたときの思いであり、今、この時も地球人類すべての人に注がれています。
私たちはそうした純粋で真実の愛が存在することを、真理によって真っ先に教えられました。利他的な愛を実践してこそ私たちは真に成長していくことができます。本来は肉体が成長していくと同時に、霊的にも成長していくことが神の子供として地上に生み出された私たち人間の生き方です。


けれども、私たちは地上に生きているが故に、僅かながらの精神レベルの成長はあったとしても、五感で捉えることができるものでしか実感できず、いつの間にか肉体の成長のみに目を奪われてきました。そのために見た目には大人であっても、人間としての成熟度を示す霊的成長が成されていない人間があふれています。
そうした未熟な大人によって動かされている地上世界は霊的光も差し込まず、悲劇的な現状が広がっています。その様相はまさに地獄といってもよい暗黒の世界です。暗闇の世界で、ただ成す術もなく喘いでいる地球人を何としてでも救わなければならない、というイエスの願いは霊界にいるすべての高級霊の願いでもあります。私たちはこの暗闇の地球を光に満ち溢れた世界にするために導き続けているイエスを始めとする高級霊の方々の姿勢をよく知っています。それは全人類に注がれている神の愛に等しく、純粋で無私無欲の真実の利他愛に基づいた、まさに私たちスピリチュアリストが見習うべき手本となるものです。
高級霊の姿勢と思いに少しでも近づきたいと、真理を教えられたスピリチュアリストは少しずつ努力を続けています。しかし、真理を得て以来、努力の月日を重ねてはいますが、完璧には程遠い現実の在り様を自覚するにつけ、霊的成長は完全さを目指して永遠に努力を続けていかなければならないものであることを実感します。

まだまだはるかに道は続きます。永遠の中の一コマが今の地上人生です。それ故に、まずは地上における残りの人生を倦まずたゆまず、歩幅は小さくともゆっくりと確実に利他愛実践という奉仕の道を歩み、心を成長させていきたいと思います。(s・s)




’16/6/16
「全体像の比較」


福岡サークルの読書会では、昨年の9月から「2つの視点から見たスピリチュアリズムの全体像」を学習しています。
1つは救済の観点から、そしてもう1つは宗教の観点から見た全体像です。救済の視点からスピリチュアリズムの全体を眺めていったとき、導き出される定義が「霊界主導による地上人類救済計画」です。そして宗教の視点から見て、導き出される定義は「霊界主導の人類史上最大の宗教革命」です。


救済観、宗教観ということで、ともすればこの2つを別のものとして捉えがちです。けれどもこの2つは視点は異なっていますが、同じスピリチュアリズムの全体を表しています。スピリチュアリズムの全体像を角度を変えて整理したものですから、関連づけて眺めたとき、当然同じような内容、共通するものはたくさんあります。

5月の読書会ではその中からいくつかを取り上げて比較しました。キーワードとなる言葉は、霊的無知、悲劇、霊的真理、霊的同胞世界、です。

救済の観点から見た時、霊的無知による物質主義、利己主義から地上は悲劇に覆われています。宗教の観点からでは霊的無知によって間違った宗教が蔓延し、地上は悲劇の世界となっています。それ故に霊的真理をもたらし、人類を救う。霊的真理をもたらして宗教革命を達成する。その結果霊的同胞世界が確立されていきます。霊的同胞世界とはスピリチュアリズムによってもたらされる人類が救われた世界です。一方では真理の広がりによって、一人一人の救い、霊的成長が成され、もう一方では真理の広がりによって、間違った宗教が駆逐され、正しい宗教が広がっていきます。そして霊的同胞世界確立のプロセスはどちらも長い時間がかかります。

このように2つの全体像を比較することで内容が関連づけられ、真理の理解が立体的になっていきます。真理がもたらされた背景、高級霊たちの思いと願い、そうしたこともより明確に自分の中に入ってくることで、霊的な動きも感じられるようになるのではないでしょうか。学習と実践は両輪ですが、理解が立体的に、そして深くなっていくことで、実践に向ける意識、意欲も高まっていきます。


スピリチュアリズムを常に大きく捉えていくこと、これはすなわち全体像を把握するということになりますが、スピリチュアリストにとってはとても大事な姿勢です。(S・S)




’16/5/20
「救う立場」


5月の読書会では、スピリチュアリズムの宗教革命に関するシルバーバーチの言葉を「シルバーバーチの教え」から抜粋して学習しました。シルバーバーチの一つ一つの言葉が、地上における宗教革命の必要性や重要性、そして宗教革命は必ず成就することを示しています。その中で「間違った宗教の霊的牢獄から救われた人は喜ぶだけでなく、いまだ霊的牢獄で隷属状態にある人々を救うために努力してください」と語っている箇所がとても印象に残りました。霊的真理を得て正しい生き方、正しい宗教がどういうものか分かった人は、これからは今まであなた方と同じように間違った教えの下で苦しみ、悩んでいる人たちを救い出そうとしている霊界の高級霊と想いを一つとして、救う立場に立ってくださいと言っているのです。

シルバーバーチを始めとする高級霊たちはすべてを犠牲にして真理普及のために働いています。その姿勢は地上で悲劇の中で苦しんでいる人々を何としても救いたいという愛の思いから始まっていることを私たちは教えられています。
地上人一人一人に真理を手渡すことは、地上で生きている一人一人を最高の幸福に至る教えを授けることです。ということはこの地上で「最も価値のある仕事」ということです。そして、そうした最高の仕事に携わるということは、地上に働きかけている高級霊と同じ立場に立つということでもあるのです。

霊的なことに何も反応しない人や、否定する人にとっては、お伽話としか思えない内容であっても、霊界から地上人を救うべく真理普及という大プロジェクトは着々と進んでいます。私たちスピリチュアリストは、その大プロジェクトに地上側で参加し、貢献できるのです。
そのためにも、高級霊の真の利他愛の姿勢、すべてを犠牲にして臨むその姿勢をしっかりと見習っていく、自分のものとしていくことが求められています。

読書会という短時間の学習でしたが、日常的な行為と離れた霊的交流の場におけるシルバーバーチの言葉はより強く心に迫ってきました。この世的な能力のなさを嘆きたくなることも多々ありますが、それ以上に多くの人々の救いに繋がる最高の奉仕ができること、霊界の人々と同じ救う立場にいることをより自覚して、努力を重ねていきたいと思います。(S・S) 




’16/4/21
「摂理の支配」


日本の春の訪れを告げる桜も葉桜となって、今まさにシルバーバーチが語るごとく小躍りするような美しい季節を迎えています。冬から春へ、そして春から夏、秋へと四季のはっきりしている日本では、そのたびに自然の素晴らしさを満喫することができます。私たちは素晴らしい自然が、神によって造られた摂理に沿って育まれていることを教えられています。摂理の支配の故にこそ、私たちの目に映る自然は本当に美しい様子を見せてくれています。
しかし、自然は時として怖ろしいほどの破壊力をもって私たち人間を悲劇の世界に貶めます。4月14日の夜に端を発した熊本の地震は1週間が経ち少し落ち着いた感がありますが、まだ時折大きな余震が発生しています。14日の前震16日の本震ともに福岡も大きな揺れを感じました。東日本大震災のような津波の被害こそありませんが、強い揺れによって多くの家屋が破壊されました。一瞬前まで平和な時間が流れていたことを思うと本当に胸が痛みます。当初は交通網が寸断され、救援物資など、物流の輸送が滞りがちという報道もありました。1週間が過ぎて鉄道、電気、ガスなど環境インフラは復旧作業がずいぶん進んでいるようですが、まだまだ被災された皆さんは、大変な状況、困難な状況にあると思います。様々な支援が行き届き、身も心も安心できる日が1日も早く訪れますようにと心から願っています。

こうした災害を目の当たりにする度に、人間の無力さを思い知らされます。と同時に自然のみならず、私たちを取り巻く宇宙すべてが摂理によって支配されていることを、あらためて実感します。シルバーバーチは地球も完全に向けて少しずつ進化の道を辿っていると語っています。人間の目には災害としか映らない現象も、大きな視点からみれば必然的に起きてくるものなのです。地殻の変動も、地球自身も生きているが故に、物質次元の法則によって起こっています。

私たちスピリチュアリストは多くの人に先駆けて霊的真理によって摂理の支配を知ることができました。宇宙すべてが神の定められた法則によって動いている中で、人間だけが自由意志を得ているために、悲劇の蔓延する地上地獄の世界を作り出しているという現実も知ることになりました。摂理と一致した生き方ができれば、地上人類は今自然が醸し出しているような美しい世界、神の愛に溢れた霊的同胞世界を地上に実現させることができるのです。
地上地獄という現在の地球の現実の世界の対局にある、天国とも言うべき霊的世界を実現させるために霊界は働きかけを開始し、大軍団が組織されています。今すぐに新しい霊的世界を実現させることは不可能ですが、何千年をかけた遠い将来には必ず出来上がる世界です。スピリチュアリストは地上の道具として、真理を伝える義務があります。
地上人類全てが真の幸せを手にするまで働きかけを続けるという、私たちへの最高の愛を持って、霊的同胞世界実現への道を推し進めてくださっている霊界の高級霊の方たちの想いをいつも忘れずにいたいと思います。
(S・S)




'16/3/17
「道具意識の大切さ」


私たちスピリチュアリストは霊的真理を受け入れて、正しい理解に努め、正しい実践に励んでいます。スピリチュアリストが成す正しい実践とは、霊主肉従、利他愛の実践、苦しみの甘受です。

スピリチュアリズム普及会のホームページに公開されている「スピリチュアリズムの思想・Ⅲ」には、これらの実践をさらに確実に成すために3つの秘訣が述べられています。それが「道具意識」「犠牲精神」「霊的視野」です。これらの3つはそのどれもが霊的実践の強力な武器となるものです。
その中でも「道具意識」については、ニューズレター4号に、「道具意識に徹することで、スピリチュアリストとしてのすべての実践は成し遂げられる」「スピリチュアリズムの実践のすべてが道具意識という一点に集約されている」と書かれているように、とても重要です。

霊的真理を正しく学んでいるスピリチュアリストであれば、スピリチュアリズム運動は霊界主導によって成されているということは、当たり前の事実として知っています。霊界主導とは霊界にいる霊たちによって、スピリチュアリズム運動、すなわち地上人を救う働きかけが行われているということです。
シルバーバーチは常に私たちに、高級霊の手足となって働いて欲しい、道具となって地上人に働きかけて欲しいと語っています。スピリチュアリストは霊界の良き道具となってこそ、真理を伝える本物の担い手となることができます。霊界が使ってくださる道具となってこそ、真の奉仕ができるのです。

これまで未熟であっても積み重ねてきた1年、1年の実践の日々を通して、一人でも多くの人に真理を伝えるという奉仕が最高、最善の価値を持つものであることを確信しています。私たちが純粋な道具意識を持てば持つほど霊界は私たちを信頼し、さらに奉仕の場を整えてくださいます。
様々な悲劇が蔓延している暗黒といってもいいこの地上世界が、スピリチュアリズム運動の最終目的とする霊的同胞世界となるためには、目を引くような派手な行為や演説が必要なのではなく、自分のすぐ身近にいる人たちに、人間としての正しい生き方はこうなのかと実感させる、私たち自らの姿勢を正した、神が定められた摂理を毎日の生活において体現する、実践する生き方を示していくことに他なりません。日々の一瞬一瞬の生活の場において、神の分霊を宿している人間として生きる姿勢を見せていくことです。

いまだ霊界を信じられずにいる人も多い中で、霊界の道具として働けることの素晴らしさを実感できることは本当に幸いなことです。これからも少しでも未熟さをなくし、霊界から万全の信頼を得た霊界の良き道具として、救いに至る真のメッセージを時期のきた人々に伝えていきたいと願っています。(S・S)




’16/2/18
「全体像の理解」


福岡サークルの読書会では、昨年の9月から12月まで「救済の観点からみたスピリチュアリズムの全体像」を学習しました。

スピリチュアリズムの霊的真理を学ぶとき、各テーマにおける重要な部分の理解はもちろん大切で必要なことですが、全体を知るということもそれに劣らず重要です。
このホームページでも、まずスピリチュアリズムの全体を理解していただくために最適な入門の本として、スピリチュアリズム普及会発行の「スピリチュアリズム入門」と「続スピリチュアリズム入門」を紹介しています。「入門」とあるように、スピリチュアリズムや、「シルバーバーチの霊訓」を初めて知った方がこれらの本を読み、まずスピリチュアリズムのアウトラインを学ぶことで、余計な回り道をすることなく、スピリチュアリズムの本質をストレートに、そしてシルバーバーチが繰り返し語っている言葉の真意を読み取ることができるようになっています。


福岡サークルで昨年学習した全体像においても、スピリチュアリズムがなぜ、どういう理由で始まり、これからどういう形で進められるのか。目標はどこにあるのか。スピリチュアリズムの定義から始まって、スピリチュアリストであるなら、必ず知っておかなければならない内容を救済という視点から学習しました。そうすることで、これまで様々に学んできた霊的真理の部分的な理解が繋がって、より深められたと思います。全体を大きく捉えていく視点を持つことはとても大切なのです。

これまでも何度となく感じてきたことでもあり、また、先に挙げた「スピリチュアリズム入門」の紹介のページにも書きましたが、「シルバーバーチの霊訓」を隅から隅まで読んだとしても、自分なりの読み方に終始するならば、そこから体系的にスピリチュアリズムの真理を理解するというのは本当に難しいことだと思います。何故なら、シルバーバーチの言葉は私たちの心を揺り動かす素晴らしい内容に溢れていて、感動に終始してしまうからです。シルバーバーチの語る一つ一つの言葉には、大いに納得したり、とても感激するのですが、シルバーバーチが私たちに知って欲しい、人生の生き方に反映して欲しいと願っている本質的な事柄を受け取ることができず、そのまま流されてしまいがちです。

シルバーバーチの霊訓から、霊界の意向を正しく知り、自分自身の地上人生をどのように生きればよいのかは、スピリチュアリズム普及会から発行されている「スピリチュアリズム入門」やホームページに公開されている「スピリチュアリズムの思想」を読むことで明確に知ることができます。真理に初めて出会った人は、まず全体を学ぶことが必要です。しかし、初心者に限らず、何年も真理を学習してきた人であっても、折に触れて全体を捉えることでそれまで培ってきた真理の理解をいっそう深めることができます。

地上人生は限られています。限られた時間の中で霊的真理をしっかりと自分のものとして、無駄のない真理実践の道を最優先して歩んでいきたいと思います。(S・S)




’16/1/21 
「2016年・・・新しい年に向けて」


新しい年、2016年がスタートしました。今年も新しい年の第一歩を、心も新たに踏み出していきたいと思います。

私たち地球人類は霊的成長という、人間が最も幸福な世界を構築できる人生を一人一人が生きるようにと神が願われて、霊的生命という永遠の命を授けられています。けれども、幸せになるためにと、永遠の命と共に与えられた自由意志の用い方を誤り、人類は最も不幸な世界を地球上に作り出してしまいました。
有史以来、戦争は絶えることはなく悲劇の連鎖が続いています。さらに地上人生だけがすべてと思い込んだ物質主義の生き方は、自分だけがよければそれで良しという利己主義を生み、それらが地球全体を覆い尽くしています。そのために、全人類が飢えることのないように生産されている筈の食料が公平のバランスを大きく傾かせ、毎日3万人という信じられないほどの多くの人が飢えによって大切な命、大切な地上人生を失っています。

そうした悲劇や不幸の原因が霊的無知であることを、私たちは霊的真理という霊界からもたらされた真の知識によって知ることとなりました。同時に知識がもたらされた背景に、霊界が計画した地球人類を救うための大きな計画、即ちスピリチュアリズム運動の存在があることも教えられました。
イエスを頂点とする霊界の最高級霊が地球を救うために、全力を結集して臨んでいるというスピリチュアリズム運動は、霊的な事実を認識できない人々にとってはにわかに信じられないことではあっても現実に存在する一大プロジェクトです。今、このときも地球に向けて救いのための働きの手を休めることはありません。

私たちスピリチュアリストは、地上人を救うための真理の種はすでに地球に根づき育っていること、地上にもたらされた霊的真理はこの先どのようなことがあっても決して失われることはない、ということを知らされています。それ故に、地上的な時間がどれだけかかろうとも、世界人類が霊的に目覚めた、真の同胞世界は必ず確立できることを、しっかりと頭に描くことができます。

遙か先ではあっても、必ずに実現するであろうスピリチュアリズムが目指す霊的同胞世界の確立に向けて、今自分ができることは真理の実践に励むこと、そして一人でも多くの人に真の福音を伝えること、それだけです。霊界の方たちが援助の手を休めることがないように、自分自身もこの地において倦まずたゆまず日々努力していきたいとあらたな決心をしています。

今年も多くの方が真理と出会い、本当の霊的人生を歩み出すことができますよう心から祈ります。(S・S)