病院の待合い室

もう何年も前に、鼻の調子が悪くて耳鼻科に通ったことがあります。慢性鼻炎というやつです。

通算3カ月、10回くらいは通ったでしょうか。改善したのかどうかわからないうちにうやむやのうちに止めてしまいました。その耳鼻科は大牟田駅前ということもあってか、人気が高く、朝早く行ってもおおよそ30人くらいの人が待っている状態でした。それでも1時間以内には診察を受けられるんですからそのさばけるスピードは大したものでした。(逆に言えばひとり2分以内の診察時間)しかしながら、病院の待合い室での1時間は長い。ほんとうにする事がないんです。

古くなった週刊誌をぱらぱらとやってはみるんですが、どうも読む気になれなくてぼーっとしてしまいます。しかたなく待合い室の人を観察しますと、おおよそ平均年齢70才、女性8割というところでしょうか。

数えるともなく人数を数えますと30人。70才が30人。70×30=2100。2100年。たあいもないことですが、この待合い室におられる人の年齢を縦につなげるとおおよそ2000年になるんだなあと思ってしまいました。おりしも世紀末だ、ミレニアムだと騒いでいた時でしたから、この2000年という響きと合わさってしまいました。そして、もう一度周りの人を眺めて思いましたね。2000年は案外短いのではないかと。

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