思いつくままに」
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有明海

有明海の海苔の不作から、有明海そのものがクローズアップされている。原因は、諌早湾の干拓や、さかのぼって、筑後大ぜきなどもとりざたされている。
私の住む大牟田市の小浜町は、名前からして海辺であることがわかるが、もっといえば、大牟田という地名からしてここが大きな沼地であったことを現している。歴史をさかのぼれば、大牟田の歴史は埋立の歴史であった。海の干満の差はあっても、周辺は、いわゆる遠浅であり、埋立もきっと比較的容易なものだったのだろう。詳しくは知らないが、大牟田市のかなりの部分が埋め立て地であるに違いない。

聞くところによると、30年ほど前は、私の家から20メートルほどのところにある、堤防が海岸線だったそうだ。さらに70年ほど前は、この家は有明海の一部であり、大牟田駅あたりが海岸線だったらしい。大牟田駅から現在の海岸線は1キロはあるだろう。

大牟田にしてがそうであるから、当然、有明海沿岸の市町村は、すべからくこの埋立を歴史的に進めてきたといえそうだ。つまりじわじわと有明海はせばめられてきたといえそうだ。


有明海のでは、遠く韓国の海岸でみられる魚介類がとれるそうである。かって日本が大陸と陸続きであったなごりである。有明海はちょうど、そのころから閉じられた湾を形成していたのか、外海から守られて昔の海の様子を維持できたのだろう。


原因の究明はどうなるかわからないが、いずれにしても、これ以上有明海を狭くするような政策だけは今後とも止めてほしいものだ。

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