クリスマスローズの育て方(in Kyusyu)                   
  じっと冬を耐え忍び、他のどの花よりもいち早く春を感じて咲き始め、しかも日陰で遠慮がちに
うつ向きかげんに・・・、でもしっかり自己主張(皆顔が違うのです)しています。
こんな魅力的で力強い、世界に一つだけの花・・・、あなたも一緒に春を待つ喜びを感じませんか?
こんな人生を歩まねば・・・Weekend Boss
苗の選び方
ポイントは葉の大きさです。
葉数の多さで選ぶのではなくて、数は少なくてもしっかりとした大きな葉を持ったものを選択しましょう。
株元が太くぐらついたりしていないもの、又病気で変色したりしていないのは勿論です。
植え付け
用土は排水と通気性の良いものを使用します。
  ・硬質赤玉土(小粒)                      5
  ・完熟腐葉土                          3
  ・珪酸分の多い赤ボラ(6号)又はパーライト       2
  ・根腐れ防止材(竹炭、ゼオライト、蟹殻キトサン等)  少々
この配合で暑い九州の我が家でも、病気等はこの20年間皆無で元気に育ってます。
オリエンタリスは酸性の土壌にも適応しますが、原種系は中性から弱アルカリ性の土壌を好みます。
植え付け植え替えの際には、キンポウゲ科ですが根鉢はしっかり解した方がその後の生育が良い様です。
鉢植えのクリスマスローズは意外と根の発育が旺盛で根株が大きいので、少し大きめの深鉢を使用し、
毎年一回り大きな鉢に植え替えるのがベターです。
又鉢の素材は、通気性の良好なテラコッタやモスポットがベストでプラ鉢なら底のスリットの大きめなものが良く育ちます。
植え替え
9月下旬から12月までが最も生育旺盛な時期で、植え替えの適期です。
植え替えは、霜が降りる様になると成長が穏やかになってしまうので、霜の降りる前までに
済ませたほうが良いと思います。
大株は花芽形成の終了した10月中旬以降から植え替えた方が良いと思います。
肥料(燐酸分の多い肥料・・窒素分の3倍以上)もこの時期から施し始めます。
春の花後の生育期にも植え替えができます。
置き場所
地植えの場合は、先ず第一に水が溜まらないような場所を選定しましょう。
次に夏の直射日光と西日の当たらない場所に植え付けましょう。
木漏れ日程度が当たるような場所が最適ですが、大きな木の根が張り出した様な場所は、
年々株が弱って小さくなってしまうので要注意です。大きな木の株元が良い!というのは常ウソです
地植えの場合は、日陰の場所でも充分適応力のある植物なので、一日中日の当たる場所よりは
九州の場合はむしろ日陰の方が一年を通して順調に育ちます。
それでも一日中日が当る場所でも排水さえ良ければ充分適応して育ちます。
又鉢植えの場合、冬に暖房をきかせた部屋に取り込んだ場合、花色が悪くなってしまいます。
水遣り
地植えは、ほとんど必要ありません。
鉢植えの場合は、表面が乾いて一呼吸おいて充分与えてください。
鉢土が乾いていないのに潅水をすると、根腐れや病気の原因になってしまいます。
水枯れよりも夏に水をやり過ぎて駄目にするケースの方が多いと思われます。
基本的に乾燥には強い植物ですが、軒下などの雨水の当たりにくい場所はつい水遣りを
忘れてしまうので、水枯れには充分注意しましょう。
施肥
燐酸分の多い緩効性肥料を元肥として植付け時根から若干離した場所に与え、10月から5月中旬頃
まで追肥し、根腐れ防止の為6月には肥料が残らないようにしましょう。
生育旺盛期にはエネルギー不足にならないよう、液肥を適宜与えるのも効果的です。
5、6月は窒素分を効かせて葉を大きく、9〜12月は燐酸分の多い液肥が花芽形成に有効です
葉切りについて
目的は、
 ・日光を充分当て、花の上がりをまっすぐ良くするため
 ・病気(低温期に発生しやすい灰色カビ病など)に対しての対策
 ・地際の乾き、通気性の確保のため
 ・葉に埋もれて花が目立たない等美観的な目的のため
   ・生産者は特に場所確保の為なのか・・・?
といわれていますが、私は極力自然なままがベターだと考えて、病気の葉や極端に痛んだ葉以外は切り取らない様に
しています。 株の太り方は格段に違ってきます。 切り取る場合は花芽の固定した11月下旬以降が適期です。
花後の管理
全ての花が咲き終わったら、花茎や古い汚い葉は基部から3センチほど残して切り取ります。
切り取った花はドライにするととっても素敵で、リース等に利用すると一年中楽しめます。
又茎が腐ったら元から取り去り病原菌予防の為、ダコニールを散布しておきましょう。
お礼肥え(IB化成肥料を5粒程度)も忘れないように。
ポイント
発芽からの1年間にどのくらい株元から伸びる主根とそれから伸びる髭根が成長したかで、
3年目にちゃんと花が咲くのかどうか重要にかかわってきます。
ポット上げは、早ければ早いほど良いと思われるかも知れませんが、私の経験では
本葉が一枚出た頃が適期だと考えています。浅く植え過ぎるとグラグラしてその後の生育が思わしくありません。 
双葉の時期に植え替えると、ちょっとした根の傷みに抗し切れず、本葉が出てこないケースが
見受けられます。
夏までに出来るだけ大きな葉に成長させましょう!
この大きな手のひら大の葉が、9〜10月に花芽を形成させるのです。
又この時期に全く日光に当てないと花芽が分化しにくいので、木漏れ日程度は是非当てるように
して下さい。
秋になり再び活動を始めると、花芽⇒蕾⇒開花と進んでいくので、燐酸分の多い液肥を与えるのが有効です。
その他
「クリスマスローズ」という名前
一部の愛好家の間では、「クリスマスローズと呼ぶのは止めよう!ヘレボルス(ヘレボレス)と呼びましょう!」
という声もあるようだが、ヘレボーと呼ぶのもちょっと・・・。
巷に出回ってるオリエンタリス系は正式に云うのなら、ヘレボラス・ハイブリダスでしょう!
でも、私はこの「クリスマスローズ」という名前がとても素敵な呼び名だと密かに気に入ってるので、
ニガーやオリエンタリスに係わらず、今後もこの様に愛着を込めて「クリスマスローズ」と呼んでいきたいと
思っています。
原種系は九州では特に夏の暑さに弱く、地上部はほとんど溶けるようになくなってしまいますが、
地下部は決して死んでおりませんので、絶対に諦めないで捨てるようなことのない様に。。。
苗で花の色は分からないが、概して葉の薄い色は花も薄い色が多いようです。茎の色も参考になります。
しかしながら、グレーブラックの様に花は真っ黒なのに葉色は薄いグリーンだということもありますが・・・
又憧れのダブルの花は、葉のぎざぎざも大きく切れ込んでるところなどもなるほど!と思われます。
ピコティーも若葉の外周がやっぱりピコティーになっているものは、これもなるほどなるほど!と思われますね。
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